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「一興」の意味/読み方/使い方・具体的な文例・使用されている書物

更新日:2020年08月07日

言葉の読み方

「一興」という言葉の正しい意味や使い方を理解していますか?この記事では一興の基本的な読み方から、具体的な文例までをご紹介しています。一興はちょっとしたおもしろみを意味する独特な言葉です。使い方によっては失礼にあたることも。微妙なニュアンスをマスターしましょう。

「一興」の読み方は?

一興という言葉は日常でも本でもよく使われる言葉です。一興は「いっきょう」と読みます。「いっこう」ではないので気を付けましょう。今回は一興の正確な意味と使い方を確認していきます。

「一興」の意味って?

一興は「ちょっとしたこと」に対しての面白みの表現として使います。「興」という字自体、「興味」「興が乗った」と言うように、面白さを表す漢字です。一興は、そんな興の中の一つであるという意味です。 また、一興は同じ「面白い」「素晴らしい」という意味でも、使われる対象に少々癖のある言葉です。一興の微妙なニュアンスを改めて確認してみましょう。

ちょっとしたおもしろみ

一興は「ちょっとしたおもしろみ」を意味します。大きな笑いが巻き起こるような面白さではなく、くすっと笑ってしまうようなささやかな面白みに使われます。 例えば、「勝手知ったる友人と家で飲み明かすのも一興だ」という感じでしょう。激しい喜びではなく、ささやかな楽しみがある、という意味で使います。

それなりの楽しみ

一興には「それなりの楽しみ」という意味があります。こちらも「もっと面白い事があるが、しかしこれも悪くない」程度の軽いニュアンスです。あくまで「悪くない」という低めの尺度であることがポイントです。 例えば、「プロの芝居もいいが、素人の芝居もまた一興だ」という言い方ができます。プロの芝居の方が圧倒的に面白いが、素人の芝居もそれなりに面白い、たまには悪くない、というニュアンスで使っています。

風変りで面白いこと

一興には「風変りで面白い」という意味もあります。通好みのものや、あまり経験しないこと、一般的には面白いとは思えないようなことに使います。 具体的な例としては、「雨の日に出歩くのも一興だ」という感じでしょうか。一般的に、雨の日は太陽が出ておらず、じめじめしていて不快です。そこにあえておもしろみを感じようという通の心を「一興」によって表しています。

「一興」を反語として使う場合の意味は?

一興は近世では反語として用いられることもありました。皮肉の入った言い方です。現代でも「あきれて笑いしか出ない」「驚いて笑いが出た」という場面があるでしょう。使い方を確認してみましょう。

意外なこと

反語としての一興は、意外なことの意味で使われます。「これは一興」と文頭に置き、驚きのあまり出てしまった言葉というニュアンスで使います。

奇怪なこと

反語の意味での一興は奇怪なことが起きた時に使われます。「嘘だろう?」と言いたくなるような不思議なできごとや、理解できないことが起きた時に使います。

初回公開日:2018年02月24日

記載されている内容は2018年02月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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