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就活の軸の定義・説得力のある就活の軸の作り方・キーワード

初回公開日:2018年01月09日

更新日:2020年03月04日

記載されている内容は2018年01月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

就活ノウハウ

就活の軸とは何か、どう作ればよいのかをまとめました。就活の軸を的確に伝える志望動機の書き方のポイントは3つ、伝え方は1から3の順で伝えると説得力が増すので参考にしましょう。就活に軸が見つからない方もこの記事を参考にするとみえてきます。

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就活の軸の定義

就活をしていてよく耳にする「就活の軸」というワードですが、実際のところ就活の軸とは何のことなのでしょう。ここでは就活の軸について詳しく取りあげてみましょう。

就活の軸とは

就活の軸とは自分の将来のビジョンを整理し自己分析をしたもので、就活をするうえでの基準となる物です。わかりやすくいうと「こういう人生を歩みたい」「将来こうなりたい」といった将来の夢のことです。 就活の軸は業種の選択や企業えらび、エントリーシートを書くときや、面接のときにもっとも重要になります。考え方としては就活だけに絞るものではなく人生を歩むための自己の基準といって良いでしょう。

就活をする上でどんな基準をもって行動するか

大切なのは、自分の信念や考えを整理し、まとめておくことです。いざ就活を始めてから考えだしても、なかなか整理がつかないのが就活の軸です。普段から自分について自己分析を行い、信念や考え、夢を整理しておくことが大切となります。

基準は?

自分はなぜ生きてるか?生きる理由から発展していくと考えやすいでしょう。お金持ちになって高級車に乗りたい、高級マンションに住みたいでもよいでしょう。楽しいと思う趣味を仕事にしたい、趣味をずっと続けたいといった理由でも良いです。 本音を基準にして発展させていくことが、ぶれない就活の軸の基準となります。

何故就活するのか

大人になれば、仕事をするのは当然のことで、あらためて考えたことがないという人もほとんどでしょう。すなわち就活は生活のためというのが誰もが考えるあたりまえのことですが、生活のためだけでしたら、給料さえ支給されれば就職先はどこでも良いことになります。 しかし自らの人生を考えると手ごたえや達成感など、やりがいのある仕事に就きたいがために就活をするのではないのでしょうか。

やりがいや喜びを知るためには?

喜びややりがいを感じるための就活の軸には「誰かの役に立つ」といった考え方が一番シンプルな考え方ではないでしょうか。貢献であれば「地域」「社会」「世界平和」「経済」などがあり、そこまで大げさではなくとも「笑顔が見たい」「喜ばせたい」などでもよいでしょう。

何故その業界なのか

自分のやりがいや喜びを知ることで就職したい業界と繋げてみましょう。実家がある田舎に地域貢献をしたいならば、田舎の経済を考えて物を輸送する物流業界、高齢化社会に貢献したいのならば福祉業界といった繋がりで考えると自分に向いてる業界がみえてきます。 業界がみえてきたら、その業界について研究をすることが大切です。同じ業界でも、海外向け、国内向けではスキルも変わってきますので必ず業界について調べておく必要があります。

何故その企業なのか

業界が決まったら、企業を選ばなくてはいけません。同じ業界でも社風や得意分野はさまざまです。そのためには企業をよく調べることが最も大切です。 就活の軸で最も大切であり、外せないと考える「やりがい」「喜び」「夢」を挑戦できる企業を撰びましょう。この企業で挑戦したいこと、この企業で役にたちたいと考えることが大事です。また、その考えこそが就活において重要な企業選びとなります。

何故その職種なのか

就職活動の軸をとおして喜びを感じることや実現できそうなビジネスを撰んだら、次はその職種選びです。職種についても自分のスキルや経験、資格が活かせるか、研究をしておくことが大切です。

説得力のある就活の軸の作り方と答え方

最初に就活の軸をなんとなくの表面上だけで作ってしまうと、面接時での質問とエントリーシートの内容が異なるといったアクシデントに繋がります。そのためには、しっかり自己分析をし、本音で就活の軸を作ることが重要になります。

