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憂鬱の読み方・意味と由来・使い方・類語|憂愁/沈鬱/気鬱

更新日:2022年07月26日

言葉の読み方

最近、憂鬱になったことはありませんか。お天気が悪かった、成績が芳しくなかった、くよくよと悩んでしまったなど、憂鬱になる原因はたくさんあります。でも「憂鬱」っていつごろから使われているのでしょうか。他にどんな同義語があるのでしょうか。

中国古典にも出てる?

中国の古典に、「管子」「韓詩外伝」というものがあります。その中に、既に憂鬱という言葉が存在します。広い大陸で山深く、鬱蒼とした地域も多いことから「憂鬱」という言葉が作られたとも言えます。

管子

管子は、中国の春秋時代の政治家によって書かれた書物です。春秋時代は紀元前8世紀~紀元前5世紀頃ですから、はるか2500年以上も前に憂鬱という言葉が使われていたことが判明しました。 「憂」の字には、心配とか悩みという意味があります。「鬱」の字には、茂るとか群がるという意味の他に、ふさがるとかこもるという意味もあります。頭の中が悩みでいっぱいになり、気分が塞ぎがちになる。昔も今と同じように悩みをたくさん抱えていたからこそ、生まれた言葉であるということが分かります。

韓詩外伝

韓詩外伝は、やはり中国の前漢時代に韓嬰(かんえい)によって書かれた書物とされています。前漢時代は紀元前3世紀~紀元1世紀とされています。 韓嬰は頭脳明晰だったようですが、そんな人をもってしても「心が曇ってしまうような状態がある」ということは、認めざるを得なかったのでしょう。

憂鬱と似た意味の言葉は?

私たちが憂鬱になってしまうことが多いように、憂鬱と同じような意味の言葉はたくさん存在します。ここではそんな言葉をご紹介しましょう。

「憂愁の色が濃い」憂愁の意味

憂愁(ゆうしゅう)とは、うれえもだえること、悲しみなげくことを意味します。もっとも、学業が優れている「優秀」や、最後がとても立派である「有終の美」の「有終」と発音が同じため、あまり使われていません。 反面、字面が「憂鬱」に負けず劣らず叙情的なため、小説など、特に純文学では多く用いられてきています。使い方としては、「憂愁に閉ざされる」「憂愁に包まれる」などがあります。なかなか晴れ間の見えない曇天を現しているかのような表現です。

見るからに暗い?沈鬱の意味

沈む、という漢字に鬱。見るからに「落ち込んでる様子」と分かります。沈鬱(ちんうつ)というのは、読んで字のごとく「気分が沈んでふさぎこんでいること」という意味です。

「気分が鬱々」気鬱の意味

気鬱(きうつ)は、「気分がふさぐことや、心が晴れ晴れしないこと」という意味を持ちます。「気分が鬱である」ということを略語にしたような字面で、実に分かりやすいです。

英語では「メランコリー」

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初回公開日:2018年04月18日

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