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形態の読み方/意味/英語表記/類語・心理学における形態の意味

言葉の読み方

皆さんこんにちは、今回は「形態の読み方や意味、その英語表記と類義語」と題して、「形態」という言葉の意味合いやその用例について多角的な視点からご紹介します。「形態」という言葉は日常用語でも使われますが、その深い意味には魅力的な内容が隠されています。

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「形態」という言葉の読み方

「形態」という言葉の読み方

「形態」は「けいたい」と読みます。文章やその内容によっては「かたち」をはじめ筆者の意図した読み方で読ませる場合もありますが、まずは一般的に多く使われている読み方を覚えてかまいません。 日本語には「当て字」という「1つの言葉の本来の読み方から違った読み方をさせる方法」もあり、その当て字は簡単な言葉なら簡単な言葉ほど、採用される確率が上がります。

「形態」の一般的な読み方は」「けいたい」

「形態」の一般的な読み方は」「けいたい」

当て字というのは「その言葉の本来の読み方を別の読み方(主に筆者の意図した読ませ方)をもって読ませる」という、一風変わった表現を意味します。 この「形態」という言葉にもそれなりに多く当て字が当てられており、作品や記事によっては「けいたい」とは違った、別の読み方をする場合があります。 【「形態」の読み方一覧】 1.「えたい」 2.「けいたい」 3.「かたち」 4.「かっこう」 5.「からだ」 6.「なり」 7.「モルフェ」 1番から7番までの番号を振り付けたのは、これは「読まれやすい順番を昇順に示した内容」を意味します。「えたい」という読み方はあまりされませんが、豊島与志雄さんという人(1890年-1955年)が使い始めてから、特定の分野では多く使われるようになりました。また「モルフェ」は「メタモルフォーゼ(変貌)」を意味します。

「形態」という言葉の意味

「形態」という言葉の意味

「形態」の意味には実に多くの分野でさまざまな意味合いがあり、それぞれの分野の特定の用途によって、いろいろな意味が持たされています。多くは「かたち」や「そのもののあり方」を意味しますが、中には「フォーマット」を意味する場合や、「既定」を意味することもあります。 後述しますが、「形態」の意味合いを把握する場合は「ゲシュタルト」という、ドイツの心理学者によって提唱された「全体的把握から見る形」と「部分的な形の形成」について言われる場合が多く、このゲシュタルト心理学に基づいた「形成」の意味合いをまず把握しておくことも大切でしょう。 「かたち」と言えば単純に「いま現実に見えるものの形やあり方」をそのまま意味することが多いですが、「その見えている形を部分的に形成している素材は何か」という点に注目する場合、また違った意味や側面的観測が生まれてきます。

生物や機構などの組織を外から見たかたちやありさま

生物や機構などの組織を外から見たかたちやありさま

先述の「形態」の説明の続きのようになりますが、「生物を含む物体は、観測上、見える形の物と見えない部分の形」とがあり、「見えない部分の形」というのは主に「肉眼では識別できない、科学的観測によって得られる観測記録やその情報」を意味します。 単純に言えば、人や動物の体というものは、表皮をはじめ姿形として見える状態にありますが、その姿形を繕っている物は細胞であり、その細胞を形作っている物は皮下組織の生命活動となります。 この生命活動(自律神経の働きや血流など)を、どのようにして「見える形の物体」として捉えるかという点に、この「生物や機構などの観測的な捉え方への根本的理念」が芽生えます。

「形態」の英語表記と意味

「形態」の英語表記と意味

「形態」を意味する英語表記(英単語)はいくらでもあります。簡単な意味の言葉ほど実に多くの表記法・表現法が用意されており、この「形態」という言葉にもかなり多くの表記法があります。そのうちの主流に使われるいくつかをご紹介します。 【「形態」の英語表記と意味】 ・form(形、形体) ・format(形式、形、既定の形) ・math(形式) ・expression(形式、方程式) ・formality(形式) ・shape(形、姿形) ・type(典型) ・figure(目鼻立ち、形状) ・pattern(方式) ・body(体の形) ・object(対象、体裁) ・substance(主体、形) ・organism(形) ・method(方式) ・condition(形態) 他にもいくらでもありますが、だいたいこれらの言葉が「形態・形」を意味する主流の言葉として認められます。