ES

エントリーシートの全ての項目は、就活の軸を根源に、形成して書いていくとよいでしょう。将来・現在・過去の視点で就活の軸を中心にアプローチすると、伝わりやすいエントリーシートになります。将来は夢ややりたいこと、現在はこの企業を選んだ理由、過去はこの業界をえらんだ理由を生い立ちや過去の経験などを織り交ぜて書き込むと説得力が出ます。

履歴書

履歴書に記載する項目で就活の軸とぶれずに書きたいのは志望動機の欄です。志望動機の欄には就活の軸を基に、形成し、将来・現在・過去の視点でエピソードや動機、選んだ理由、企業に貢献できる事柄を明確に記しましょう。

面接

学歴だけでは知ることができない本質を見極めるために行われる採用面接ですが、就活の軸を聞かれることは少なくありません。採用企業側は、就活の軸を聞くことにより、本人の仕事選びに明確な基準があるかどうかを確認しようとしています。 ぶれない軸を持って、就活しているかどうかを確かめ、ふるいにかけられているといっても良いでしょう。ブランドやイメージ、外見だけで企業を選ぶと面接では見抜かれてしまうので要注意です。

一般的な回答ではダメ

あなたの就活の軸は、の質問に対し、一般的に「社会貢献できる会社だから」「成長できる会社だから」「小さいころからのあこがれだった」といった回答が思いつくでしょう。しかしこの回答は一般的過ぎて、マイナス評価となりますので注意が必要です。

就活の軸は自分自身の経験と考えで回答する

エントリーシートに就活の軸をわかりやすく書いても、面接でしっかりとした就活の軸を語ることができなければ、伝わりません。伝わる就活の軸はなぜそう考えるのか、こういう価値観でこの企業に勤めたいといったバックグランドを明確にいうことが必要です。

就活の軸を的確に伝える志望動機の書き方

エントリーシートや面接で企業から必ず聞かれることのひとつに「志望動機」がありますが、3つに整理して表現すると良いでしょう。その3つを例にして紹介します。1から3の順に表現すると伝わりやすく、説得力が出ますので例をあげて紹介しましょう。

1.志望動機「結論」

私が貴社を第一志望と考えた理由は、AI技術を応用した保険の研究に力を入れておられる点が、金融と人工知能という分野に関わり続けたいという私自身の就活の軸に一致するからです。 結論を最初に持ちだし、就活の軸と一致していることを伝えているので、スマートでわかりやすく、ビジネスコミュニケーション能力があるといえます。

2.就活の軸の説明

大学では人工知能学の研究に取り組んでいますが、同時に金融情報研究会にも所属し、人工知能の研究そのものよりも、その成果を人々の生活に平和的に活用するという場で役割を果たしたいと強く希求するに至りました。 一般的な説明ではなく自分自身の経験と価値観が表現できています。

3.将来の夢

将来はファイナンスとテクノロジーを組み合わせ、グローバル市場への進出を加速する手助けをしたいと考えています。貴社でならばこれまで身につけた専門性と強みである語学力を活かしつつ、自身の夢を実現させる機会が得られるに違いないと考えました。よろしくお願いいたします。 自分の就活の軸と、企業の魅力を関連付けて、将来の夢を描いているのかを説明されています。貴社に貢献する意識の説明がされている点が好印象となります。

就活の軸に使えるキーワード

就活の軸は、自己分析であり、経験や価値観を組み入れ、具体的に作成しなければならない事がわかりました。ではどんなキーワードが使いやすのか、あげてみましょう。

成長

「自己成長」はキーワードとして使いやすい言葉ですが、何となく聞こえが良いから安易に「成長」というキーワードを使うと、マイナス評価に繋がるので気をつけましょう。誰でも使う「自己成長」だけではなく、具体的に何に対して成長したいかを説明しましょう。

「成長」の使い方例

「与えられた業務だけでなく、さまざまな仕事を通して成長し、会社にとってなくてはならない存在を目指したいと考えます」 ひとつの仕事だけでなく、何でもする覚悟があり、吸収する意欲が伝わります。

