IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

「拙い」の読み方と意味・例文5コ・類似/言い換え表現

更新日:2020年08月07日

言葉の読み方

「拙い」はどんな意味を持つのかご存知でしょうか。「拙い」は、「能力が他と比べて低い様子」、「技術が優れていない様子」などの意味を持ちます。「拙い」は、ビジネスシーンなどで良く使われる言葉です。「拙い」の意味や使い方を知り、正しい使い方を心掛けましょう。

「拙い」の意味

「拙い」は、主に「巧みではない」や「未熟である」といったように、自分の能力を劣っているものであると謙遜する意味合いで使われます。 また、「味が良くない」、「おいしくない」という意味を示す場合もあります。ただし、「拙い」と漢字をあてる場合は、技術的なことに対しての評価について表現していることのほうが一般的です。

「拙い」の読み方

「拙い」は一般的に「つたない」と読むことが多いです。この漢字を「つたない」と読む場合は、「巧みでない」「未熟である」という意味で使われているときです。 ただし、まれに「拙い」を「まずい」と読むこともあります。この場合は「味が良くない」「おいしくない」という意味になります。

「拙い」の使い方

「拙い」は、自分の技術や仕事がそんなに大したことではない、と謙遜するような意味を込めて使います。日本人の文化には、自分のことを自信満々に自慢する行動は馴染みません。 物を人にあげるときに「つまらないものですが」という言葉を使うのと同じです。本当に「つまらないもの」をあげる人はいないように、「拙い」も、「本当に未熟な技術しかない」という意味ではありません。

「拙い」の例文5つ

「拙い」は、自分自身についてを謙遜して表現するという意味合いがあります。従って、自分をへりくだらせて相手を尊重することの多いビジネスシーンにおいて非常に便利に使うことができる表現であると言えます。 そこで、「拙い」が使われている例文を5つご紹介しますので、どんな場合にふさわしい使い方なのかをチェックしてみましょう。相手の行動に「拙い」をつけると馬鹿にしているように聞こえてしまうので注意しましょう。

例文1「拙い文章ではございますが」

「拙い文章ではございますが、お許しください」という意味を示す表現です。ビジネスシーンなどで文章を書く際、結びの文やあいさつ文としてこのような表現を使うことがあります。 あくまでも「謙遜」の意味で「拙い」を使うのであって、「自分の文章が本当に良くないものであることについてのお断り」という意味で用いてはいけません。

例文2「拙い説明で大変恐縮でありますが」

「拙い説明で大変恐縮でありますが、以上で終了させていただきます」という意味を示す表現です。実際に口頭で話すようなシチュエーション、会議や結婚式などでのスピーチなどでも使われることがあります。 取引先や、上司、そして来賓の方々など、自分の立場によっては謙遜しなければならない場面がたくさんありますから、その時の状況に応じて判断することが必要です。

例文3「英語の拙いところはご容赦を願います」

「(留学していたのはもうだいぶ前のことですので、)英語の拙いところはご容赦を願います」のように使います。 ここでの「拙い」は「巧みではない」、つまり「上手ではない」という意味合いで使われています。もちろん、留学経験のあるこの人はある程度は英会話に長けていると言えるでしょうが、「謙遜」する姿勢から「拙い」を用いていると考えられます。

例文4「拙い資料ですがどうぞご利用ください」

「(ご要望のとおりにお調べしておきました。)拙い資料ですがどうぞご利用ください」というように使います。この「拙い」には、「差し出がましければすみません」「お節介を失礼します」などのような遠慮の気持ちも込められています。 自分の努力を、自信満々にひけらかすのは日本人の文化に合わない行動です。「拙い」という言葉を使って、「微力ながら」と遠慮することで人間関係がスムーズになります。

初回公開日:2018年01月31日

記載されている内容は2018年01月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング