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マイニングの意味|ビットコイン・マイニングの仕組みや方法

更新日:2021年04月23日

言葉の意味

ビットコインをはじめとする仮想通貨の世界で使用されるマイニングという言葉。このマイニングという言葉の意味は採掘です。しかし、なぜ実体のない仮想通貨を採掘する、というのでしょうか。今回はこの仮想通貨でのマイニングの意味について解説します。

マイニングの意味

最近、なにかと話題の仮想通貨ですが、この仮想通貨、とりわけビットコインがどのようにして発行されているかをご存知でしょうか。 通常、通貨の発行は日本だと日本銀行、アメリカですとFRBといったその国の中央銀行が行います。つまり、発行者は国ということになります。 しかし、ビットコインの発行者は国ではありませんし、そもそも発行者というものが存在しません。では、どのようにしてビットコインが発行されるかというと、マイニングという作業をとおしてビットコインは発行されます。 マイニングとは採掘を意味しており、主に鉱山などの現場で鉱物を掘る時などに使用される言葉です。なぜ、この採掘を意味するマイニングという言葉が、ビットコインを発行する作業の言葉として使用されているのでしょうか。

仮想通貨・ビットコイン

ビットコインはもともと、「サトシ ナカモト」という人物がインターネット上で発表した論文を元に誕生しました。 論文では、ブロックチェーンという中央管理者が存在しない、合意型のネットワークシステムを用い、今までと違った形の金融システムが提唱されています。 その論文を面白いと考えた、有志のプログラマーたちによって誕生したのがビットコインです。中央管理者、つまり日本銀行やFRBが存在しない世界。ブロックチェーン上で活動する有志の人間たちだけで構成されたこの世界では、ブロックチェーンで行われた取引記録もこの有志の人間たちだけで行う必要があります。この記録を書き込む作業、これがマイニングです。

ビットコインでのマイニングの仕組みや方法

ビットコインのマイニングの仕組み、方法について詳しく解説していきます。まず、ビットコインにおけるマイニングとはどういうことなのかは先述したとおりです。しかし、なぜマイニングという言葉、つまり採掘という言葉を使用している意味はこれだけでは不明です。ビットコインでのマイニングの意味について深く解説していきます。

マイン二ングという意味とゴールドラッシュ

マイニングは採掘という意味ですが、これはビットコインの発行がかつてアメリカで巻き起こった空前の金採掘ブーム、いわゆるゴールドラッシュの際の金採掘作業と似ているからです。 金を採掘、つまりマイニングをする際、まずは道具を準備します。マイニングに必要な機材や道具を準備して、マイニングを行うマイナーと呼ばれる人たちは金採掘に励みます。そしてマイニングされた金が流通することにより、新たな金が世界に流通します。 この一連の流れがビットコイン発行の流れと酷似しているため、ビットコインの発行作業をマイニングと呼びます。では、ビットコイン発行の流れとはどのようなものかを解説していきます。

マイニングとビットコイン

ビットコインでのマイニングは、ブロックチェーン上での取引記録を書き込む作業を意味することであるとは説明しました。これのどこが金のマイニングと酷似しているかというと、マイニングを行うマイナーたちは、自分たちのPCを用いてこの取引記録の書き込みを行います。 しかし、このマイニングを行えるマイナーというのは、たった一人のマイナーだけです。マイニングを行うためには、膨大な演算を処理する必要があり、その演算を誰よりも早く終えたマイナーが、ブロックチェーン上に取引記録を書き込む権利を得ることができます。 そしてマイナーが取引記録を書き込むことにより、その対価として書き込みを行なったマイナーにビットコインが提供されます。 つまり、マイナーが書き込みを行うことで新たなビットコインが発行され、この世に出回ることになります。これ以外でビットコインが流通することはありません。

金のマイニングとビットコインのマイニングの類似性

金のマイニング時には、金をマイニングするための道具や機械を用意して、誰よりも早く作業を行います。そして誰よりも早く金をマイニングすることにより、金を手に入れることができ、そして新たな金を世界に流通させます。 ビットコインのマイニングも、マイニングするための高性能のPCを用意して、誰よりも早く演算を行うことでマイナーはビットコインを手に入れます。そして新たなビットコインを世界に流通させます。

マイニングとPC

初回公開日:2017年12月30日

記載されている内容は2017年12月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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