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人手不足が深刻な業界5選・人手不足の原因とデメリット

就活

働き方改革、ライフワークバランスなど仕事のし過ぎが問題となっています。問題となっている過労死や精神疾患を罹患しての休職なども身近な問題となっている原因の一つに、人手不足が存在します。どのような業界が人手不足なのか、またなぜ人手不足に陥るのでしょう。

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日本の労働問題 人手不足の業界はどんなところ

日本の労働問題 人手不足の業界はどんなところ

「働き者」、「長期休暇を取らない」、ということで有名な日本の労働環境ですが、一人一人が仕事に責任をもって取り組むことで成長を遂げてきたのが「ジャパンクオリティ」です。そんな日本人の労働ですが、近年ではこのまじめさが問題視されています。 働く社会人を「企業戦士」、と呼んでいたのは今や昔の話となり、国会でも働き過ぎの問題が取り上げられ、長時間の残業をさせないため、厚生労働省が働き方改革として「残業代ゼロ」法案を提出するなど、ワークライフバランスの見直しが社会的にも求められています。

高齢化社会に必要とされる介護看護業界

介護と看護業界は常に注目を集めている職業です。就職のための専門学校や通信教育サービスなど就職支援があり、就職先は病院、老人介護施設、デイ・サービス、訪問介護サービスなど多岐にわたっています。 実際、「人の役に立ちたい」と希望をもって毎年看護と介護の世界に飛び込む若者も年単位で増えています。平成26年に公開された厚生労働省の看護職員の現状と推移では就職者数は増加傾向となっています。しかし、急速に進む人口の高齢化と厳しい労働内容で、人手不足が常態化している業界でもあります。

スマートフォンの普及で爆発的に仕事が増えた情報サービス業界

一人一台が当たり前となったスマートフォンですがその裏で情報サービス業界が悲鳴を上げています。 無尽蔵に増え続ける最新アプリケーション、サーバーのアップデートや電波施設の新設など、我々の生活が便利になっていく中、その便利さを維持し続けるため多くのSEや、通信技術者たちが昼夜問わず働いていますが、技術力の進歩に技術者が足りていない現象が起きています。

職人がいない建設業界

職人がいない建設業界

オリンピック特需や震災復興で仕事の件数が増えている建設業界ですが、深刻な人手不足に見舞われています。原因は若者の就職率の低さです。かつて「キツイ・汚い・危険」と言われていた3Kの職場でもある建設業界は、現代の若者には魅力的な労働環境とは言いづらい業界です。 また、職人のなり手がいないのも問題ですが、現状では職人自体の数が減ってしまっているのも人手不足の原因です。失われた20年と言われたバブル崩壊後の大量リストラや、リーマンショック後の仕事の減少で、職人と呼ばれる技術を持っている人がいないことも建設業界が抱えるリスクとなっています。

物流の要 時間と物量に圧迫される運送業界

「日本列島改造論」でおなじみの田中角栄元総理大臣により、高速道路網が発達した日本において、物流の要ともいえるのが運送業界です。我々がスーパーで新鮮な魚類や地方の特産品を購入できるのも昼夜働く運送業界の人のおかげと言えます。 生活を支える運送業界ですが、近年ではインターネットの発達により、商品のネット注文が増えたため、個人宅への宅配件数が急上昇しています。人手不足による勤務時間の改ざんなどでヤマト運輸が2017年ブラック企業大賞にノミネートされるなど、超過勤務が問題視されています。 各宅配会社は人手不足解消のため、個人宅への宅配だけでなく主要な駅にロッカーを置くなどして宅配時間の効率化を図っていますが、なかなか解消できていないのが現実です。

ブラック企業が多い飲食業界

ブラック企業が多い飲食業界

ブラック企業大賞ノミネート常連ともいえるのが飲食業界です。過去には居酒屋チェーン「ワタミ」や「すき家」でおなじみの株式会社ゼンショーがノミネートしています。生活において外食は気分転換や潤いを与えてくれますが、従業員側の長期労働時間の常態化や休日が少ない、という理由で人手不足が多い業界です。

