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重畳の意味|読み方/由来/電気・例文|それは重畳/重畳の至り

更新日:2022年07月26日

言葉の読み方

重畳という言葉があります。日常生活では耳慣れない重畳という言葉ですが、小説や時代劇などでは目にされたり耳にされたりすることもあるものです。漠然と意味をイメージすることはできても、正しい意味や成り立ちになると難しい重畳に関して、今回はご紹介いたします。

ここまでで重畳の類語に関してご紹介いたしましたが、類語以外にも反対の意味を持つ対義語を知っていると、さらに用法は広がります。 ですが重畳の場合、対義語というものがありません。ですので、反対を意味する「逆」を付けたり、そうではないことを意味する「非」を付けることがあります。逆重畳や非重畳というような使い方になります。

重畳の使い方や例文

ここまでで重畳の意味や由来などに関してご紹介してきました。次からは、具体的な使い方や例文に関してご紹介いたします。

重畳たる

まずは、重畳が持っている二つの意味の内、「幾つにも重なっている様子」に関連した使い方や例文をご紹介します。この場合は、視覚的に見たものの様子を表します。 具体的な使い方としては「重畳たる」という使い方があります。これは「重畳」に、断定を意味する「たり」の連体形である「たる」を付け、重畳の意味を強めるものとして使われる言葉になります。現代で一般的に使われる言葉というよりも、古語として文章上で使われることが多いです。 例文としては「重畳たる山々を見上げ感嘆した」などがあります。古語として、あるいは文章上で使うことが多い表現ですので、現代的で文語体として表すと「幾つも重なっている山々を見上げて驚くように感心した」のような文章になります。

それは重畳

重畳には、非常に満足であり喜ばしいこと、という意味合いもあります。こちらの意味合いで使われることが多いので、ここからは、そちらの意味合いでの重畳の使い方と例文をご紹介します。 具体的な使い方の例として、「それは重畳」という使われ方があります。対象となる人物や対象の状況を指して使います。古語や文章上で使うことが多い表現ですので、現代的な文語体で表すと「それは素晴らしい」というような文になります。 例文としては「良き知らせに、それは重畳と喜んだ」などがあります。

重畳の至り

重畳の使い方の例の一つに「重畳の至り」というものがあります。これは「重畳」に、ある事柄が最高点に達していることを表す「至り」が付いたものになります。意味合いとしては「最高に満足で嬉しい」を意味します。 例文としては「周囲から褒め称えられ、重畳の至りと喜ばれた」などがあります。

重畳至極

前述の重畳の至りと同様の意味合いを持つ、重畳の使われ方に重畳至極という言葉があります。こちらも意味としては「最高に満足で嬉しい」を意味します。 具体的な例文としては「今まで苦労を共にした部下に、苦労が実り成功して重畳至極であると上司が仰った」などがあります。 この重畳至極ですが、似た響きの言葉に「恐悦至極」があります。ですが、こちらは使う状況が異なるので気を付ける必要があります。恐悦至極の「恐悦」は、「恐れ入って喜ぶ」といった意味合いがあり、へりくだって使う言葉です。それに対して、重畳至極は同格、もしくは目上の者が使う言葉ですので注意が必要です。 例えば部下と上司が居た場合、部下が使う場合は「恐悦至極」になり、上司が使う場合が「重畳至極」になります。

重畳を使う上での注意

ここまでで、重畳の意味や使い方に関してご紹介いたしました。言葉を使う時は、意味や使い方を知っていると間違いがなくなります。 ですが間違いがなかったとしても、状況によって注意を払う必要が出てきます。これは重畳という言葉が、古語であり文章上で使われ易い言葉であることが理由です。現代で日常的に使われている言葉ではありませんので相手に理解されず、文章上ではなく口語として日常会話で使うことは難しいです。 自分は意味や使い方を分かっているからといって、相手もそうだとは限りません。知らない言葉を使えば、それだけで不快に思う方が出る場合もあります。そういった点に気を付けて、重畳という言葉を使う際は注意を払う必要が出てきます。

重畳の意味や使う状況に気を付け使っていきましょう

重畳という言葉は、時代劇や小説の中などで使われることはあっても、日常生活では使い辛い言葉です。ですが、決して使ってはならない言葉ではありません。意味や使い方、そして使っても良い状況を見極めれば、自由に使うことができます。

初回公開日:2018年01月04日

記載されている内容は2018年01月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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