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想起の意味・類語や対義語・使い方や例文|想起する/想起させる

更新日:2020年05月25日

言葉の意味

今回は「想起の意味・類語や対義語・使い方や例文」と題して、「想起」という言葉の意味や使い方、その類義語や対義語に至るまで、ありとあらゆる視点から「この「想起」の活用法と言葉の内実を語り尽します。どうぞ「お役立ち情報」にしてみて下さい。

想起の意味

「想起」の意味は「過去に経験したことや体験したことなどを、ある特定のできごとに遭遇した際に思い起こすこと」にあります。つまり、何か物ごとを経験した際にその「物ごと」によってフラッシュバックして、過去にあった特定の経験を引き出すことを意味します。 特に心理学関連や医学関連において使用される用語でもあり、日常ではあまり使われませんが、この「想起」と似た言葉は非常に多く使用されています。「思い出すこと」を念頭にこの「想起」の意味を覚えておけば、たいていの場合は思い出すことができ、その使用例においても間違いはないでしょう。

「想起」という言葉の意味とその由来

先述で「想起」の意味をお伝えしましたが、この「想起」という言葉は単純に「思い出すこと」だけを指すのではなく、「心象表現」において説明されることも多く、この「想起」という言葉が「心象表現」に依拠している原理を唱えたのは、かの有名なプラトン(古代ギリシャの哲学者)でした。 〈プラトンの「想起」に関する提唱の骨子〉 「人間は生まれる前から何かしらの記憶をすでに持っており、その記憶は生前から延長する形で、現在生きているこの地上で展開されている」 このような提唱のもとで「想起」という言葉とその意味は、さらに深い「生前の記憶」という、人間にとって未知の領域に達する理解にまでおよびました。そしてこの「想起」の意味とその内容への探究から「イデア」という「この世への認識の方法」にまで発展しました。

「想起」に見られる「イデア論」の補足的説明

プラトンが唱えた「イデア論」をごく簡潔に説明すると、「人が体験しているこの世界は、人の主観により成り立っている」という意味になり、つまりは「世界が初めにあったのではなく、人の主観があるからこそ世界はある」という、きわめて「人の存在」を重視した内容になります。 この「イデア論」に基づく形で「想起」の意味を捉えれば以下のようになります。 【生前】A君が存在した(ここで地上と似た世界があり、この世界での記憶を持っている) ↓ 【誕生】A君が誕生する(生前の記憶を持つ)。地上での経験により、生前の記憶が甦ることもある。 ↓ 【死後】A君がこの世を去る(この世での記憶を持って去る)。 まるで輪廻を表す展開図になりますが、「想起」の意味を追求していくと「この世の生(せい)」というものを超えた、未知の世界にたどり着きます。

どんな言葉でも使うことで記憶できる

日本語に限らず、どんな言葉でも「使ってこそ覚えられる」という、実践することで得られる飛躍的な成長があります。 この「想起」という言葉やその意味も、自分で例文を書いてみたりすることによって、「想起」という言葉の使い方や各文脈での意味のあり方がわかってくるでしょう。

「想起」の使い方や例文とその意味

先述でお伝えしたことを踏まえ、この「想起」という言葉を実際に例文に当てはめてみて、その文脈において「どのような使われ方がされているか」、また「その文脈でどんな意味を持っているか」ということについて学んでみましょう。 〈「想起」の使い方や例文とその意味〉 ・ラーメンを食べていたら、以前に食べたカップラーメンの味を想起してしまった。 ・プロポーズの言葉を聞いたら、過去に友人がされたのと同じフレーズを想起できる。 ・未来の文明を想像するとき、過去の文明も並行して想起される。 ・次に想起できるのは、あの友人の言動です。 ・この問題を解く上で、想起できる内容をありったけ答えて下さい。 「想起」という言葉やその意味をみると、必ず「過去と現在」を対照にしているという、時系列での記憶のつながりが明らかになります。つまり、「現在の感覚」が「過去の記憶」から引き出されるという内容です。

心理学で使用される「想起」の意味

「想起」という言葉は「誤想起」という言葉とともに、心理学用語としても使用されています。体感的な記憶と精神的な記憶とが、1人の中で交錯しながら存在し、その潜在意識の中に埋もれた記憶が「特定の体験」によって急に再現されるという、複雑な認識の手順として説明されます。 主に脳科学の分野において使用される言葉ですが、その意味には「潜在的意識の中に記憶があり、それは夢に表れたり、ある特定の経験・体験をすることによってふっと表れてくる」といった、普段、人が気づかない深層心理に隠れた記憶の再生を意味します。 つまり、プラトンによって説明された「想起」の意味に触れる部分もあり、「人は生まれながらにして何らの記憶をすでに潜在的に持ち合わせている」という、生来的な記憶のあり方を意味する言葉になります。

「想起する」の用例と意味

「想起」という言葉にも能動態と受動態での使われ方があります。 〈「想起する」の例文〉 ・A君はその夢を見たとき、過去の体験を改めて想起した。 ・その国の経済発展を見ていると、人は思わずバブル経済を想起してしまう。 ・この漢字を見ていると、この漢字を教わった環境を想起する。 主に「想起する・した」のはその文章の主語です。

「想起させる」の用例と意味

初回公開日:2018年01月15日

記載されている内容は2018年01月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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