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サボタージュの意味とは?正しい使い方や争議行為について詳しく説明

更新日:2023年11月30日

言葉の意味・例文

「サボタージュ」が「サボる」の語源というのは知っているけど、元の意味はよくわからないという方はいないでしょうか。この記事では「サボタージュ」という言葉の意味と語源、そしてそれが何故起こるのかについてまで詳しく紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

「サボタージュ」という言葉は、主に公的な書類に記録する際に使われます。「サボタージュ」から生まれた「サボる」という言葉はあくまで俗語であるため、公的文書に用いるのは不適切だからです。

日本での「サボる」「サボタージュ」の使い分け

「サボる」という言葉は「サボタージュ」から派生したものですが、元の言葉と比較してその意味や使い方は全く異なっています。 「サボタージュ」は「争議行為としての業務妨害」を指しますが、「サボる」と言った場合は単に「仕事や学業を怠けること」という意味合いになり、特に何かを要求したり抗議するといったことには繋がりません。

サボタージュを使った例文

「サボタージュ」という言葉を使った例文をいくつか挙げていきます。実際に使う機会はあまりないかもしれませんが、言葉の意味と用法をしっかりと把握しておきましょう。

例文
  • 企業家のサボタージュを罰する
  • 全国的な生産サボタージュと闘う行動
  • 組合が何らかのサボタージュを画策している

サボタージュの英語表記

木靴での破壊からつくられたサボタージュという言葉は、アルファベットで「sabotage」と書きます。この言葉の意味ですが、「破壊」や「妨害」という意味が含まれています。 例えば、戦時中に「sabotage」という言葉が使われると、生産設備や輸送機械を意図的に破壊して、相手を弱める行動を意味します。会社同士の利益をめぐる闘いでは、相手の好機を妨害する行動を意味します。

正しい意味を理解してサボタージュという言葉を使おう

サボタージュの意味や語源について、ご理解いただけましたでしょうか。今日でも使われていることの多い「サボる」という言葉は、深い歴史をもつ言葉でした。 「言葉は生き物」とはよく言われますが、時間や時代の経過とともに深みを増すこともあれば、簡略化されることもあり、価値や重みは常に変化しています。「サボタージュ」の意味もこれによく当てはまっています。

初回公開日:2018年01月28日

記載されている内容は2018年01月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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