IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

ウロボロスの意味・ドラマと漫画「ウロボロス」にまつわる意味

社会人常識

ウロボロスの意味を貴方はどのくらい知っていますか?ウロボロスは単なる無限という意味だけではないんです。またドラマや漫画など様々な場面で登場していますが、全て違う意味で使用されていることを簡単にまとめましたので、ご覧ください。

更新日時:

ウロボロスの意味

ウロボロスという神話のドラゴンの名を一度は聞いたことがあることでしょう。近年漫画やドラマなどのタイトルや、重要人物の呼び名などで使用されています。 そもそもウロボロスの意味としては、自分の尾を飲み込んでいる竜または蛇の姿を指します。実際にそのような蛇がいるわけではなく、神話の中で描かれているものが由来です。 近年意味として使われるのは「無限」や「終わりのない」が主流です。「死と再生」の象徴ともされています。

ギリシャ神話

ウロボロスとはギリシャ語呼びが有名ですが、元々は古代エジプトで信仰されていたメヘンが起源とされています。太陽神ラーを守るべく、ぐるりと周りを囲んだ蛇がウロボロスの元で、それがギリシャに渡り、ウロボロスと呼ばれるようになりました。 また、グノーシス派が現れ「ウロボロスはイエス・キリストの象徴」として蛇崇拝が行われていました。意味としては、死と再生の象徴とされるウロボロスに、イエス・キリストの復活を見出したからだと言われています。しかし、悪魔を崇拝しているとされ、グノーシス派は鎮圧されてしまいます。

ウロボロスの姿でよくみられるのは、蛇の姿が多いです。古代エジプトが起源ですが、各国で様々な姿で描かれているのにもかかわらず、蛇の姿で自らの尾を加えている姿で描かれていることがほとんどです。 それは、ウロボロスの意味からくるものと考えらえています。生と死の象徴とされているのは「頭(生)」「尾(死)」とされているからです。全てを自分で補えるという点で、「不変」などの意味が出てきたのでしょう。 また蛇は、脱皮を繰り返す生き物で、ある程度食事をとらずとも生きていられる強い生き物ですので、その生命力から蛇の姿で描かれているとも考えらえています。

ギリシャ語のウロボロスだと、尾を加える蛇の姿が主流ですが、北欧神話に登場する尾を加える蛇はミドガルズオルム(別名ヨルムンガンド)です。 そしてその姿を蛇だけではなく、羽の生えた龍で描かれることも多いです。ゲームや漫画などで登場する敵役や、ボスなどで登場する場合は龍が主流です。 ですが、どんな姿でも蛇や龍といった体の長いものに描かれています。そして蛇同様に龍も生命力がありますので、同じ意味合いも含んでいます。

1匹

基本的には一匹の蛇または龍が自らの尾を加えている姿が描かれています。意味は上記にも記していますが、それ以外をあげれば「永続性」や「循環性」「不老不死」などもあります。

2匹

ウロボロスが時折、2匹で描かれていることがあります。それは陰と陽を表しているものだったり、一匹の頭の上には王冠が描かれているものだと男女を示すものだったりします。 二人で一つという意味や、表と裏という意味だったりさまざまですが、一匹の姿で描かれているウロボロスと意味が変わるわけではありません。

ウロボロスが象徴するもの

色んな場面で登場するウロボロスは、よくネックスレスやブレスレットといったアクセサリーなどにも用いられるほど、親しまれています。 そんなウロボロスが象徴するものは「不老不死」「永遠」「不滅」など色々なものを指します。その中で、よく意味として使われるものをピックアップしましたので、ご覧ください。

完全

完全の意味は、足りないところがないことを指します。それはつまり、非がないということです。自らの尾を加えているウロボロスの形から、他者を頼らず己のみで生きていく姿を現しているとも言われています。 一人で何でもできることも完全だと言えますし、死と再生を象徴するウロボロスの再生は、完全なる再生を指してもいます。

永遠

良く無限マークといわれる「∞」は、ウロボロスの2匹の蛇または龍で描かれていることがあります。それは、互いを互いに補い続けるという意味合いも含まれているからでしょう。 一匹のウロボロスが描かれているものでも、ねじると無限のマークと同じ形になります。つまり永遠に続いていく、終わりのこないものを指し示す意味となります。

不滅

不滅の意味としては「滅びることがなく、消滅しないこと」を指します。つまり、終わることがないということです。 ウロボロスは自分の尾を加えています。全てを食べきることはないということは、なくなることがないということです。

ドラマ「ウロボロス」の意味

ドラマで使用されているウロボロスの意味は、もちろん元々の意味もありますがドラマに出てくる二人の主人公の絆が永遠であることと、幼少時代にお世話になった先生との絆を指し示しています。

