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天丼の意味・お笑い用語の天丼の使い方|丼料理/語源/手法

言葉の意味

丼物でおなじみの「天丼」ですが、食べ物としての意味だけでなく、もう一つ隠れた意味があるのをご存知ですか?それは、お笑い用語として使われる「天丼」なんです!今回は、知っているようで知らなかった言葉の「天丼」について調べてみました。

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天丼とは?

誰もが美味しいと笑みがこぼれてしまう「天丼」ですが、お料理としての「天丼」の意味の他に、お笑い用語としての「天丼」の意味があるのをご存知でしょうか? まずは、お料理としての「天丼」の意味について見ていきましょう。

どんな意味?

天丼とは、丼に盛ったご飯の上に、海老やイカ、さつま芋や山菜といった天ぷらを載せてタレをかけた丼料理の一種のことを意味します。 一般的に「天丼」といえば、海老・いか・キスなど魚介類の天ぷらをメインに、小海老・小柱などで作られた小ぶりのかき揚げや、いんげんやししとう、ナスやかぼちゃといった季節野菜の天ぷらを彩りとして2種ほど添えられていることが多いです。

概要について

天丼の誕生は、江戸時代の末期と考えられています。もともと「天ぷら丼」と呼ばれていましたが、現在では「天丼」と呼ばれるのが一般的になっています。 ご飯に載せる天ぷらの具の種類は、海老やイカ、穴子といった魚介類をはじめ、ししとうやナスといった野菜などとても種類が多いため、天ぷらの具材の組み合わせは家庭やお店によってさまざまです。 天丼は、天ぷら専門店やそば屋、割烹料理店や大衆食堂など、和食を扱う飲食店全般で提供されている他に、天丼を専門に扱う「天丼専門店」も存在します。

どんな丼料理?

一般的に天丼は、天ぷらを軽く煮付けたりタレをかけて載せるものを意味しますが、塩をかけて載せる「塩天丼」や、かき揚げを載せた「かき揚げ丼」などもあります。しかし、飲食店で天丼といえば、海老が載った「海老天丼」を意味することが多いため、丼物の中では天丼は「一番高価な丼物」というイメージがあります。

価格設定は?

天丼は、「飯も手早く食べたい」という江戸っ子気質が、ご飯の上に直接天ぷらを載せさせたことが始まりとも言われています。そのため天丼の価格は、明治20年では「3銭」、大正8年では「25銭」、昭和12年では「40銭」程度とリーズナブルなこともあり、東京の庶民に古くから親しまれてきた日本版のファストフードを意味していることがわかります。

どんな種類があるの?

天丼といったら、「海老天丼」「穴子天丼」「いか天丼」をイメージすることが多いですが、この他にも天丼にはたくさんの種類があります。 ●「上天丼」は、大ぶりの海老や穴子の天ぷらを載せて作られた天丼を意味します。 ●「精進天丼」は、精進揚げという野菜の天ぷらだけを載せて作られた天丼を意味します。 「野菜天丼」とも呼ばれています。 ●「かき揚げ丼」は、大きなかき揚げを一つだけ載せて作られた天丼を意味します。 ●「たぬき丼」は、揚げ玉を載せた丼を意味し、卵とじにする場合もあります。さらに、東 京では小さなイカや海老をうちわ状に揚げて載せた天丼も意味します。 ●「天玉丼」は、天ぷらを甘辛い割下で煮て卵でとじて載せた天丼を意味します。「天とじ丼」とも呼びます。 ●「塩天丼」は、塩味のタレやごま塩、藻塩などをかけて食べる天丼を意味します。

天丼といったら浅草!

観光地でもある浅草には、現在あるお店の中では最古の天ぷら屋とされる、浅草雷門の「三定」(1837年創業)をはじめ、天ぷら屋さんや蕎麦屋など、美味しい天丼を提供しているお店がたくさんあります。外国からの観光客にも浅草の天丼は人気が高く、「天丼といったら浅草」という意味がよくわかります。

浅草で大人気のお店「三定」

天丼発祥のお店ともいわれている雷門の「三定(さんさだ)」は、1837年創業の150年以上の歴史を持つ老舗です。 ごま油で揚げる江戸前の天ぷらが特徴で、天丼には、海老・ナス・白身魚・イカの天ぷらが載っていて、使われる秘伝のタレは甘すぎず、さっぱりと食せます。この昔ながらの天丼こそが、150年以上も愛され続ける意味なのでしょう。 さらに、海老が3尾と小かき揚げが載った「特上丼」や、海老が増量された「海老特上丼」は、海老天好きの人にはたまらない天丼です。 お店は浅草雷門の近くにあり、浅草駅から徒歩1分です。3階建てのビルにある本館は1階はテーブル席、2階はお座敷になっており、全320席も用意されています。また、雷門の真横には「新館」と「別館」がありますので、それぞれの雰囲気を味わってみてください。

浅草で人気のお店「大黒家天麩羅本店」

「大黒屋天麩羅本店」は、明治20年にそば屋さんとして開業後、明治の末に天ぷら屋さんに転身し現在に至ります。現在では、海老2本とかき揚げ1本が載った天丼を目的に、いつも行列ができているほどの大人気店です。一目で「老舗の天ぷら屋さん」という意味が伝わる店構えも魅力的です。 ごま油100%で揚げた人気の天丼は、甘めのタレがたっぷりかかった江戸前天丼で種類も豊富なのも、人気の意味の一つです。その中でも、海老が4本も載った「海老天丼」も食べ応えがあって人気の一品となっています。 「大黒屋天麩羅本店」は、浅草寺前の伝法院通りにあり、最寄駅でもある浅草駅からは徒歩約6分と、初めての人でも立ち寄り安い立地になっています。店内はテープル席が約60席あり、2階はお座敷になっていますので、小さなお子様連れでもゆっくりお食事が楽しめます。

