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敬遠の意味|読み方/由来・類語や対義語・使い方や例文|野球

初回公開日:2018年01月05日

更新日:2020年08月07日

記載されている内容は2018年01月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

言葉の読み方

今回は「敬遠の意味や読み方とその用法」と題して、「敬遠」という言葉の意味やその由来、またその「敬遠」の用法・用例などについて、さまざまな観点から情報を集め、具体的にご紹介します。「敬遠」という言葉にも、実に奥深い「謎」が隠されています。

敬遠の意味

「敬遠」の言葉の意味は2種類あり、一般的に対人で使用する場合と、もう1つは野球で使用される場合です。「体裁・表面上では敬ったような顔をしながら、実際には近づくのを避けること(あるいは意図的に避けること)」です。 ・表面上では尊敬するような態度を表しながら、実際にはその相手や物ごとを嫌って避けること。 ・その相手や物ごとのことを知った上で嫌って避けること。 ・スポーツの野球で、投手と勝負するのを避け、わざと四球(フォアボール)を与えること。野球のルール上の作戦になります。 大きく分けて2種類あり、この2つは根本的な意味は同じでも、その用途や認識のされ方は全く違うので注意して下さい。

「敬遠」の読み方

「敬遠」と書いて、音読みで「けいえん」と読みます。

「敬遠」という言葉の由来の意味

辞書を調べてみるとわかりますが、儒家の経典『礼記(表記)』というものがあり、その中で「敬神而遠之」とあり、「神を敬って遠ざかる」という内容がその経緯にあり、これが由来・語源になっています。 はじめはこのように「敬って遠ざかる・恐れおののいて身を隠す」という意味合いでしたが、それが段々「現実的にはそのまま関係を持たない」と認識され、そういう意味合いになってしまい、「うわべだけは敬っているように見えるが、実際には計算して遠ざかっている・嫌って避けている」と取られるようになりました。

敬遠の類義語とその意味

多くの言葉に類義語があるように、この「敬遠」にもたくさんの類義語があります。 ・村八分にする。(派閥によって特定の対象を除外する) ・ないがしろにする。 ・仲間外れにする。 ・爪はじきにする。 ・邪魔者扱いする。 ・疎外する。(集団から除外する) ・蚊帳の外に置く。(集団の協調から除外する) ・よそ者扱いする。 ・のけ者にする。(集団の輪から除外する) ・はね者にする。(「のけ者」の意味に同じ) ・締め出す ・嫌う。 ・遠ざける。 ・距離を置く このような言葉がすぐに浮かびます。どれも「特定の人を対象にして、自分から引き離す」あるいは「自分の方からその相手を遠くにすえ置く」といった、主に人間関係において用いられる言葉です。またこの他にも、「煙たがる」や「忌み嫌う」といった比較的、間柄が近い関係でも使われます。

敬遠の対義語

この対義語も日本語にはとてもたくさんあるので、ぜひ1つ1つの言葉を吟味して覚えておきましょう。 これまでにお伝えしてきた「敬遠」の意味が主に「特定の人物や対象を除外する」となることから、その反対に見られる言葉が「敬遠」の対義語になります。 ・相性が合う ・反りが合う(意気投合する) ・馬が合う(相性が合う) ・縁故(人同士のつながり) ・親和性 ・協調性 ・親近感 ・親密 ・緊密 ・馴染み ・親しみ ・仲良し ・じっこん(親しみがあり、あたたかみのある友情やその交流のあり方) ・交流 この辺りの言葉が自然に湧いてきます。「敬遠」の対義語には「敬遠」の意味とは真逆の「絆」や「交流」を伝える言葉が並びます。

敬遠の使い方や例文

敬遠の使い方や例文
※画像はイメージです
出典: Pen and paper - DesignersPics.com

この「敬遠」という言葉とその意味は、いろいろな文学小説や漫画の中で使用されています。 ・「人を敬遠する時」(泉鏡花『開扉一妖帖』、筑摩書房) ・「軽蔑されあるいは敬遠される」(内田魯庵『二葉亭追録』、「女性」、大正14年) ・「わざと一番を敬遠したくなる競馬心理を」(織田作之助『競馬』、ちくま日本文学全集『織田作之助』) この例文のように「敬遠」が使われる文脈の前後には、必ず「その敬遠する(される)対象である人物」が登場します。あるいは「わざと一番を敬遠したくなる競馬心理を」というように、人でない場合はその人の代わりになる「特定の対象」が登場します。 特に現代の文学作品や論評系の記事で「敬遠」という言葉を使う場合は、「敬って、その対象から身を引く」という表現はあまり使われず、比較的「特定の対象を嫌って避ける」という意味合いで用いられる場合がほとんどです。

野球の満塁の場面で使われる「敬遠」

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