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仕切り価格の意味・計算方法|エクセル・違い|卸価格/定価

更新日:2020年08月14日

ビジネススキル

仕切り価格とは、普段あまり耳にしない言葉ですが、流通業界では非常に大事な価格をいいます。この仕切り価格については、同じような意味や似たような意味をさす言葉もありますので、知っていて損はない言葉なのです。この仕切り価格について、確認してみましょう。

仕切り価格の意味

仕切り価格という言葉を聞いたことはあるでしょうか。普段の日常の生活をしているとあまり耳にしない言葉でしょう。この仕切り価格については、流通業界での言葉になります。では、仕切り価格という言葉について、どのような意味があるか見ていきましょう。

流通業界での意味

仕切り価格は、一般的には商品を製造しているメーカーや個人から、卸売り業者などの問屋への価格のことをいいます。この言葉に対して、小売店に問屋から販売する価格のことを卸価格といいます。 この仕切り価格の意味で「一般的」とつけたのは業界が変われば言葉の捉え方が変わってくるからです。業界によっては、仕切り価格のことをネット価格(NET)とも言ったり、下代や卸値と同じ意味で使う場合もあります。

ネット価格とは

ネット価格と聞くと、インターネット上での販売価格のように思う人もいるでしょうが、流通業界の用語では、メーカーからの最終的な価格のことを指します。例えば、商品の定価があり、そこから値引きをして販売していきますが、それ以上値引きすることができない価格がネット価格になります。

下代とは

下代とは、仕入れ価格のことをいいます。卸値と同じですが、使い方によっては、仕切り価格とも一緒の意味合いになってきます。 メーカーから直接仕入れをしている小売店では、基本的に仕切り価格と下代、卸価格は同じ扱いになります。

不動産業界などでの意味

委託主より価格を指定しないで売買注文を委託した場合で、実際に取引が成立した価格のことを仕切り価格といいます。逆に委託主より価格を指定された場合については、その価格のことを指値価格といいます。

仕切り価格の計算方法

仕切り価格の意味についてはご説明した通りですがいかがだったでしょうか。微妙にニュアンスは違うものの、主に小売店とメーカーや問屋との取引での価格でした。では、この仕切り価格について計算方法を見てみましょう。 一番簡単な仕切り価格の計算方法としては定価と掛け率から求める方法があります。この計算では、よく販売するするA社には定価の6掛け、A社の半分程度の販売量のB社には定価の8掛けなどといったように、取引条件として掛け率を調整して販売します。 この計算では、定価が10000円の場合、A社には6000円で販売、B社には8000円で販売することになります。

エクセル

エクセルで計算する場合、関数で求めることができます。税込価格(A列)から、仕切り価格(B列)を求めて表示させる場合は、次のような式になります。掛け率を8掛けとした場合、=int((A1-int(A1*8/108)*0.8)という式になります。 なお、内税の物を計算する場合には、=int(int((A1-int(A1*8/108)*0.8)*1.08)という計算になります。消費税率が10%となれば、8を10に変え、108を110に変えて計算するようにします。

仕切り価格との違い

仕切り価格の意味や計算の方法について確認してきましたが、その確認の中で色々な似た言葉が出てきました。卸価格や定価などの言葉と、仕切り価格と色々な用語があります。それらの言葉には、それぞれにどのような意味の違いなどがあるのでしょうか。 それぞれの言葉の意味について、詳しく確認してみましょう。

初回公開日:2018年03月06日

記載されている内容は2018年03月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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