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更新日:2024年07月18日
「毀損」という言葉、そういえば見たことがあるような聞いたことがあるようなとは思っても、その意味まではよく知らないという人も少なくないのではないでしょうか。やや堅苦しさの感じられるこの「毀損」という言葉の意味や類語、使い方などをご紹介します。
目次
多くの人にとって「毀損」という言葉は、たまに新聞で見かけたりテレビのニュースで耳にすることはあっても自分で使うことはほぼないという言葉のひとつではないでしょうか。その上滅多に使うことのない漢字まで登場するのですから、なお一層縁遠く感じられてしまいます。 本稿では、そんな「毀損」という言葉の意味や使い方、類語などについてご紹介します。
まず「毀損」という言葉をどう読むのか自体あやふやという方も少なくないのではないでしょうか。この熟語の読み方は「きそん」です。 「毀損」の「毀」の字を使った四字熟語に「毀誉褒貶(きよほうへん)」があるように、「毀」は「き」と読みます。
「おや」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。「毀損」ではなく「棄損」と書かれることもあるからです。 これはどちらも間違いではなく、また、使われる漢字は異なっても意味は同じです。なぜ2種類の漢字が当てはめられるのでしょうか。
「毀損」ではなく「棄損」とも書かれる理由は、「毀」という漢字が常用漢字ではなかったからです。つまり「毀」と書くべきとところを「棄」と書き換えるという対応をとったものが「棄損」です。 「常用漢字ではなかった」と過去形なのは、以前の常用漢字表には「毀」は載っていませんでしたが、平成22年の改定で「毀」が追加されたためです。(従って、現在は「毀」は常用漢字となっており、「毀損」という書き方はテレビや新聞などでも普通に使われるようになりました。)
「毀損」という言葉にはどういった意味があるのでしょうか。ひとつずつ見ていきましょう。
「毀」の字を訓読みすると「毀す(こわす)」です。「こわし、そこなう」ということから「(物を)壊す」という意味があります。
「(ものを)壊す」という意味に非常に近いですが、「(ものが)壊れる」という意味もあります。自動詞か他動詞かという違いです。
「(利益や体面を)損なう」という意味もあります。ニュースでは民事・刑事の事件が報じられることが多いこともあり、物質的に壊したり壊れたりといった意味で用いられるよりも、名誉などの無形のものの価値を損なうという意味で用いられる例のほうがむしろ身近だと感じられる方も多いのではないでしょうか。
記載されている内容は2018年01月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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