最も多く使われる「形態」の英単語「form」の意味

最も多く使われる「形態」の英単語「form」の意味

「形態」の意味を示す単語として最も多く使われるのはこの「form」で、この「form」から派生する形で「format(形)」や「formality(形式)」などと、それぞれの文脈や内容の背景に適した形に分けられて使われます。 特に「shape(形、姿形)」の意味合いと少し区別して使われる場合があり、「form」の意味は主に「人だけではなく物体や動物、また体制などの形についても意味する言葉」なのでごく一般的に使われますが、「shape」の意味には主に「人体に関する姿形」が基本的な意味合いにあり、その辺りで区別されることが多いです。

「形態」の類義語とその意味

「形態」の類義語とその意味

1つの言葉を把握する場合には、必ずその言葉に関連する類義語や対義語もセットで覚えることが望ましいです。そうすることによって「1つの言葉の意味合いや成り立ち」を、側面的観測からさらに深く理解できるためです。 【「形態」の類義語とその意味】 ・形式 ・姿形 ・形状 ・体裁(人や物のあり方) ・方式 ・主体 ・物体 ・パターン(認識できる姿形の意味) ・外形 ・内面 ・フォルム(仏:形状) ・型(type) ・毛色(外見から判断できる形状や体裁) ・類 ・部類 ・シェイプ(shapeと同意) ・形姿(なりかたち:身なり) ・像(印象を含む物の形) ・形象(美学:心で捉える形) ・容体 ・形容 これらの言葉が並びますが、どの言葉にも「形」をはじめ、その物の外面と内面の形成・形態の意味が含まれます。

「形態」の意味にある「容態」

「形態」の意味にある「容態」

「容態(ようだい)」という言葉の意味は主に「外面から捉えられる形、見て取れる姿形のこと」を言い、「その人の身なりやあり方」について客観的に見た上での認識を意味合いに持ちます。また病気やケガをした際に、その病状や治療の経過、またその経過によって認められるその人や動物の健康状態への観測などを意味します。 この「容態」と同音異表記語に「容体(ようだい)」という言葉がありますが、この「容体」の方がより古くから使われていた表現で、その意味合いは同じです。「容態」と「容体」のどちらでもその意味合いにしたがって、文脈や内容の背景に合わせて使うことが大切です。

「形態」の意味にある「体状」

「形態」の意味にある「体状」

「体状(たいじょう)」という言葉はあまり聞き慣れない表現ですが、その意味は主に「姿形やそのありさまのこと」を言い、また「その人や動物の体の状態、特に見える範囲での皮膚の状態や体表の状態」などについて、その状態把握をする際に用いられる言葉として理解されます。 つまり「容体」と少し似た意味合いになり、その人や動物の健康状態を把握するために「体表からその状態をうかがう」といった客観的観測の意味合いを持つ言葉で、日常用語ではあまり使われませんが、医療分野などの特定分野においては、現代でも多く使用されている言葉とその意味合いになります。

「形態」の意味にある「体裁」

「形態」の意味にある「体裁」

「体裁(ていさい)」は非常に多くの場面で日常用語として使われ、その意味は「外見から把握できるその人・物の姿形やあり方、その状態のこと」を言い、その「あり方」という意味合いが転じる形で一般的には「その人や物の他人に対する姿形の見せ方、理解のされ方」を意味する言葉になりました。 特に「体裁」と言えば後者の意味合いで使われることが多く、「自分が人からどう見られているんだろう」や「どんな評価をもって相対されているのか」などの、他人の目や意識、その感覚に配慮した言葉やその意味合いとなり、よく言えば「他人への配慮を念頭に置いた言葉」になります。 「体裁」は主に英語で「appearance(アピアランス:外見・容姿)」と表記され、この場合はあまり「form」や「shape」などと「形」だけを意味する単語は使われません。

