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SDの意味や使い方|標準偏差/医療/建築/IT/大学/ガンダム・SDカード

更新日:2020年08月07日

言葉の意味

幅広いシーンで使われる「SD」。専門用語として使われることも多いため、言葉の意味は多岐に渡ります。曖昧な認識で言葉を使うのは誤用の元となり、相手に失礼な印象を与えることもあります。この記事では「SD」の意味や使い方を紹介しますので、ぜひ、ご参考にしてください。

「SD」の意味や使い方

「SD」という言葉は、さまざまな分野の業界用語やIT関連の製品名など幅広く使われている略称です。それぞれのシーンにおいて「SD」が意味するものは違っていますので、誤認しやすい言葉でもあります。 この記事では、それぞれの分野や業界での「SD」の意味や使い方を紹介します。「SD」の正しい意味を覚えて、適切な使い方を身につけましょう。

統計学などで使われる「SD」の意味

「SD」=標準偏差

統計学や物理学、経済学などでは、「SD」は「Standard Deviation」の略称として「標準偏差」の意味で使われます。記号の「 σ 」あるいは「 s」 で表わされることもあります。 標準偏差とは、データが平均値の周りにどれだけばらついているかを表わす指標のひとつで、各データの値と平均の差の2乗の合計を、データの総数 n で割った値の正の平方根」という公式で求められます。

「標準偏差(SD)」の求め方

例えば、あるクラスで生徒4名の学力テストの点数が「50、60、80、90」であったとします。4人のテストの平均点は、(50+60+80+90)÷4=70(点)となります。 4名の点数と平均点の差は、それぞれ「20、10、10、20」となりますので、2乗の合計は、400+100+100+400=1000です。これにより、4名の点数の標準偏差は、√(1000÷4)=15.8113883 となります。 また、別のクラスでの生徒4名の点数が「60、60、80、80」だった場合、平均点は同じく、(60+60+80+80)÷4=70(点)となりますが、4名の点数と平均点の差は「10、10、10、10」です。 2乗の合計は、100+100+100+100=400で、4名の点数の標準偏差は、√(400÷4)=10 となり、前のクラスと比べて点数のばらつきが小さいことを意味します。

医療用語としての「SD」の意味

1.「SD」=薬の奏効率

医療用語としての「SD」は、抗がん剤などの薬物療法の効果を示す「奏効率の区分」を意味する言葉として使われることが多いです。 この場合の「SD」は「Stable Disease」の略で、腫瘍の大きさが変わらない状態のことを意味します。他の区分には、「CR」(Complete Response、腫瘍が完全に消失)、「PR」(Partial Response、腫瘍の大きさが30%以上減少した状態 )などがあります。

2.「SD」=病名

また、医療用語としては、けいれん性発声障害(Spasmodic Dysphonia)を意味する言葉として「SD」が使われることもあります。 「けいれん性発声障害」とは、発声中に声帯が異常な動き方をしてしまう病気で、声が途切れる、ふるえる、かすれるなどの症状が起こります。

建築用語としての「SD」の意味

建築用語としての「SD」は、間取図や建具表に見られる建具記号のひとつで「スチール製のドア」を意味します。「SD扉」や「SD枠」とも呼ばれます。 スチールドアは、防火性や遮音性、防犯性に優れているのが特徴です。

IT用語としての「SD」の意味

「SD」=標準画質

IT用語として「SD」は「Standard Definition」の略称で使われます。これは「標準画質」を意味する言葉で、「SDTV」などのように使われます。 標準画質という意味での「SD」は、画面上の画素数が640×480ピクセル前後、あるいは720×480ピクセル前後のものの総称です。アナログテレビやビデオテープ、DVDなどが、この画質です。 SDに対して、「HD」(High Definition)という言葉があります。これは、現在の地上波デジタルテレビやブルーレイのように、画素数が1280×720ピクセル前後や1920×1080ピクセル前後のものを意味します。

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初回公開日:2017年12月31日

記載されている内容は2017年12月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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