IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

ゆうパックの送り方・料金・チルドゆうパックとクール便の違い

更新日:2024年04月20日

社会人常識

皆さんこんにちは、今回は「ゆうパックの送り方・料金・チルドゆうパックとクール便の違い」と題して、ゆうパックの送り方についてシーン別に、いろいろな役立ち情報をご紹介します。ゆうパックでの送り方にもさまざまな方法があるので、ぜひここでの情報をお役立て下さい。

保冷が必要な荷物の送り方として、ゆうパックには冷蔵物と冷凍物の2種類があります。これらには特殊料金が別途としてかかりますので、あらかじめ調べておくとよいでしょう。 冷蔵物の送り方は、 ・60サイズ+220円 ・80サイズ+350円 ・100サイズ+660円 ・120サイズ+660円 ・140サイズ+1,300円 ・150サイズ+2,060円 となり、全長サイズは1.5mまでで、最長の一辺の長さは1mまでです。そして梱包後の荷物の表面に「冷蔵」と明記して下さい。荷物の持ち込み先としては主に郵便局か、郵便局の機能を担う集配所となります。 配達時間は、 ・午前(9時から12時頃) ・午後1(12時から14時頃) ・午後2(14時から17時頃) ・夕方(17時から19時頃) ・夜間(19時から21時頃) となり、たいていの時間帯で配送してくれます。

冷凍ゆうパックの送り方

冷凍ゆうパックでも特殊料金はかかりますが、これは主に法人向け(業者向け)のための配送となるので、発送を希望する際に日本郵便へ直接問い合わせる必要があります。全長サイズは120cmまでで、最長辺は80cmまでになります。発送重量は21kgまでです。冷蔵ゆうパックと同じく、梱包後の荷物の表面に「冷凍」と表記して下さい。 集荷受付場所ですが、これについても日本郵便が指定している大規模郵便局(自宅から最寄りの郵便局)へ直接問い合わせる必要があります。 冷蔵ゆうパック・冷凍ゆうパックともに、荷物の発送日から10以内の日時を配送希望日として指定することができます。そして冷凍ゆうパックの場合も、配達時間帯は同じです。土日祝日でも配送は可能です。また送料の支払い方法として、代金引換郵便、引受時刻証明郵便、配達証明郵便があり、元払い・着払いの両方を選択できます。

定形外郵便とゆうパックの送り方の違い

郵便局を利用する送り方として定形外郵便があり、これはあらかじめ規定された郵送物のサイズや重量が超えるものでも送れる便利な送り方です。定形外郵便の送り方では、全長サイズが90cm以内、発送重量が4kgまでと、割と小物しか送ることができません(定形外郵便の規格外サイズです)。 しかし送料で言えば定形外郵便の場合、50g以内の最小サイズで120円から送ることができ、ゆうパックの送り方にある「60サイズで690円」の最小サイズの送料から見て、かなりお得な送料になります。定形外郵便の最大サイズ4kgの場合でも1,330円の送料ですので、ゆうパックの「140サイズで1,440円」の送料よりも安いです。 この規定サイズと重量さえ守れば、梱包方法や発送受付先は同じですので、送る荷物のサイズと重量によって「どちらが安価で発送できるか」をそのつど考慮する必要があります。

着払いでのゆうパックの送り方

郵便局経由の送り方で着払いにできるものは、ゆうパック、ゆうパケット、ゆうメールがあります。他の郵便物は基本的に着払いはできません。 この着払いでの送り方には以下の規定があります。 ・切手で送料を支払えます。 ・ゴルフ・スキー・空港ゆうパックは着払いにできません。 ・セキュリティサービスを付加したゆうパックは、ゆうパックラベル(着払い)のみ、使用可能です。 ・持ち込み割引きを利用でき、受取人への請求額から120円差し引かれます。 ・同一宛て先割引き、複数口割引きは利用できません。 ・同一宛て先への発送でも、元払いであれば同一宛て先割引きが利用できます。 ・後納扱いは可能です。 ・本人限定受取のサービスを付加することはできません。 ・受取人が着払いを拒否した場合は、差出人が送料を負担します。 着払いでのゆうパックの送り方では上記の規定を守らなければなりません。

海外へのゆうパックの送り方

ゆうパックの送り方として、海外に荷物を発送することはできません。これはゆうパケットやゆうメールでも同じです。いわゆる国際便になりますが、国際便の場合の規定は、航空便、船便、エコノミー航空(SAL)便の3種類の発送手段を選択できます。また荷物の持ち込み個数によって10%から20%の割引が加算されます。 発送手続きは比較的簡単で、国際便の専用ラベルに必要事項を記載して荷物に貼るだけで終了です。さらに速達便、保険の付加、受取通知のサービスもありますので配送状況の確認もできます。しかしゆうパックをはじめ、郵便局ではあらかじめ荷物の送り方とルールがありますので、「発送先」と「荷物の内容」とを確認してから各配送ツールを利用する必要があります。

チルドゆうパックと他社のクール便の違い

ヤマト運輸(クール宅急便)や日本郵便のチルドゆうパックの場合でも、「冷蔵」と「冷凍」の2つの発送方法があります。しかし発送方法には違いがあります。ヤマト運輸のクール宅急便では、冷蔵管理温度が摂氏0度から10度までで、郵便局での送り方の場合は0度から5度までです。 送料と規定サイズ・重量については以下のとおりです。 ・ヤマト運輸の場合 最大全長サイズは120cm、重量は15kgまで、送料は216円から648円 ・チルドゆうパックの場合 最大全長サイズは150cm、重量は30kgまで、送料は220円から2,060円 荷物のサイズや重量によって「どこがお得か」は変わってきます。下調べをし、荷物の送り方として最もお得なものを選ぶとよいでしょう。

ゆうパックで送る際の梱包方法

ゆうパックの基本的な送り方として、梱包は必ず差出人がしなくてはなりません。郵便局やコンビニはもちろんのこと、電話やネットでの集荷予約の場合でも、その送り方は変わりません。必ず梱包を済ませてから発送手続きをし、郵便局やコンビニの発送を受理してもらう先でも、スムーズに手続きを終えられるようにしておきましょう。

ゆうパックの送り方で袋を梱包材にする

ゆうパックには、袋を使用した送り方があります。袋はゆうパック専用の梱包用のものを使用するのが一般的です。袋は大で220円・小で100円で、郵便局で購入できます。 袋の種類は大と小があり、大のサイズは横幅32cm縦幅44cm奥行16cm、小は横幅26cm縦幅45cm奥行8cmです。大が100サイズで、小が80サイズになります。発送重量の上限はともに30kgで変わりません(サイズだけが違います)。 袋はダンボールに比べると外傷に弱いので、二重にしたりガムテープを巻いたりして、中身の破損を防いで下さい。緩衝材は、エアキャップやクラフト紙がおすすめです。

次のページ:品物別ゆうパックの送り方と注意点
初回公開日:2018年01月03日

記載されている内容は2018年01月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング