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トーンの意味と類語|声音/色合い/ニュアンス・使いかた

言葉の意味

トーンという言葉の意味、類義語、使い方について解説しました。音楽業界、印刷業界でも、また、日常生活の多くの場面で使われるトーンという言葉にはたくさんの意味があります。それぞれの意味を踏まえて正しい使い方をしていきましょう。

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トーンの意味

音や音調という意味

音や音調という意味

トーンには音の高低や音そのものという意味があります。音の高い低いは、音波の1秒間あたりの周波数(振動回数)によって決まってきます。 よく、音楽業界では「トーンあげて」というような使い方をします。歌う時、よくトーンを上げて歌え、などとも使います。声のトーンをあげるという使い方なら身近でしょう。 トーンをあげると人としての印象が良くなります。女性は、ファの音で話すと印象がいいです。今自分の声が低いと感じている人は、意識して声のトーンを上げてみると良いでしょう。男性は、声のトーンを重要なことを言う時に下げると説得力が増します。 声のトーンによって印象は変わります。逆に言えば 、人に好かれたければトーンを変えるだけでいいです。意外と「いきなり声のトーンを上げたら変に思われるんじゃないか」と心配になる方もいますが、案外みんな気にしません。安心してください。

色調という意味

色調という意味

色調の類義語

トーンは色調と同じ意味です。自分が狙って意図した色味を出すときに使います。特に、トーンは、意味としては、全体から受ける印象のことを意味していて、色合いとは意味が異なってきます。色合いは、色それぞれの組み合わせの効果についてあらわしたものですが、トーンは全体としての1つにまとめた時の傾向としての意味で使います。 色合いは、色の具体的な組み合わせだったり、人に与える印象としての意味で使います。自然の物に対して使われる時もあります。

色合い、色彩

トーン=色調とは似た意味で違う言葉についてです。色彩は、単純に色に関しての議論をするときに使います。トーンは天然、人工の具体的な色味についていう場合がありますが、色彩は色だけのことを考えるときに使う言葉です。 また、似たような言葉で、色合いや色彩という言葉があります。それぞれ、ざっくりとした大体の感じでに対して用いられ、性質という意味で使われることがあります。例を挙げるならば、この決着の色合いがついてきたという使い方をします。

気分や調子という意味

気分や調子という意味

気分や調子という意味で用いられるトーンとは、その物事から感じ取られる気分や調子の雰囲気のことをざっくりとあらわした物です。 例えば、彼女のトーンが変わってきて怖い、という使われ方をします。この、気分や調子という意味でのトーンの使い方は、色調という意味でのトーンの使われ方から派生してきたものだと考えられます。人の気分や調子はムラがあり、色に似ています。その色味に例えてトーンという言葉を使うようになってきました。 音の高低差という意味でのトーンとも絡んできます。人の気分や調子は声の調子で変わるからです。気分が上がっているときは高い声が出ますし、気分が沈んでいるときは声が低くなります。例えば、「とてもうれしくなって彼女の声のトーンが一オクターブ上がった」という風に表現されます。 このように音の高低差をあらわす意味と色調での使われ方におけるトーンが人の気分や調子をあらわすようになりました。

トーンの使い方

急に沈んだ声のトーンになった

急に沈んだ声のトーンになったという使い方をすれば、気分や調子が良くない印象を持ちます。

トーンの低い返事だった

トーンの低い返事だった、と言われれば、気分や調子が良くない返事だったということです。

スペル

tone

スペルはtoneと書いて(トーン)とそのまま読みます。音調ならばone's tone of voiceとあらわされます。また、色調という意味でのトーンならばthe tone of the colorという風にあらわされます。

類語

声音

声音

音声というのは、音や音調という意味でのトーンとは使われ方が全く違います。音声は人から発されている音のことです。さすがにただの雑音や楽器の音とは異なる意味を持ちます。なぜなら、音声は「声」の「音」と書くからです。声は人が声帯から発生して初めて聞き取れる物のことで、楽器から発される音とは違うからです。 そして、音声は音の高低差、音調などの区別をせず、大まかに発された声に対する言葉の意味を持ちます。それに対して、トーンはもっと空気で感じるような繊細さがある、言葉では語れないような雰囲気すら持ち合わせます。 音声は単純に人によって発されている音という意味であり、細かいニュアンスをあらわすものではありません。

色合い

色合い

色合いというのはトーンとは似て非なる意味を持ちます。色合いというのは全体的に感じる赤っぽいとか青っぽいとかの色味のことで、トーンというのは色調です。色調とは前述しましたが、全体としての一つの傾向についてあらわした意味を持ちます。

