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トーンの意味と類語|声音/色合い/ニュアンス・使いかた

更新日:2022年07月23日

言葉の意味

トーンという言葉の意味、類義語、使い方について解説しました。音楽業界、印刷業界でも、また、日常生活の多くの場面で使われるトーンという言葉にはたくさんの意味があります。それぞれの意味を踏まえて正しい使い方をしていきましょう。

声音

音声というのは、音や音調という意味でのトーンとは使われ方が全く違います。音声は人から発されている音のことです。さすがにただの雑音や楽器の音とは異なる意味を持ちます。なぜなら、音声は「声」の「音」と書くからです。声は人が声帯から発生して初めて聞き取れる物のことで、楽器から発される音とは違うからです。 そして、音声は音の高低差、音調などの区別をせず、大まかに発された声に対する言葉の意味を持ちます。それに対して、トーンはもっと空気で感じるような繊細さがある、言葉では語れないような雰囲気すら持ち合わせます。 音声は単純に人によって発されている音という意味であり、細かいニュアンスをあらわすものではありません。

色合い

色合いというのはトーンとは似て非なる意味を持ちます。色合いというのは全体的に感じる赤っぽいとか青っぽいとかの色味のことで、トーンというのは色調です。色調とは前述しましたが、全体としての一つの傾向についてあらわした意味を持ちます。

ニュアンス

ニュアンスの意味は、感じ取られる意図のことです。トーンは、話していて全体的な印象、例えば暗いトーンだとか明るいトーンだとかいう使われ方をします。会話の中で相手から読み取ることができる、暗い明るいの心情について伝わってくる物のことです。しかし、ニュアンスは相手の意図したことがどういう意味を持っているかを読み取る際に用いられます。 よく、「相手にわかりやすいようにニュアンスを変える」という言葉があります。言い方とはまた別の意味になりますが、ニュアンスは明るい暗いという次元の話ではありません。自分が話したい事伝えたいことをそのままの言い方ではなく、相手に受け取ってもらう際に察してもらうことができるように読み取らせる雰囲気のことです。

ニュアンスは難しい

人と人のコミュニケーションというのはニュアンスによって左右されます。もちろんトーンが関係しては来ます。しかし、トーンはニュアンスよりももっと単純なのもので、トーンは上げるか下げるか自分の意志と同じように相手に伝えることができます。 例えば、暗い話をするのだったらくらいトーンで話せばいいですし、うれしいということを相手に伝えたければ明るいトーンで話せばいいです。しかし、ニュアンスは自分が意図したとおりに相手に伝わりません。 自分が相手のことを思って言ったことでも、ニュアンスが相手に伝わらなければ嫌味に聞こえたり、自分を攻撃していると勘違いされてしまうこともあります。関東人と関西人がよく馬が合わないといわれるのはこのことが原因でしょう。

言葉は難しい綱渡りのようなもの

細かいニュアンスを伝えたければ、一つ一つ正確に「こういう意図で行ったんだよ」「こういう意味で言ったわけじゃないよ」という解説を入れないといけません。しかし、そこまでする時間がコミュニケーションにはありません。 とても仲のいい人ならばどのような意図でこの人がこのように言ったんだということが言わずもがなでわかりますが、常に仲がいい人と話して生活しているわけではありません。学校でも職場でも打ち解けた仲ではない人と話すことのほうが多いです。さらに言えば、生まれた時から一緒の家族でさえもニュアンス一つで機嫌を損ねてしまう場合だってあります。 その時に、言葉というのは綱渡りのような危ない橋であると考えられます。自分が生きやすい環境を作るためには好かれなければなりません。嫌われれないように相手の顔色を見ながらそつなく会話をこなすというのは、いわば綱渡りです。

綱渡りをどう乗り切るか

この会話の綱渡りに反省はつきものです。「ああ、あんな言い方しなければよかったのに」だとか「こんな風なニュアンスで伝わっていたなんて知らなかった」と後から会話の反省をすることは多いでしょう。自分はよく思っていてももしかしたら相手は快く思っていなかったのではないかと心配に余念がありません。 しかし、これらのことをすべて考えているときりがありません。自分がいい意味で言って相手もいい意味で受け取ったらそれが一番です。いい意味で受け取らない人もいる可能性もあります。どちらのパターンもあり得ますが、それを会話のあといちいち反省していたらパターンは無限にもあります。 ましてや、同じいい方でも人によっては受け止め方は違うので、人によって言い方は変えなければなりません。そこでこの危ない綱渡りの乗り切り方ですが、答えは単純「気にしない」ということです。

気にしないことが一番の生き上手

気にし始めたらきりがないので、自分は精いっぱいの相手の喜ぶような言葉を返すことができたと自分で思いこむことです。実際、快く思われていたのに悪くとらえられてしまったのではないかと悩む時間が一番の無駄です。また、悪く捉えられたとしても、結局時間は取り戻せないので、言い放ってしまったニュアンスはもうそのままです。 ということは、やはり考えたって無駄なのですから、悩んで体にストレスをためることが一番自分の害となります。自分が相手にとっていいことをしたと思うことが人生を謳歌するうえでとても大切なことです。 ニュアンス一つで人の気分は変わりますが、気にしすぎる人は上記のアドバイスをぜひ実践してみてください。

響き

響きとは言葉の発された感じとその余韻のことです。いい響き、悪い響き、という風な使い方をします。言葉の中ではトーンに最も近い意味を持ちます。

トーンという言葉について

たくさんの場面で使われるトーンの意味、類義語、使い方について解説していきました。音楽業界、印刷業界でも使われる用語ですが、日常生活でも多くの場面で使われる言葉です。類義語との違いを知り、正しく使っていきましょう。

初回公開日:2018年02月12日

記載されている内容は2018年02月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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