人材

企業が望む人材とは、会社に利益をもたらしてくれる人材です。現状維持だけの人材より、自分で価値を生み出し、成長していく成長志向型の人材を求めています。自分の就活の軸から派生し、どうやって会社に利益をもたらせる人材なのかを考えましょう。

笑顔

ビジネスで役に立てる「笑顔」はとても大切です。ただ、履歴書に自分のセールスポイントを「笑顔」と書くだけは説明不足になります。その笑顔を裏付けるエピソードや経験を具体的に説明することが大事です。 学生時代でのサークルやアルバイト、活動、授業、研究においての具体的な例をあげて説明すると説得力が出るでしょう。

社会貢献

最近は社会貢献意識の高い若者が増えているので、履歴書やエントリーシート、面接で多く使われるワード「社会貢献」ですが、ただ「社会貢献をしたい」と書くだけでは説明不足となり、スタイルとして安易に使っているだけとマイナス評価になります。今までの経験に基づき、なぜ社会貢献をしたいと考えるのかの説明が必要です。 実家が田舎で貧しかったから、ボランティア活動を通してそう思ったなど、具体的な経験を説明しましょう。

社風

この企業を選んだ理由に、「風通しの良い社風の企業で働きたい」といった理由を書くことが多い「社風」ですが、企業の環境や雰囲気を表現した「社風」の使い方にも注意が必要です。 ホームページやパンフレットなどから拾っただけの漠然とした「社風」ではPR不足の可能性が多いので注意が必要になります。 実際に親戚が働いていた、先輩から詳しく聞いていたなどの具体的な例と自分とマッチしている点を説明することが大切です。また、創業者の本を読んでその一説を取りあげ「革新的な社風に惹かれ」でもよいでしょう。

信頼

コミュニケーション能力をPRするときや、営業職に使われる「信頼」は「信頼関係構築を得意とする」などの使い方をします。学生時代の部活でリーダーとなりチームをまとめてきた経験、アルバイトで上り詰めた経験などがあれば、本当に信頼されてきた人材と評価されます。

業界別好印象を与える就活の軸の例

業界別好印象を与える就活の軸の例を紹介しましょう。

メーカー

私が貴社を志望と考えた理由は、世界で活躍できる基盤を持たれている点が、海外8か国を自身が訪問した経験と日本の技術で世界のものづくりを支える分野に関わり続けたいという私自身の希望一致するからです。 小さいころから機械産業に興味があり、〇〇に搭載されている△△△技術力の高さに感銘を受け、私自身もこのような製品にかかわるのが夢であり、貴社での採用を強く志望しております。 将来は海外工場での業務に携わり海外拠点の現地化をさらに強固なものにし、高品質を維持していきたいと考えています。

金融

私が貴社を第一志望と考えた理由は、金融業界の中でも特に個人向け商品に力を注いでおられる点が、人々の暮らしに役立ちたいという私自身の就活の軸に一致するからです。 最初は命の次に大切なお金を扱う銀行を漠然と志望していましたが、貴社の人々の安心をサポートする損害保険の充実と革新的な新商品は、あらゆるリスクをカバーすることができると感銘し、災害が多い日本の人々の生活に安心を届ける役割を果たしたいと強く希求するに至りました。 貴社の企業理念は「日常生活を安心して暮らせる社会にすること」は私の価値観と合致しています。学生時代に経験した被災地でのボランティアでは、リーダーとしてボランティア人材の派遣をしてまいりました。貴社に採用された際には、日常に潜むリスクを事前に最小化する役割を果たし、信頼される人材として活躍したいと考えます。

IT

私が貴社を第一志望と考えた理由は、独立系のIT企業であり、幅広い開発分野に関わりたいという私自身の就活の軸に一致するからです。 昨年の夏に御社のセミナーに参加した際、研修制度やフォローアップ、サポート体制が充実してることを知り、離職率が高いこの業界の他企業との違いに驚き興味を持ちました。その後、業界紙を購読し貴社の開発プロジェクトや社風について深く感銘し、この会社なら長く勤められると強く希求するに至りました。 大学ではJava、XML、C++を習得、AI研究会サークルでは代表経験もありプロジェクトリーダーとしてコミュニケーション能力にも自身があります。