ニュアンス

ニュアンス

ニュアンスの意味は、感じ取られる意図のことです。トーンは、話していて全体的な印象、例えば暗いトーンだとか明るいトーンだとかいう使われ方をします。会話の中で相手から読み取ることができる、暗い明るいの心情について伝わってくる物のことです。しかし、ニュアンスは相手の意図したことがどういう意味を持っているかを読み取る際に用いられます。 よく、「相手にわかりやすいようにニュアンスを変える」という言葉があります。言い方とはまた別の意味になりますが、ニュアンスは明るい暗いという次元の話ではありません。自分が話したい事伝えたいことをそのままの言い方ではなく、相手に受け取ってもらう際に察してもらうことができるように読み取らせる雰囲気のことです。

ニュアンスは難しい

人と人のコミュニケーションというのはニュアンスによって左右されます。もちろんトーンが関係しては来ます。しかし、トーンはニュアンスよりももっと単純なのもので、トーンは上げるか下げるか自分の意志と同じように相手に伝えることができます。 例えば、暗い話をするのだったらくらいトーンで話せばいいですし、うれしいということを相手に伝えたければ明るいトーンで話せばいいです。しかし、ニュアンスは自分が意図したとおりに相手に伝わりません。 自分が相手のことを思って言ったことでも、ニュアンスが相手に伝わらなければ嫌味に聞こえたり、自分を攻撃していると勘違いされてしまうこともあります。関東人と関西人がよく馬が合わないといわれるのはこのことが原因でしょう。

言葉は難しい綱渡りのようなもの

細かいニュアンスを伝えたければ、一つ一つ正確に「こういう意図で行ったんだよ」「こういう意味で言ったわけじゃないよ」という解説を入れないといけません。しかし、そこまでする時間がコミュニケーションにはありません。 とても仲のいい人ならばどのような意図でこの人がこのように言ったんだということが言わずもがなでわかりますが、常に仲がいい人と話して生活しているわけではありません。学校でも職場でも打ち解けた仲ではない人と話すことのほうが多いです。さらに言えば、生まれた時から一緒の家族でさえもニュアンス一つで機嫌を損ねてしまう場合だってあります。 その時に、言葉というのは綱渡りのような危ない橋であると考えられます。自分が生きやすい環境を作るためには好かれなければなりません。嫌われれないように相手の顔色を見ながらそつなく会話をこなすというのは、いわば綱渡りです。

綱渡りをどう乗り切るか

この会話の綱渡りに反省はつきものです。「ああ、あんな言い方しなければよかったのに」だとか「こんな風なニュアンスで伝わっていたなんて知らなかった」と後から会話の反省をすることは多いでしょう。自分はよく思っていてももしかしたら相手は快く思っていなかったのではないかと心配に余念がありません。 しかし、これらのことをすべて考えているときりがありません。自分がいい意味で言って相手もいい意味で受け取ったらそれが一番です。いい意味で受け取らない人もいる可能性もあります。どちらのパターンもあり得ますが、それを会話のあといちいち反省していたらパターンは無限にもあります。 ましてや、同じいい方でも人によっては受け止め方は違うので、人によって言い方は変えなければなりません。そこでこの危ない綱渡りの乗り切り方ですが、答えは単純「気にしない」ということです。

気にしないことが一番の生き上手

気にし始めたらきりがないので、自分は精いっぱいの相手の喜ぶような言葉を返すことができたと自分で思いこむことです。実際、快く思われていたのに悪くとらえられてしまったのではないかと悩む時間が一番の無駄です。また、悪く捉えられたとしても、結局時間は取り戻せないので、言い放ってしまったニュアンスはもうそのままです。 ということは、やはり考えたって無駄なのですから、悩んで体にストレスをためることが一番自分の害となります。自分が相手にとっていいことをしたと思うことが人生を謳歌するうえでとても大切なことです。 ニュアンス一つで人の気分は変わりますが、気にしすぎる人は上記のアドバイスをぜひ実践してみてください。

響き

響きとは言葉の発された感じとその余韻のことです。いい響き、悪い響き、という風な使い方をします。言葉の中ではトーンに最も近い意味を持ちます。

トーンという言葉について

トーンという言葉について

たくさんの場面で使われるトーンの意味、類義語、使い方について解説していきました。音楽業界、印刷業界でも使われる用語ですが、日常生活でも多くの場面で使われる言葉です。類義語との違いを知り、正しく使っていきましょう。

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