労働者が離れるのは当たり前 人手不足には原因あった

労働者が離れるのは当たり前 人手不足には原因あった

労働に見合わない低賃金

厚生労働省が発表している 介護職員処遇調査結果によると介護職員の平均給与は平成28年で179,680円となっています。これは資格を持っている介護職員の平均ですので、介護ヘルパーや時給・非常勤制の介護・看護職員や生活相談員などはさらに低賃金で働いている、というのが介護業界の現状です。 人手不足の業界にはこういった「やりがい搾取」という状態が蔓延化しています。介護業界に限っていえば、こういった人手不足解消のため、自民党政調会議で勤続10年以上の介護福祉士に月8万円の給与アップ案を提案しています。

待遇が悪く頑張っても報われない

一生懸命働いてもなかなか報われない、出世ができないというのも人手不足の原因の一つです。また、給与が高くとも従業員を酷使している形態も人手不足を招いています。 運送業界では特にドライバーの運行管理が問題になっています。労働時間が長く、また他の職業にはない待機時間というものも存在します。長期拘束され休みはなく、長距離を高速道路料金の安い深夜帯に走行し、事故を起こさず、荷物を天候や道路状況に関わらず確実に希望時間に届けなければいけません。 無事に届けるのが当たり前、と利用側は考えてしまいがちですが、そうした「当たり前」が運送業界で働く人の待遇問題と人手不足の原因を作っています。

過酷すぎる労働は精神を病むことも

過酷すぎる労働は精神を病むことも

ブラック企業の温床と揶揄されてしまう飲食業界では、うつ病になる従業員が後を絶たないと言われています。実際、SNSやインターネットの匿名掲示板などではアルバイト店員から正社員の店長まで多くの従業員の嘆きが投稿されています。 常にお客様と接している飲食業界は場合によってはお酒を提供するお店もあることから、客側が横柄になりやすく、店側も対応に苦慮することが発生します。 従業の敷居が低いのも飲食業界特徴です。初めてのアルバイトで過酷労働と、必要以上の責任感に押しつぶされ心身を病んでしまう、という例も少なくありません。

人手不足のデメリット

人手不足のデメリット

一人当たりの仕事量が多い

当然ながら人手不足に陥ると、従業員一人当たりの仕事量が増えることになります。解消方法はシンプルに二つ、新しい人を増員するか、会社自体が従業員数に見合った仕事量を受注するよう調節するか、です。 これらの調節を行わず、人数に見合っていない仕事量をこなし続けていくと、将来待っているのは従業員が倒れるか、会社が倒れるかの結末です。

離職率が高い 人が育たない悪循環

離職率の高い業界は慢性的に人手不足です。せっかく就職しても仕事を辞めてしまう。新しい人に一から仕事を教える、辞める、の悪循環が発生しています。 とはいってもその業界が離職率が高いのか、人手不足に陥っているのかはなかなか見えてきません。就職前に調べる方法はインターネットで口コミや業界の評判をチェックすること、また求人誌に求人募集を頻繁に出している企業は離職率が高いとみていいでしょう。

人手不足倒産は4年で約3倍に増えている

人手不足での倒産は四年間で2.9倍に増えています。帝国データバンクによると人手不足で倒産しているのは業界別にみると、小売業・運送・福祉です。 いづれの業界も仕事はあっても人手不足の典型的な業種であり、また給与面の改善や仕事発注の単価、商品単価をすぐに引き上げて対応するのが困難な業種です。 運送業界で料金が上がった有名な例と言えば日本郵便が切手を値段を52円から62円に引き上げるなど話題となりました。これも人手不足が原因の人件費の高騰が理由の一つとです。

休みが取れず自分の時間がもてない

人手不足の業界に特徴的なのが、長時間労働と長期連続勤務日数です。基本的に労働基準法では4週に4日の休日を設ければ問題ないとされています。 理屈で考えると4週間は28日間で、そのうち4日が休みとあると連続で24日働き続けても問題ないということになりますが、これでは働くために生きている、言っても過言ではありません。

ライフワークバランスを考える

ライフワークバランスを考える

人手不足の業界に足を踏み入れ、無理をしてしまう人に多いのが生来が真面目で努力家の傾向があります。 就職や転職を考えているひとは、もう一度自分の生活を考え直してみてはいかがでしょうか。 自分の労働力ともらえる対価(給与・休日)を比較し、ライフワークバランスを調えましょう。アナタの働きかたを決めるのは、アナタ自身です。

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