まほろばの正体

まほろばとは、児童養護施設です。そして経営は警察が行っている場所とされています。孤児の子供たちなどが集められている施設は、表の顔でしかありません。裏の顔は、実は幼児の臓器売買のための場所です。 またその施設で働いていた先生こと結子先生は、二人の主人公の恩師であり家族のような存在の人です。もちろん警察関連に携わっている人間ですが、まほろばの表の顔しか知らずに働いており、最終殺されてしまいます。

ドラマに出てくるネックレスに刻まれた数字の意味

無意味な数字と思われていたかもしれませんが、実は第8話でとても重要な意味をなしています。ネックレス自体は、二人の主人公の恩師に値する先生の形見とされています。その中にはICチップが入っており、そのデータの中身は二人の主人公の育った「まほろば」という園にいた子供たち全員の内容が入っていました。「まほろば」は幼児の臓器密売のための場所です。 そして、ネックレスに刻まれた数字の意味とは先生が臓器売買のことに気づき、証拠と一緒に告発ビデオを隠した場所を示す座標のひとつが、刻まれた数字の意味です。

最終回の結末の意味

ウロボロスのドラマの最終回では、追いかけていた金の腕時計をした男が、主人公の実の父親と解り、気持ちがぐちゃぐちゃになり整理ができなくなります。しかし最終的に、その実父の別の息子が拳銃を持って現れ、その息子を主人公が撃とうとしますが実父が息子をかばう姿を見て、すべてを許すことにします。その姿は、自分たちをかばって死んだ結子先生と同じだと感じたからです。 しかし、もう一人の主人公が撃たれてしまいます。瀕死の状態で、結子先生の言葉を思い浮かべながら、息を引き取ります。その亡骸を抱えながら、まほろばへと帰ります。そしてもう一人の主人公は、自分自身を撃ち息を引き取り、復讐劇は終わります。

挿入歌「no one」の歌詞の意味

「no one」という挿入歌の歌詞の意味は、主人公たちの心情が描かれています。亡くなった結子先生の無念を晴らすことだけに憑りつかれているという意味です。

ナマセファンの意味

ナマセファンの意味を知らない人が多いですが、結論から言うと挿入歌の「no one」のことです。ですが歌詞にナマセファンという言葉は出てきません。 最初のワンフレーズがナマセファンとされているといわれます。そしてそのナマセファンが始まったのは、俳優ムロさんがラジオでのムロさんの歌がきっかけです。

漫画「ウロボロス」の意味

漫画でのウロボロスの意味は、主人公の一人、竜哉の背中に刺青が掘られています。それが双竜のウロボロスです。また結子先生がもっていたネックレスも双竜のウロボロスです。 ドラマ同様二人の主人公の深い絆と、悪を食らいつくすという龍という意味が込められています。

ドラマとの違い

ドラマと漫画の大きな違いは、タイトルです。 漫画では『ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-』ドラマでは、『ウロボロス-この愛こそ、正義。-』となっています。 その理由として、世間が警察に対して不信感などを抱いてしまう恐れがあるからとされています。漫画ですので、フィクションです。真実ではありません。しかし、それを教育上よくないという声や、警察官へのバッシングなどが懸念されていたのでしょう。 だから、ドラマではイクオと竜哉の兄弟が亡くなった結子先生を想う愛情を描くように変更されました。

ドラマ「怪盗山猫」に出てくるウロボロスの正体

怪盗山猫では、武装集団「ウロボロス」として出てきます。ここでのウロボロスは単なる武装集団ではなく、東京都知事の藤堂です。 東京にカジノを作ろうとしたりしていた黒幕です。

漫画「鋼の錬金術師」のウロボロスの刺青の意味

鋼の錬金術師の中で、ウロボロスのマークがたびたび登場します。そのマークがついている人は「ホムンクルス」と呼ばれる人たちです。 普通の人は違い、人並み以上の力を得ている人たちのことを指します。たとえば、なんでも食べる能力のある人や、他の人に成り代われる能力のある人達です。またその人たちの名前の由来は7つの大罪から来ています。 そして漫画の中では主人公エドの敵でもあります。

様々な場面で使われる「ウロボロス」

ウロボロスは、ただ無限を意味するものだけではありません。不変や永遠、死と再生、陰と陽などさまざまな意味が隠れています。 ドラマや漫画など色々なところでウロボロスのマークが使用されていますが、その一つ一つがすべて同じ意味で使われているわけではありません。不老不死の意味を込めて使われているものや、完全の意味を込めて使われているものなどさまざまです。 またウロボロスは人がずっと追い求めているものの象徴でもあります。不老不死や、完全なる再生などはどの国でも欲することでしょう。だからこそその象徴であるウロボロスは、世界各国でシンボルマークとして色々なものに使用されているのでしょう。

アクセスランキング