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アジサイのベストな植え替え時期・上手な植え替え方法・失敗例

更新日:2024年10月20日

社会人常識

あじさいのベストな植え替え時期と上手な植え替え方法をご紹介します。あじさいってハードル高そうな気がしますよね。そんなことないんです。とっても育てやすい植物です。あじさいの植え替のはまりやすい失敗や、その応急処置まで、幅広くご紹介しています。

培養土の選び方

市販の培養土であじさいを植え替える場合は、園芸用や花用のものを選んでください。最近では、市販の培養土も目的別にいろんな種類が出ています。 例えばハーブ用の培養土は水はけよく肥料過多にならないようにできていたりしますので、水を好み、花を咲かせるために栄養を必要とする花には向いていないこともあります。用途ごとに培養土を選んで、上手に使ってください。

鉢の選び方

あじさいを鉢に植え替えるときは、必ず今のものよりも一回り大きな鉢に植え替えてください。根が成長できるようにするためです。鉢もプラスチックのものより素焼き鉢を選びましょう。素焼きの鉢は空気を通すので、中で根が呼吸をすることができます。 また、夏の蒸れ対策としても有効です。素焼きの鉢で、あじさいにゆったりと呼吸をさせてあげてください。

地植えの場所の選び方

あじさいを地植えにする際の場所選びです。地植えは一度植えたら、そんなに何度も植え替えるものではありません。根が傷んでしまいます。植え替えをしないことを前提に場所を選んでください。 あじさいは株で成長します。大きくなると低木になりますので、周りに広く場所を取ってあげてください。日当たりのいい場所を好みますが、真夏の直射日光は苦手です。半日陰でも問題はありません。秋から冬は日当たり良く真夏の陽射しは遮るような、落葉樹の足元などがいいでしょう。

肥料

あじさいの肥料についてです。肥料は、三大要素と言われる「窒素・リン酸・カリ」のバランスのいいものを選びましょう。バランスがいいというのは、この三つの要素がほぼ同率で配合されていることを指します。 鉢植えの場合は、花が咲く前3~4月頃と、花が終わった後に緩効性化成肥料を与えます。その他にも液体肥料をこまめに与えると花付きがよくなります。 地植えの場合は、3月くらいに緩効性化成肥料を与えます。株の周りにぐるりと溝を掘って、一握り程度を撒きます。

あじさいを植え替えて増やすなら

せっかく育てたあじさいが大きくなってきたら、増やしていきたくなるでしょう。あじさいの増やし方は、比較的簡単です。挿し木での増やし方が主流ですが、株分けでも増やせます。挿し木と株分け、それぞれの増やし方についてご紹介します。

挿し木

あじさいの挿し木の方法です。時期は6月くらいがいいでしょう。花の付いていない新しい枝を、2節ごとに切ります。葉を2枚残し葉先を1/2に切り落とします。切り口を斜めにカットします。そのまま鹿沼土に挿しておきます。日陰で乾かさないように管理してください。 市販の発根剤を使うと根がたくさん出てきます。3週間くらいで根が出てくるので、安定したら小さめの鉢に植え替えて育てます。

株分け

株分けの方法です。あまり暑い真夏になる前に行ってください。花が終わったらあじさいを株ごと掘り上げます。土を手で払い落したら、根を割るように手で割いていきます。固いところは無理に引きちぎるようなことはせず、ナイフやハサミを使ってください。 新しい土に分けた株を植え替えます。たっぷりと水を与えてください。根っこを割ったり植え替えたりした後は、あじさいは敏感になっています。お水をしっかり与え、直射日光で萎れることのないように管理してあげてください。

失敗しない!アジサイの植え替え注意点と応急処置

せっかくあじさいを植え替えて、あっさり枯れてしまったらショックです。そんなときのためにあじさいの植え替え時のよくある失敗例と応急処置をご紹介します。応急処置は他の植物にも応用が効きますので、覚えておくと役立ちます。

萎れたら?

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初回公開日:2017年12月28日

記載されている内容は2017年12月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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