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シャラの木は夏椿・花の見ごろと産地・シャラの木の花言葉

初回公開日:2018年01月05日

更新日:2020年08月14日

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社会人常識

シャラの木は夏椿とも呼ばれ、椿に似た白い花が咲く美しい木で、庭のシンボルツリーとしても親しまれています。そんなシャラの木の花は、実は平家物語に出てくる沙羅双樹の花でもあります。ここではシャラの木の名前の由来から特徴、気になる花言葉まで、分かりやすく解説します。

シャラの木の漢字

シャラの木の漢字
※画像はイメージです
出典: People in Couch · Free Stock Photo

沙羅の木

シャラの木は、インドで「聖なる木」とされている沙羅双樹にちなんで名づけられた木です。インドでは沙羅双樹をśala(シャーラ)といい、それに漢字を当てはめ「沙羅の木」または「娑羅の木」となりました。沙羅・娑羅はどちらも間違いではありませんが、2017年現在では沙羅の方が一般的とされています。 読み方も「シャラの木」・「サラの木」どちらでも良いとされていますが、この記事ではインドの発音に倣って「シャラ」と表記していきます。

シャラの木の別名は

夏椿

シャラの木と別物だと誤って覚えている方も多いのですが、夏椿とシャラの木は同じもので、庭木として珍重されている落葉高木です。椿のように華やかな白い花を咲かせることから「夏椿」とも呼ばれるシャラの木は、実は科もツバキ科になり、属はナツツバキ属になります。そのことから、夏椿が正式名称で、二つ名がシャラの木であると考えられています。

シャラの木の名前の由来

沙羅樹(シャラノキ)

シャラの木の名前の由来で一番有力な説は、夏椿をインド原産の沙羅樹(インドではシャーラと呼ぶ木)と間違えて名づけてしまったという説です。夏椿と沙羅樹は別の種ですが、沙羅樹は日本では育たない木なので、本物を見たことのないお坊さんが勘違いしたとされています。 沙羅樹は沙羅双樹とも呼び、お釈迦様が涅槃(ねはん)に入った時に、お釈迦の四方を囲むように2本づつ生えていた木で、お釈迦様が亡くなった時には8本あった木が2本づつ合わさって4本になり、真っ白に変じたという言い伝えがあります。 一日花である夏椿は木の周りに花が落ち、白い花の絨毯の中に白い花を咲かせる木が立っているような、美しい姿を見せてくれます。また、シャラの木は幹が二股に別れる木も見られます。仏教に熱心な昔のお坊さんがそれを見て、これこそ「2本合わさって真っ白に変じた沙羅双樹」なのだと勘違いしてしまっても無理はありません。

産地

シャラの木(夏椿)の原産地は、日本から朝鮮半島の南部です。温暖化や気候の変化に伴い変動しますが、日本では福島・新潟県より西から四国、九州、沖縄までとされています。自生している野生種も存在しますが、庭木としてもよく栽培されています。

シャラの花の見ごろ

6月中旬から7月上旬

シャラの木の別名が夏椿というように、初夏が花の見ごろです。その年の気候にもよりますが、通常6月下旬頃が満開で、木の下に落ちた散り花も見どころとなります。散り花は、緑の苔の絨毯の上に落ちたものが特に美しく、京都市右京区にある妙心寺東林院が有名です。

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