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アジサイのベストな植え替え時期・上手な植え替え方法・失敗例

更新日:2024年10月20日

社会人常識

あじさいのベストな植え替え時期と上手な植え替え方法をご紹介します。あじさいってハードル高そうな気がしますよね。そんなことないんです。とっても育てやすい植物です。あじさいの植え替のはまりやすい失敗や、その応急処置まで、幅広くご紹介しています。

真夏はあじさいにとって辛い季節です。真夏の植え替えは避けてください。それでもどうしてもというのであれば、必ず風通しの良い日陰で管理することをお勧めします。 あじさいは水が大好きな植物ですので、植え替え後はしっかりと水を与えてください。その際の注意点として、蒸れると根っこから傷んでしまいますので、水がきちんとはけるようにしてください。鉢の下にレンガなどを敷いて、鉢の下に空間を作る方法もいいでしょう。水やりは早朝か夕方にしましょう。夏の昼間の気温は、土の中の水分をお湯のようにしてしまいます。

秋もあじさいの植え替えに無理のない季節です。あまり寒くなると休眠してしまいますから、真夏の暑さが過ぎ去り、秋の乾いた空気がやってきたころには植え替えを済ませましょう。 季節がいい秋でも、植え替え後はたっぷりと水を与えてください。直射日光を避け、木漏れ日が当たるくらいの場所で管理しましょう。秋の落ち葉は土をふかふかにしてくれます。あじさいにとっても温かくふかふかの土はとてもいいベッドになります。

あじさいの植え替えに冬は適していません。冬に植え替えをするのは避けてください。冬は休眠期と言って、植物全体が活動を休んでいる時です。この時期に無理に根っこを動かすような植え替えや株分けをすると、根が傷んで枯れてしまいます。翌春まで待ってあげましょう。

ケース別|あじさいの上手な植え替え方法

あじさいの植え替え方法について、鉢植えと地植えのそれぞれケース別にご紹介します。

鉢植え

鉢植えのあじさいの植え替え方法です。今よりも一回り大きな鉢に植え替えましょう。あまり鉢が大きいと、根っこばかり成長して花が咲かなくなることがあります。気を付けてください。 植え替え後は、たっぷりと水を与えてください。水が鉢の底から流れてくるくらいがちょうどいいです。植え替えたばかりの株は根が傷みやすいので、植え替え後は根を触らないようにしましょう。 鉢植えは真夏の直射日光を避けて、それ以外の季節は日当たりがいい場所で管理します。半日陰でも育ちますが、花付きをよくしたければ、日当たりがいい場所の方がいいでしょう。

地植え

地植え(庭植え)のあじさいの植え替え方法です。場所は、真夏の直射日光を避けその他の季節は日が当たるような落葉樹の下などがいいでしょう。あまり日当たりが悪いと枝ばかりひょろひょろと伸びてしまい、花付きが悪くなります。 植え替え時は、株の3倍ほどの穴を掘って、培養土に腐葉土を加えた肥沃な土を周りに入れてあげるといいでしょう。植え付け後はたっぷりと水を与えてください。庭植えの場合は、乾燥が続いたら水を与えるようにしてください。それ以外は特に神経質になる必要はありません。

あじさいの基本の育て方・管理方法

あじさいの基本的な育て方と管理方法についてご紹介します。せっかく植え替えたあじさいを枯らしてしまっては台無しです。適切に管理して、可愛がってあげてください。ここでは、そんなに神経質にならずとも管理できる簡単な方法をご紹介します。

剪定

‘‘アナベル”という種類の西洋あじさい以外のあじさいは、概ね花が終わったら早めに剪定します。あじさいは花後すぐに来年の花の準備を始めますので、剪定時期が遅いと来年の花芽を切ってしまうことになります。 剪定時期は、花が終わり次第7月くらいには済ませましょう。剪定は、花から三節下の葉の上で切りましょう。この時に余計な枝や細い枝もカットして形を整えます。コンパクトに形をまとめたい場合もこの時期に行いましょう。 アナベルの剪定は時期を選びません。翌年の花芽ができるのが11月くらいからですので、遅くても11月までに剪定を終わらせておけば、翌年も花を楽しめます。

用土の作り方

あじさいを植え替える際の土づくりです。あじさいを植えるのに適した用土は【赤玉土5:腐葉土3:ピートモス2】の割合で混ぜます。この配合は、あじさい以外の植物にも使える基本の割合です。自宅で植物を育てる際に、ぜひ参考にしてください。 自宅の庭の土に直接植え替える場合は、庭の土にこの培養土を漉き込んであげるといいでしょう。または、腐葉土とピートモスを周りに混ぜ込んであげるだけでも違います。

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初回公開日:2017年12月28日

記載されている内容は2017年12月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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