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漢検の正式名称と主催団体・資格欄への書き方・何級から書くのか

更新日:2023年12月08日

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「漢検」という資格、聞き覚えはありませんか。正式名称は「日本漢字能力検定」です。文字を書く機会が減っている現代こそ、漢検の級を保持していることは、就活のときにも強みになるでしょう。今回は漢検の受験案内と正式名称や主催団体、履歴書の資格欄への書き方を紹介します。

漢検の正式名称と主催団体は?

漢検の正式名称は「日本漢字能力検定です。主催団体の正式名称は「公益財団法人 日本漢字能力検定協会」といいます。京都に協会の本部があります。

日本漢字能力検定とは?

漢検(正式名称:日本漢字能力検定)は、10級~3級と準2級、2級、準1級、1級の12段階に級が設定されています。年度ごとに3回、春、秋、冬と検定試験があります。 平成29年度は今年の平成30年2月に3回目の試験があります。今年度は申込みを終了していますので、来年度、平成30年年度の検定の日程をご紹介しましょう。

平成30年度の漢検日程は?

平成30年度は、6月、10月、2月に漢検が行われます。 第1回検定日:平成30年6月17日(日) 受験申込期間:平成30年3月1日(木)~5月17日(木) 第2回検定日:平成30年10月14日(日) 受験申込期間:平成30年7月1日(日)~9月14日(金) 第3回検定日:平成31年2月3日(日) 受験申込期間:平成30年11月1日(木)~12月26日(火) 以上が、平成30年度の漢検の日程です。あなたの都合に合う検定日はありますか。

検定の時間は?

平成30年度の検定時間も、すでに決定しています。 ・10:00~11:00 2級 ・11:50~12:50 準2級 ・11:50~12:30 8級~10級 ・13:40~14:40 1級、3級、5級、7級 ・15:30~16:30 準1級、4級、6級 8級~10級は試験の時間が40分、7級以上は60分です。準2級は合格できそうだけど、2級はもう少しかな、などと思っている方はいませんか。隣り合った級は(準2級と2級、3級と4級など)検定時間が重ならないので、同じ検定日に二つの級を受験することもできます。 7級~2級と限られますが、「CBT検定」というコンピューターを使った試験を受けることもできます。専用のシステムがある会場で、自分の都合のいい日時を選んで受験ができるので、とても便利です。会場は47都道府県にあります。詳細は以下のサイトをご覧になってください。

漢検の検定料はいくらかかるの?

検定料は受験級によって異っています。 ・1級:5000円 ・準1級:4500円 ・2級:3500円 ・準2級~4級:2500円 ・5級~7級:2000円 ・8級~10級:1500円 2級が、高校卒業程度の漢字能力となっています。漢検のホームページでは、受験級の目安チェックができるので、自分の現時点での実力がわかります。合格できそうな級や勉強しても目指したい級など、自分が受験したい級の検定料を確かめてみてください。

日本漢字能力検定協会とは?

漢検の主催団体は正式名称を日本漢字能力検定協会といいます。1975年(昭和50年)に京都に本部を置いて設立されました。設立と同年(1975年)11月に第一回目の検定試験が行われています。 日本漢字能力検定協会は、日本語・漢字に関する「普及啓発・支援活動」「調査・研究活動」「日本語能力育成活動」を3つを柱に活動をしています。漢検は日本語能力育成活動の一つとして行われています。 その他にも文章検定の実施や博物館、図書館の運営、漢字文化研究などの活動を行っています。

日本ビジネス技能検定協会主催の漢検との違いは?

「漢検」と呼ばれる検定試験が二つあります。「日本漢字能力検定協会」主催のものと「日本ビジネス技能検定協会」が主催している漢検です。主催団体の正式名称が違う、二つの漢検の違いをみていきましょう。

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初回公開日:2018年01月23日

記載されている内容は2018年01月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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