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表裏一体の意味と例・紙一重との違い・「表裏一体」の歌詞の意味

初回公開日:2018年02月06日

更新日:2020年08月07日

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言葉の意味

皆さんこんにちは、今回は「表裏一体の意味と例・紙一重との違い」と題して、「表裏一体」という言葉とその意味合いについて、多角的な視点からご紹介します。「表裏一体」の意味には「表裏」の意味合いに加えて「体裁と正体」という意味合いも含まれてきます。

「表裏一体」という言葉の意味

「表裏一体」という言葉の意味は「二つの物が密接に関係し合い、そのうちから一つだけを切り離すことができないこと」や「Aを主張する場合にはBも主張しなければならない、といった、意味的に互いの関係をつなぎ合わせている状態」を言います。 たとえば「人と酸素」について言う場合、「人」と「酸素」のそれぞれについて述べることができますが、「生きる」というテーマで主張する場合には、「人は酸素を吸って生きること」は明白の事実にあるため、「両者を引き離して述べることはできない」となります。 この場合の「人」と「酸素」は表裏一体の関係にあることになり、「生きる」というテーマを述べる際には「二つがそろって初めて人が生きることを述べられる」となります。

「相反する二つのものが大もとでは一つであること」の意味

「相反する二つのものが大もとでは一つであること」の意味合いについて考える場合、「その一つの対象や物事から発生する現象が、もう一つの対象や物事に影響している場合」を言います。この「影響」は「反映している」や「派生して生まれる」とも取られ、文字どおり切り離して考えることができない場合を意味します。 【「相反する二つのものが大もとでは一つであること」の例】 ・光と影 ・100円玉の裏と表 ・正義と悪 ・生と死 ・一瞬と永遠 ・戦争と平和 ・真実と嘘 ・繁栄と衰退 ・重厚と軽薄 ・基礎と応用 ・有識と無知 ・道徳と背徳 ・道理と無理 ・発言と無言 ・健康と病気 ・政治と国民 これらの対象語が並びますが、どの組み合わせにも「一方を主張するとき、必ずもう一方の側面が付随する・想定される」という意味合いが含まれます。

「二つのものの関係が密接で切り離せないこと」の意味

先述の「相反する二つのものが大もとでは一つであること」の例でお伝えしましたが、上記した対象語の意味合いには言葉どおりの「密接な関係」が成り立っています。 ・光と影(光を当てれば必ず影ができる) ・有識と無知(無知でも知識を積めば有識になる) ・道理と無理(無理なことでも理屈を得れば道理になる) ・道徳と背徳(道徳があって初めて背徳が生まれる) ・正義と悪(正義の基準があることで悪が認められる) ・戦争と平和(平和という基準があるため戦争状態が認められる) ・瞬間と永遠(瞬間が引き延ばされて永遠となる) このように、「一方を基準とする形でもう一方の内容に変化が生まれる状態」により、「その一方があることによって、初めてもう一方が認められる」という連鎖的な想定が生まれます。この「連鎖的な反応や想定」をもって「その関係が密接で、切り離すことができない対象」に認められます。

「表裏一体の例」とその意味

先述で簡単な「表裏一体」の例やその意味合いについてご紹介しましたが、さらに意味深い、具体的な「表裏一体の例・その対象語」についてご紹介します。 【「具体的な表裏一体の例」とその意味】 ・堂々巡りはメビウスの輪のように表裏一体です。 ・経済循環と失業率はまさに表裏一体の環境を生み出します。 ・農耕の発展は商業の発展と表裏一体の関係にあります。 ・士農工商の階級と現代の社会的ステータスは表裏一体です。 ・実験と成果は表裏一体と言えます。 ・成功と失敗はまさに表裏一体でしょう。 ・心理学と殺人は専門分野では表裏一体とされています。 ・常識と非常識との紙一重に配慮するとき、両者は表裏一体と言えます。 ・仮説と結論は表裏一体です。 これらの例文を見るとき、その根本の意味合いでは「一方の物事が延長されていくことで、もう一方の状態を引き起こす」という、切っても切れない関係を表しています。

表裏一体の例にある「光と影」の意味

先でお伝えしましたように「光を照射することにより影が生まれる」という基準が成り立ちます。たとえば闇の中で、その状況・環境を「闇のまま」にしておくと、当然「光の対象」は発生せず、「影」だけがその状況を全面的に支配することになります。 この場合、「光を影に付き合わせること(対照させること)によって、初めて光と影の関係と互いの影響力が芽生えた状態」が得られ、この状態をもって「光と影」の関係は「切っても切れない関係」に認められます。 つまり「一方がもう一方の内容を浮き立たせること・認めさせること」がこの「光と影の関係」において見られ、この「相手を目立たせること」に「一方がもう一方の存在を誕生させること」になります。

表裏一体の例にある「コインの表と裏」の意味

コインに認められる「表裏一体」の意味を考える場合は実に簡単で、「見える形の物の表面と裏面が互いに一つの物を組み立てている状態」を想定すれば、この「コインの表と裏」からなる表裏一体の意味合いを理解できます。 この例で言えば実にたくさんの例をあげることができます。 ・(人の)皮膚と血液 ・壁の表面と裏面(そこに描かれてある絵柄や模様でもよいです) ・紙の表面と裏面 ・本の表紙と裏表紙 ・(ページ数が記載されている上で)1ページと2ページ ・メガネレンズの外面と内面 ・(食器を乗せる)お盆の表面と裏面 ・引き出しの内側と外側 このように「目で確認できる物」を対象に、その表面と裏面を捉えて「表裏一体の例」を想定するだけでかまいません。

表裏一体と紙一重の違い

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