食品

私が貴社を第一志望と考えた理由は、天然だしの研究に力を入れておられる点が、調味料という分野に関わり続けたいという私自身の就活の軸に一致するからです。 大学では栄養生理学の味覚の形成研究に取り組んでいましたが、その研究そのものよりも、その成果を人々の食生活に活用するという場で「食を通して幸せを提供する」役割を果たしたいと強く希求するに至りました。 私の母は女手一つで仕事をしながら私を育ててくれました。寝る時間もなく働きながらも、母はいつも手作りの料理を私に食べさせてくれました。裕福とは言えない暮らしではありましたが、母の作る家庭料理のおかげで、幸せを感じ「美味しい」と「幸せ」は同じことを意味することを知りました。 将来は人々に喜んでもらえるような新商品を開発していきたいと考えます。

接客

私が貴社を第一志望と考えた理由は、企業理念である「幸せの提供」が、接客分野に関わり続けたいという私自身の就活の軸に一致するからです。 大学時代の4年間、テーマパークでキャストとして接客に携わり、ホスピタリティの持つ役割を実践してきました。ここで学んだことは、ホスピタリティに完璧はなく、常に追求し、変化していかなければということです。 将来は現場の接客を通して、御社の企業理念を実践するための仕組みづくりにチャレンジしたいと考えています。

営業

志望理由は、世界で信頼される車を提供している点であり、トヨタは私の小さいころからの夢でもありました。 私の実家は過疎化が進む地方であったにもかかわらずトヨタの営業所がありましたので、父は昔からトヨタの車に乗っていました。 実家にあるトヨタの営業の方は、休日にもかかわらず何かあると駆け付けてきて親身な姿となってくれたのが印象的で私はトヨタのミニカーを集めに夢中になりました。

その後、トヨタ生産方式に代表される洗練された生産技術や品質管理やハイブリッド車など知り、もっと深くトヨタのことを知りたいと思うと同時に自ら貴社に貢献したいと考えるようになりました。 営業担当は個人の資質が求められると感じています。営業と消費者との信頼関係が成り立ったうえで契約締結に至るといった意味で、学生時代に培った語学力と行動力、誰にも負けないトヨタ愛を活かして、海外営業として、貴社のクルマを世界に広げ、貴社に貢献していきたいと考えています。

一般職

私が貴社を第一志望と考えた理由は、合同説明会で担当の方が「人間関係や人付き合いを重視」されているとおっしゃっていた点が第一、第二は途上国の産業発展に力を注いでいる点です。途上国の手助けをしたい、一般職で長く働き続けたいという私自身の人生の軸に一致したからです。 大学では学業4サークル6の割合で頑張りました。サークルでは副部長として150人をまとめるサポートなどさまざまな経験をし、アルバイトの熟講師でも20名のクラスを受け持ち、会話力とサポート力には自信があります。その経験を活かせるのは貴社の一般職だと確信いたしました。 低所得国での労働人口の多くが農業従事者で、その中には多くの貧困層が含まれていますが、こうした国々の製品を取り扱う貴社のビジネスは途上国の発展と幸せに貢献できると考え、そのビジネスに一般職で参加し、役割を果たしたいと強く希求するに至りました。

就活の軸が見つからない時の対処法

就活中はどうしても視野が狭くなり「就活の軸」がわからない、見つからないと焦ることがあります。そういう場合は、就活していないころの自分を振り返っていましょう。どこに喜びや楽しさを感じていたか、そこから派生して就活の軸を見つけていくのが一つです。 もう一つは10年後の自分を想像してみましょう。10年後の自分はこういう働き方をしていると想像し、そこから逆算して、働き方や業種や職種を見つけてみましょう。

就活の軸は自己表現

就活は自分の将来をぶれずに語ることであり、表現方法は自由でかまいません。しかし曖昧な表現方法は鋭く追究されてしまうので、具体的に語り、伝えることが大切です。就活の軸とは自己分析でもあり、自分の将来を整理するタイミングでもあります。 自己分析が企業にどう貢献できるかを自分なりの掘り下げた表現で就活を成功させましょう。

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