「形態」の意味にある「形容」

「形態」の意味にある「形容」

「形容」の意味は「人や物の姿やその性質などを、さまざまな言葉や表現をもって、喩えて言い表すこと」を言い、比喩表現や暗喩表現などもこの形容表現のうちに含まれます。 主に「形容」の意味は「形態」の意味合いよりも「内面重視に着目した上での捉え方」の傾向が強く、外観からどんな主張が言えるか、や、その人や物のあり方を見てどんな別の表現ができるか、などといった、「表現」に固執した場合の意味合いを浮き彫りにします。 比較的、外観の方を強く意味する「形態」を主張した後で、その「形態」のさらに内面的な部分を主張するときなどに、この「形容」(形容表現)が取られる場合が多いでしょう。

心理学における形態の意味

心理学における形態の意味

先述しましたように、この「形態」という言葉は心理学の分野でも扱われており、その特定の分野ではこれまでお伝えした「形態」の意味とはまた違った、より専門的な意味合いとして理解されています。

ゲシュタルト心理学で扱われる「形態」の意味

ゲシュタルト心理学で扱われる「形態」の意味

「ゲシュタルト」というのは、もともとドイツの心理学研究の一派を意味する言葉で、「人や動物の精神を部分的な断片として捉えるのではなく、その1つの精神を全体的に捉える視点を持つ分析」に重点を置いており、つまり、「人や動物に与えられた精神というものは、1つ1つの主観や感覚を切り離しては捉えられないこと」を意味します。 このゲシュタルト心理学は、現代でも知覚心理学、社会心理学、認知心理学などの分野で継承されていて、主に「精神」や「知覚」、また「主観」や「学習」といった「分断できない対象」を実験材料として採り、その内容を外面的側面からどうやって定義できるか、といったところに根本的理念を置きます。

建築における「形態表現」の意味

建築における「形態表現」の意味

「形態」という言葉とその意味合いは心理学だけではなく、建築分野(建築学)においても流用されており、主に造形芸術や空間芸術などの、「見て取れる物体への形態表現」をその根本的な理念に置いています。 住宅や街中に建てられるビルディングの形状などを、どのようにして機能的に建設し、また人が現実において効率よく使えるか、またそのセキュリティ面での安全性をどの程度まで配慮・考慮できるか、などといった、建築学ならではの性格を発揮させ、「実践的に扱われる建物の形態」について考案することに重点があります。

生物学における「形態学」の意味

生物学における「形態学」の意味

「形態学」というのは「生物が持つ細胞の働き、その構造の変化、進化と後退、また個体と全体に見られる習慣的行動などから得られる、主に進化にまつわる学術的研究のこと」を言い、その外部的構造と内部的構造へのアプローチから、現代では解剖学,器官学,組織学の分野で研究が進められています。 生物が持つ「進化への準備や変遷の基準」などに着目する上、何千年何万年もの間で「何を基準にし、どういう環境の変化の下で進化へのきっかけを得られるのか」という、生物進化学における根本的な変化の意味合いと働きについて研究する部門となります。

「形態」という言葉が持つ多くの意味合いや用途を覚えましょう

「形態」という言葉が持つ多くの意味合いや用途を覚えましょう

いかがでしたか。今回は「形態の読み方や意味、その英語表記と類義語」と題して、「形態」という言葉の意味合いやその用例についてさまざまな分野からご紹介しました。 「形態」と単純に言っても、実に多くの意味合いと用途があり、その意味や用途は多くの分野によって分かれてきます。この「形態」の意味や用途に限らず、他の多くの言葉もこのようにいくつも流用されている場合が現実にありますので、ぜひ1つの言葉を覚えるときには、その言葉の隅々までを丹念に調べるというクセを身につけておきましょう。

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