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「井の中の蛙大海を知らず」の意味|読み方/由来・類語や対義語

初回公開日:2018年01月16日

更新日:2020年08月07日

記載されている内容は2018年01月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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言葉の読み方

今回は「井の中の蛙大海を知らず」について、その意味、由来や原文のご紹介、類語や対義語にはどのようなものがあるかについて、「井の中の蛙大海を知らず」の続きについても触れ、実際にどのようなシーンで使うことができるのかを例文を交えてご紹介しています。

「井の中の蛙大海を知らず」の意味

今回は「井の中の蛙大海を知らず」についてお話をさせていただきます。ここでは「井の中の蛙大海を知らず」の意味、読み方はもちろんのこと、その由来や類語や対義語にどのようなものがあるかについてご紹介します。また、「井の中の蛙大海を知らず」についてどのような文章の中で使われるか例文を交えてお話させていただきます。

読み方

今回は「井の中の蛙大海を知らず」についてお話をします。この「井の中の蛙大海を知らず」ということわざですが、皆さんはどのように読むかご存知でしょうか。 このことわざの読み方の重要なキーワードは「蛙」をどのように読むかです。「蛙」という漢字の読み方を漢和辞典で引くと、「かえる」もしくは「かわず」と出てきます。ここでいう「井の中の蛙大海を知らず」では、この「蛙」を「かわず」と読みます。ひらがなでどのように読むか表記すると、「いのなかのかわずたいかいをしらず」となります。

由来・原文

さて、この「井の中の蛙大海を知らず」ですが、どのような由来があるのでしょうか。実は、この「井の中の蛙大海を知らず」ということわざの由来には中国の思想家である荘子(そうじ)の『秋水篇』に出てくる言葉の一文に由来します。それでは、この『秋水篇』の原文にはどのような言葉が書かれているかご紹介しましょう。

「井の中の蛙大海を知らず」の原文

「井の中の蛙大海を知らず」を漢文で記すと次のようになります。『井蛙不可以語於海者、拘於虚也』となります。これは、荘子の『秋水篇』に掲載されている「井の中の蛙大海を知らず」の一文にすぎません。原文に書かれているストーリーを現代語で訳すと次のようになります。 「黄河(こうが)の神である河伯(かはく)が初めて海へ行ったところ、その広さに驚き、北海の神である若(じゃく)に話をした。若は『井の中の蛙には海のことを話してもわからないし、夏の虫に氷のことを話をしてもわからない。 いずれも狭い環境に捕らわれており、ありきたりの視野や見識しか持ち合わせていない。それに比べてあなたは大きな海を見て自身の愚かさを知り、物事の心理を知ることができた。」となります。

「井の中の蛙大海を知らずの」の類語

次に、「井の中の蛙大海を知らず」についてどのような類語があるのかお話をさせていただきます。ここでは、ことわざやその意味、また四字熟語ではどのような言葉で表現されるのかについても触れています。

ことわざ

「井の中の蛙大海を知らず」ということわざの類義語についてお話をします。この「井の中の蛙大海を知らず」の類義語で代表的なものをいくつかご紹介しましょう。鍵の穴から天を覗く、井蛙は以って海を語るべからず、井蛙の見、夏の虫氷を笑う、針の穴から天を覗く、夏虫は以って氷を語るべからず、管を以って天を窺うなどがあげられます。それぞれの意味をご紹介します。

それぞれのことわざの意味

鍵の穴から天を覗くの意味は、狭い見識で大きな問題を考えるということです。井蛙は以って海を語るべからず(せいあはもってうみをかたるべからず)は見識の狭い者に、道理を説いても理解できないということを意味しています。井蛙の見(せいあのけん)とは、狭い見識のことを指します。 夏の虫氷を笑うの意味は狭い見識の例えという意味です。針の穴から天を覗くとは、自分の狭い見識をもとに、大きな事柄について勝手な推測をするたとえを指します。 夏虫以って氷を語るべからず(かちゅうもってこおりをかたるべからず)とは、県分が狭いことを例えています。管を以って天を窺うとは、管の穴から天を覗くように、狭い見識を基準にして、大きな問題について自己流の判断を下す例えです。

四字熟語

「井の中の蛙大海を知らず」ということわざを四字熟語で表すとどのような四字熟語があるのでしょうか。夜郎自大、井底之蛙、遼東之豕があげられます。夜郎自大はよく聞く四字熟語ですが、後の残りはあまり聞かない言葉なので、どのような意味があるのかお伝えします。 夜郎自大は「自分の力量を知らずに仲間の中で威張っている者」を指します。井底之蛙(せいていのあ)は「広い世間を知らず、自分だけの狭い見識に捕らわれていること」を指します。遼東之豕(りょうとうのいのこ)は、「狭い世界で育ち、ほかの世界を知らないため、自分だけが優れていると思い込んで、得意になっていること。ひとりよがり。」を指します。

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