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「つらつらと」の意味と漢字・類語と対義語・正しい使い方

初回公開日:2018年01月10日

更新日:2020年02月26日

記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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言葉の意味

「つらつらと」という言葉を耳にしたこと、あるいは目にしたことがあるという人は多いでしょう。しかし、いざ「どういう意味?」と聞かれると困ってしまうという人も少なくありません。今回は「つらつらと」という言葉はどのような意味を持ち、用いることができるかを紹介します。

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「つらつらと」の意味

「つらつらと」という言葉は、日常生活において目にすることのある言葉です。映画や小説といった作品でも頻繁に登場しますし、私たちの日常会話にも登場することがあります。この「つらつらと」という言葉ですが、明確に意味を尋ねられると回答に戸惑ってしまうという人も多いでしょう。 では、「つらつらと」とはどのような意味を持っているのでしょうか。「つらつらと」とは、対象となる物に対して、じっくり、深く考えたり観察することを表す様子を意味しています。そのため、「つらつらと考える」という言葉であれば、「じっくり深く考える」という意味となります。 後ほど、「つらつらと」を使用した文例をいくつか取り上げます。ぜひそこで改めて、多くの使用方法を確認していきましょう。

「つらつらと」の漢字表記

「つらつらと」という言葉は、ひらがなで書かれていることが多いため、「つらつらと」という表記が一般的と考える人も多いです。しかし、実際には漢字表記も存在します。漢字表記で表す場合、漢字表記に当たる部分は「つらつら」という部分に当たります。 では、どのような漢字が使用されるのでしょう。結論から言いますと、「熟々」という漢字表記が正解となります。「熟(じゅく)す」というような言葉で使われる「熟」を2つ並べた形で使用することにより、「熟々(つらつら)」という言葉になる事に驚く人も少なくないでしょう。

「つらつらと」の類語

「つらつらと述べる」や「つらつらと考える」というように使われる「つらつらと」という言葉は、前述したとおり、じっくり深く考える様子を意味する言葉です。これを踏まえた上で、「つらつらと」と似た意味を持つ類語には、どのような言葉が当てはまるかを見ていきましょう。 「つらつらと」という言葉が少々難しい言葉であるため、類語に当てはまる言葉も少々難しいと感じる言葉が多いですが、中には私たちが日常会話で使用するような言葉も含まれています。今の段階でまだしっかりニュアンスを捉えることができていないという方は、ぜひこの類語を知ることで「つらつらと」の意味を理解すると良いでしょう。

ねんごろに

まず「つらつらと」の類語として挙げられる言葉に「ねんごろに」という言葉があります。「ねんごろに」は「懇ろに」と表記される言葉で、心がこもっているという意味や丁寧なという意味を表す言葉です。じっくり深くという意味を持つ「つらつらと」とは、似て非なる言葉と言えるでしょう。 しかし、この「ねんごろに」は、元々古文として使用されてきた言葉です。この言葉には丁寧や心がこもっているという意味以外にも、男女関係を表す言葉としての意味も含まれています。したがって、時代小説などで男女関係を匂わすような場面で使用されることもあります。

つくづくと

2つ目の類語は「つくづくと」という言葉です。この言葉は「よく耳にする」という方も多いのではないでしょうか。「つくづく~だよ」というように日常会話で使われることがありますが、本来の意味は「つらつらと」と同じように、深くじっくり考える様子や痛感するという意味を表す言葉です。 この言葉も「ねんごろに」と同様、元々古文として使用されていた言葉で、昔はしんみりとしている様子を表す際に用いられることも多かった言葉です。古典の「徒然草」の一文にも登場していますので、機会がありましたらぜひ読んでみてはいかがでしょう。

よくよく

そして私たちが頻繁に使用する言葉の中で、「つらつらと」の類語に当たる言葉と言えば「よくよく」が当てはまります。「よくよく考えてみたらどうだい」や「よくよく思い返すと」というように、様々なシーンで使用することができる言葉です。非常に便利な言葉のため、1度は使ったことがあるという人も多いでしょう。 「よくよく」という言葉の意味をしっかり考えたことがなかったという人も多いでしょうが、この言葉は皆さんが使っているように「よく」を二重にして用いている言葉です。したがって、ニュアンスとしては「十分すぎるほど」や「非常に、しっかりと」というような意味を持っています。 そのため、じっくり、深くという意味を持つ「つらつらと」とも類似している要素があるため、類語の1つとして挙げられます。

「つらつらと」の対義語

「ねんごろに」や「つくづく」、そして「よくよく」といったじっくり、丁寧にという意味の言葉が類語として挙げられる「つらつらと」ですが、この言葉にも対となる対義語が存在します。しかし、正式に対義語として存在する言葉はなく、あくまで「深くじっくりと」という意味に対義した言葉を対義語として紹介しています。 「つらつらと」の対義語と言われると「何だろう」「対義語なんてあるのかな」と思いがちですが、「つらつらと」の意味となる言葉の対義として考えることで、自ずとどのような言葉が対義語に当てはまるかが見えてきます。

