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ニッチの意味・使い方や例文|ビジネス/生態学/不動産/建築

更新日:2020年08月07日

言葉の意味

「ニッチ」という言葉の意味について解説しました。他の言葉、ブルー・オーシャン、レッド・オーシャン、グローバル・ニッチ、ニッチ・メディア、バリュー・イノベーション、などについてもその意味を説明しました。そしてニッチ産業、ニッチ事業の例を紹介しました。

ニッチ産業の例をいくつか紹介します。

ファスナーの世界シェア45%

YKKはスライドファスナーの世界シェア45%を占めています。71の国と地域で事業展開をしています。ファスナーを作る機械も自社で製造しています。このため他の企業に依存しないで生産ができます。商品登録をしているファスナーの種類は10万以上です。

24時間営業など

コンビニやファミリー・レストランは24時間営業や深夜営業をしています。夜中まで起きている人に目を付けた「ニッチビジネス」です。またコンビニには食料品以外に日用品が何でも揃っています。これは近隣の人たちの声を聞いていろんな品物を置くようにしたのが最初です。ニーズに答えるというのも「ニッチ事業」です。

老犬介護用品

老犬になり足腰が弱くなって歩けない犬のための歩行補助用品・目が悪くなりあちこちぶつかってしまう犬の頭や顔を守る保護用品・紙オムツ・床ずれを予防するクッションやマットやサポーター、などを商品化する事業です。大事にペットを買う人が増え、長生きをするために寝たきりになるペットも増えています。そこに目を付けた事業です。

ターゲットを絞った洋服

身体の極端に大きな人・小さな人・太っている人・痩せている人、など既製品では合うサイズがなくて苦労している人のために、特殊なサイズの服の専門店を作るというアイディアです。

ニッチ産業で世界市場の有数は?

世界市場で有数をとっているニッチ産業を紹介します。 ・ドクター・ズベラック→コラーゲン(世界シェア100%) ・スカイセイルズ→凧で船をけん引する風力推進システム(世界シェア100%) ・ゲレッツ→舞台装置、舞台用幕(世界シェア100%) ・ケーニッヒ&バウアー→紙幣印刷機(世界シェア90%) ・キーロヴ&ライプチヒ→鉄道用クレーン(世界シェア85%) ・ヴェッケル→口紅製造機(世界シェア80%) ・テンテ・ローレン→病院ベッド用キャスター(世界シェア70%) ・カールマイヤー→縦編機(世界シェア70%) などです。

ニッチのさまざまな分野での意味

「ニッチ」は、もともとは生態学で使われていた「生態学的な地位」を意味する言葉でした。それが人の社会でも使われるようになりました。建築用語では「壁に凹みを作り飾り棚にしたもの」という意味で使われています。 ビジネス用語では「需要の少ない特殊な層をターゲットにして事業展開をすること」とう意味です。この場合狭い範囲ではすぐに頭打ちになってしまいますが、範囲を広くして事業展開をすれば市場の規模が大きくなると言う「グローバル・ニッチ」という解決の道があります。 そして「ニッチ」とは意味が違いますが、既存の市場で企業間が「血で血を洗う」競合をしている「レッド・オーシャン」に対して、未開拓な分野で新しく事業展開することを「ブルー・オーシャン」といいます。「ニッチ」も「ブルー・オーシャン」もそれまで他の人が考え付かなかった(やらなかった)ことに目を付けてビジネスを行うところは共通しています。

初回公開日:2018年02月19日

記載されている内容は2018年02月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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