
更新日:2022年05月27日
「トリム」という言葉の意味を解説しました。英語での「トリム」にはたくさんの意味があります。そのため日本でも各分野でさまざまな意味を表現するのに用いています。それぞれの分野での「トリム」の意味とそれに付随する事柄を説明しました。
「トリム」の英語での意味は、刈り取る・切り取る・バランスをとる・飾りをつける・手入れをする、などです。ここでは、いろんな分野で専門用語として使われている「トリム」の意味を紹介します。
IT用語としての「トリム」の意味は、画像や映像の不必要な部分を切り取る機能やその作業のことを指します。また文章の文頭や文末の空白部分を削除するという意味もあります。IT分野での「トリム」とはさまざまな場面で調整をする時に使う機能やその作業のことをいいます。
印刷の時に使われる言葉としての「トリム」とは、「トンボ(=トリムマーク)」と呼ばれる目印で断裁する箇所を示すことをいいます。また、各インキの刷り位置を合わせる目安としても使われています。パソコンで印刷する時にも見ることができます。
映画の時は「トリミング」といいますが、映像の上下や左右の縦横比を変更することをいいます。また、英語では写真の端を切って大きさを揃える時にも「トリム」という表現を使います。
音楽用語での「トリム」の意味は、ミキサーに付いているツマミのことを指します。ミキサーとはいろんな楽器の音を入力して音を作る機械です。音を入力する時の音量を調節するのが「トリム」です。「ゲイン」ともいいます。 音を出力するツマミは「フェーダー」といいます。その他にも、イコライザー(音質を変化させる)・エフェクト(音を加工する)・パン(右左のスピーカーの音のバランスを変化させる)などのツマミがあります。
建築用語での「トリム」の意味を説明します。木造の建物は、建ててから数年経つと木材が乾燥などのために収縮して隙間ができてしまうので、これを隠すために取り付ける板材を指します。また室内外のデザインとしてアクセントをつけるために取り付けることもあります。 「窓トリム」の意味は、窓を壁や窓敷居に接合させるために使ったり、モダンなデザインの窓に見せるために取り付けたりします。 また、カーテンをドレスアップさせるためにカーテンの縁や裾や上飾りなどに縫い付けるアクセサリーを「トリム(トリミング)」といいます。レースやブレード(テープ状のもの)を縫い付けます。ブレードに房飾りを付けたものを「フリンジ(フレンジ)」といいます。
「トリムバレー」の意味は、普通のバレーボールのルールに準じて行います。ボールはバレーボールのものより軽量で柔らかく少し大きめです。ボールの滞空時間が長いので、初心者でも参加しやすいゲームです。ボールの大きさはバレーボールが一番小さく、次にトリムがそれよりやや大きめ、次にソフトバレーボールがさらに少し大きめです。 チーム編成は団体によって違いがあります。男女混合で男女2人づつ計4人だったり、男性4人と女性5人だったり、女子の部と混合の部があったりと、さまざまです。
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