おすすめの天丼レシピ

美味しい天丼のレシピを紹介します。

海老と野菜のてんこ盛り天丼

新鮮な海老と冷蔵庫にあった野菜を、サクサクに揚げた天ぷらをてんこ盛りに盛り付けた、海老と野菜の天丼です。プリプリな海老と野菜の彩り豊かな天丼は、見た目も味も幸せいっぱいになること間違いなしです。ぜひお試しください。

やっとたっと揚げたよ(笑)~海老天丼~

新鮮な頭つきの海老の天ぷらに、玉ねぎといんげんの天ぷらを添えた天丼はです。頭つきの海老は、丁寧に切り込みを入れて曲がらないように揚げるのがポイントです。野菜は、玉ねぎといんげんの他にも、冷蔵庫にある食材でも美味しくできます。天つゆをたっぷり回しかけて召し上がってください。

お笑い用語の「天丼」の意味は?

続いては、お笑い用語としての「天丼」はどのような使い方で、どのような意味をもっているのかを見ていきましょう。

どんな意味?

お笑い用語としての「天丼」の意味は、「2、3度同じギャグやボケを繰り返して笑いをとる方法」のことです。「天丼」の意味のイメージとしては、一度ボケた後に、話題が変わったタイミングで同じボケを使う感じです。 また、あまり間を置かずに畳み掛けるようにギャグやボケを使ったり、他の人のボケに乗っかるようにギャグなどを重ねる方法は、「かぶせ」といいます。 このように、「かぶせ」と「天丼」の意味は似ていることもあり混同しやすいですが、ボケなどを繰り返すタイミングの違いで意味が変わってくると考えるとよいでしょう。

語源は?

お笑い用語として「天丼」が使われるようになった語源としては、天丼には「海老2本載っている」ことが多いことと、「同じボケを2回繰り返す」ことをかけたことから始まったとされています。

笑わせるためのテクニックは?

漫才やコントなどで笑いをとるために、お笑い芸人の人達はどのようなテクニックを使っているのでしょうか?さらに、得意とする話術の他にも工夫していることがあるのでしょうか?

笑わせるための手法

お笑いでの手法とは、言葉や動作や身振り手振りといった、観客のウケの取れる方法すべてを意味します。これらの手法は、短時間で連発したり、他の話題に切り替わった後や観客が忘れた頃に、突然前に話していた面白かったボケなどを繰り返すといったもので、人によって変わってきます。 さらに、お笑いでのこれらの手法を用いる人の特徴を表す意味でもあります。

漫才のネタでは?

「漫才」は、2名でネタを進めることがほとんどですが、3名以上のグループで進める漫才もあります。漫才の進行方法としては、話術だけでなく、音響などを使用したり楽器を演奏する手法もあります。 また、漫才のネタの中では、ボケとツッコミによる長いやり取りを経て、「もう一回やってやるよ」、「今度は入れ替わってやろう」といった、一連の流れを違うパターンで繰り返していく「天丼返し」という手法を使うことがあります。 本来漫才は、ボケとツッコミの2つの役割に分けることが多いのですが、一人のボケにもう一方が納得したり感心しながら進んでいく、「ボケと便乗ボケ」の組み合わせのツッコミがないスタイルの漫才をする少数派のコンビもいます。

コントのネタでは?

「コント」は、役やキャラクターの設定をした上で、ネタを通して笑わせる寸劇のことをいい、人数にも決まりはなく、1人または2~3人のグループが多く、「喜劇」のように大人数の場合あります。 設定されたキャラクターなどの服装やメイクだけでなく、小道具や照明・音響も使うことで、見た目や動きでも笑いをとる手法が多いです。 さらにいくつかの構成に分けられてネタが進んでいくため、各構成の中もしくは、観客が忘れたころの後半などにギャグやボケを繰り返す「天丼」が盛り込まれていることもあります。特に各構成の中に「天丼」を盛り込むことで、ネタ後半に向かって笑いが増していくという理想的な形となっていきます。 また、最近では「漫才」の途中に「コント」を取り入れることで、「漫才」と「コント」のどちらもおこなうグループが増えてきています。

「天丼」はとても深い意味を持つ言葉でした!

「天丼」という言葉には、美味しいと食べていた丼物の「天丼」の他にも、お笑い用語としての意味があることに驚いた人は多いでしょう。さらに、丼物の「天丼」と一言でいっても、たくさんの種類の「天丼」があることがわかります。 全国にはまだ知らないご当地天丼がたくさんありますので、旅行先などでご当地天丼を食べ歩いてみるのはいかがですか?訪れた地域の食材や人柄に触れ合えるので、一味違った旅行になるでしょう。 また、お腹の皮がよじれるほど笑ってみていた、漫才やコントといったお笑いは、とても緻密な計算がされたものだったこともわかりました。「天丼」だけでなく、お笑い用語はまだまだ知らないたくさんの言葉があります。 それらの言葉の意味を調べながら、漫才やコントの中でどのように使われているのかなどを分析・研究をしてみると、漫才やコントの構成やネタの考え方などもわかるので、また違った角度でお笑いを楽しめます。

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