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遠征の意味と使い方|スポーツ/音楽/ゲーム用語・遠征の読み方

更新日:2018年02月17日

言葉の読み方

普段から頻繁に耳にする遠征という言葉ですが、いろいろな意味に使われているので、本来の意味を正しく理解できていない人もいるのではないでしょうか。この記事では、遠征という言葉の本来の意味から、現代で活用される意味まで解説しています。正しく理解して使用しましょう。

遠征の読み方とは?

「遠征」という言葉を正しく読むことができるでしょうか。この熟語は、漢字検定では4級レベルで出題されます。漢字検定4級は中学校レベルとされ、漢字検定の中でも初級レベルに位置してます。遠征という言葉自体も、日常生活で頻繁に目にする言葉です。読み方だけでなく、しっかりと言葉の意味まで理解しましょう。

えんせい

「遠征」という熟語は、「えんせい」と読みます。「遠=エン」と「征=セイ」で「えんせい」です。このどちらも音読みで読みます。音読みとは、漢字を中国から伝わった音で読む読み方です。それに対して、日本独自の音で読む読み方は、訓読みといいます。 遠征という熟語の場合、音読みはできても訓読みができません。こうした熟語は、元々日本にはなかった言葉で、中国から輸入されてきた概念であることが分かります。つまり、古代の日本には遠征という概念は存在していなかったということになります。その点を踏まえて「遠征」という言葉の意味を考えてみると、非常に面白くなるでしょう。

遠征の意味は?

遠征には、「ある目的のために遠くまで出かける」という意味があります。しかし、その目的によって、遠征という言葉の意味に含まれるニュアンスは大きく変化します。また現代では、新しい意味も付与されています。まずは、古くから使われてきた遠征の意味を、大きく二つに分けて見ていきましょう。

敵を討つために遠くまで出かけること

「遠征」という言葉のメインの意味は、この「敵を討つために遠くまで出かけること」という意味でした。これは元々遠征という言葉が、中国で使われてきたことに理由があります。数千年前から、中国は大陸の強国でした。 そのため古代中国は、周辺諸国に攻め入る時も、自国内に逃げた内乱者を追う時も、「遠くまで出かけること」が必要でした。そのため「遠征」という言葉の意味が生じたということです。 このことから、日本という島国では、そもそも遠征という意味が生じなかったことが分かります。日本で初めて遠征という意味が生まれたのは、豊臣秀吉の朝鮮出兵の時でした。この時、従来までの戦とは異なり海を越えていったことで、遠征という言葉を使う必要があったのだと考えられています。

研究・調査・探検・試合などの目的で遠くまで出かけること

「遠征」のもう一つの意味として、「研究・調査・探検・試合などの目的で遠くまで出かけること」があります。これは前述の「敵を討つ」という目的だけが変化した意味だと考えられます。つまり、遠征という言葉が普及するにつれて、その意味は「敵を討つこと」だけに留まらず、「目的のために遠くまで出かけること」という意味に変化していったということでしょう。 特に「征」という漢字には、「他の場所に行く」という意味があります。その意味からも、遠征という言葉の解釈が、次第に変化していったと考えても、おかしくはありません。

遠征の使い方って?

さて、遠征という言葉は、現代ではさまざまな目的に応用されています。それは「戦」や「研究」だけではありません。実際に多くの人が耳にしたことがあるであろう遠征という言葉の使い方について、一つずつ見ていきましょう。

スポーツ用語の遠征の例と意味について

部活の遠征

部活動の中で、遠征という言葉はよく用いられます。これは主に「宿泊を伴う遠方への移動」を意味しています。つまり、宿泊を伴わなくてはならないほど遠くへ出かけることについて、遠征という言葉を用いているということです。そのため、日帰りの場合は遠征とは言いません。 部活動で遠征という場合は、主に練習試合を行うことが多いです。これは遠征の元々の意味を考えれば、試合が含まれることに使用すべき熟語だということが理解できるでしょう。ただの部内での練習ではなく、対外試合を行って初めて遠征となります。

初回公開日:2018年02月17日

記載されている内容は2018年02月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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