
初回公開日:2018年01月26日
更新日:2020年08月07日
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「節制(せっせい)」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。しかし「節制」という言葉は聞いたことはあるけど、使い方はよくわからないという人もいるでしょう。そこで「節制」の意味や使い方・間違えやすい言葉などを順番に紹介していきます。
はじめに「節制(せっせい)」の意味について紹介していきます。自分が想像していた「節制」の意味と比較しながら見ていきましょう。
「節制」には「度を越さないように控える」という意味があります。では、この「度を越さないように控える」について、どのような状況が考えられるでしょう。 例えば、飲み会に参加していて、まだまだ飲める気はするけれど、次の日に大切な会議などがあるため、アルコールではなくソフトドリンクに切り替えたというような経験はありませんか。この状況は、「度を越さないように控える」と言えるでしょう。
「節制」には「度を越さないように控える」の他に、「欲を抑えてつつしむ」という意味があります。では「欲を抑えてつつしむ」とはいったいどのような状況なのでしょう。 例えば、みなさんは、甘いものが食べたくてしょうがない時に、ダイエットのためにその欲をぐっとこらえることはありませんか。そういった行動は、まさに「欲を抑えてつつしむ」つまり、「節制する」ということになります。
では次に、「節制」の使い方を例文といっしょに順番に紹介していきます。どんな使い方ができるのか例文から参考にしてみてください。
この文では、「自分の欲を抑えた生活をしてきた」ということを「節制」という言葉で表現しています。具体的な例をあげると、お酒好きな人が、お酒を控えた生活を送ってきた場合や、食べることが好きな人が、食に対する欲をおさえて食べる量を減らした場合など、「節制した生活を送ってきた」と言えるでしょう。
この文では「お酒やたばこを摂取したい気持ちをおさえて、お酒の量を減らし、たばこも本数を減らした生活をする」ということを「節制」という言葉を使って表現しています。この表現の仕方は聞いたことがある人も多いでしょう。
「摂生(せっせい)」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。「節制」と「摂生」は、読み方が同じで、ときに同じようなニュアンスで使われることがあるため、とても混同されやすいです。そこで「節制」と「摂生」には、どのような違いがあるのか紹介していきます。