いい加減に

まず1つ目は「いい加減に」という言葉です。ここまでも頻繁に登場しているように、「つらつらと」という言葉には「深くじっくりと」という意味があります。その対となる言葉として「いい加減に」という言葉が挙げられるため、この言葉が1つの対義語となります。 「いい加減に」という言葉は、皆さんも日頃から使用することがあるように、物事をじっくり丁寧に行うのではなく、大雑把に、そしてしっかり考えずに行動する様子を表す言葉です。慎重に行うべき行動に対しては、ぜひいい加減に行動せず、つらつらと行動するべきでしょう。

がさつに

2つ目は「いい加減に」という言葉と類似している言葉となる「がさつに」という言葉が挙げられます。こちらも「いい加減に」という言葉に似た意味を持ち、細かいことを気にせず大雑把に行動する様子を意味する言葉です。 よくに滋養生活が大雑把になってしまっている人に対して、第三者が「そんながさつに行動するべきではない」というように使用することがあります。このように「もう少し細かいところまで気を配って欲しい」というように注意勧告の意味を含む言葉でもあります。

「つらつらと」の正しい使い方

ここまで「つらつらと」の意味や類語、対義語など、様々な面から「つらつらと」という言葉について学んできました。最後に、「つらつらと」という言葉が、実際どのように使用されているかを見ていきます。 しかし、せっかく「つらつらと」を使うのであれば、正しく使用するべきです。したがって、ここでは間違った使用方法は紹介せず、「つらつらと」を用いた正しい使い方のみをいくつか厳選し、紹介していきます。 実際、会話の中で登場することは少ない「つらつらと」という言葉ですが、小説の中や手紙の中で使用されることの多い言葉です。小説を頻繁に読むという方やビジネスシーンや日常生活において、手紙を頻繁に書くことがあるという方は必見です。

つらつらと述べる

頻繁に使用される使用例として、「つらつらと述べる」という文例があります。皆さんもビジネスシーンや手紙、小説の中で1度は目にしたことがあるのではないでしょうか。この「つらつらと述べる」という例文は、ここまで紹介してきたとおり、「細かくじっくり述べる」という意味があります。 「つらつらと述べる」という言葉を聞くと、「考えなしに、単に述べていく」という意味で捉える方もいますが、「つらつらと」の本来の意味は「じっくり深く」という意味です。したがって、「つらつらと述べる」という言葉の意味は上記のとおりになります。

つらつらと書く

つらつらと書く
※画像はイメージです
出典: Free stock photos of write · Pexels

先ほど紹介した「つらつらと述べる」とほとんど同じ意味となりますが、「つらつらと書く」という例文も頻繁に使用されます。こちらは言葉のとおり、「じっくりと書き連ねる」という意味がありますが、皆さんは「書く」と「述べる」の違いをご存知でしょうか。 基本的に「書く」という言葉は、皆さんもご存知のとおり文章にして筆で記すことを意味しています。対して「述べる」という言葉は、書くという言葉の意味も含みながら、口に出して表すという意味も持ち合わせています。したがって、「書く」よりも「述べる」という言葉の方が幅広い意味を持ち合わせています。

つらつらと綴る

続いて「つらつらと綴る」という例文です。こちらも小説を始めとした書籍などでよく見かける文章です。「綴る」も「書く」「述べる」と同じような意味を持っております。特に、物語や和歌などの作品を創作する、という意味で使用されることが多いため、「書く」という言葉により近い意味の言葉です。 しかし、「綴る」という言葉には物語を書くという意味以外にも、服や物を修復するという意味があります。したがって、「つらつらと綴る」という言葉は、「深くじっくり物語を書き記す」と「細かいところまでしっかり繕う(修復する)」の2つの意味があります。

つらつらと書き連ねる

「つらつらと書き連ねる」という言葉は、「つらつらと書く」と同じ意味です。大きな違いはありませんが、一目見てわかるとおり、「書く」と「書き連ねる」では言葉に大きな違いがあります。この2つにはどのような違いがあるかご存知でしょうか。 大きく括ってしまえば、この2つの言葉は同じ意味に分類されます。しかし、より細かく見ると、「書く」は単に記すことを表す一方で、「書き連ねる」は言葉をつなぎ合わせ文章にし、その上で紙などに書くことを表しています。 したがって、「つらつらと書き連ねる」という言葉の方が、「つらつらと書く」という言い回しよりも「しっかり文章を作っている」というニュアンスが込められています。

つらつらと考える

最初にもお話ししたとおり、「つらつらと」という言葉にはじっくり深く考える様子という意味が込められています。そのため、「つらつらと考える」という使い方は正しく、さらに「じっくり深く、細かいところまで考え抜く」という意味があります。 単にぼーっと考えているのではなく、自分の信念、あるいは考えにより沿いながら、理論的に考え抜くというような意味があります。そのため、単に考えているという言葉とは少々違ったニュアンスを含んでいることを理解しましょう。

つらつらと話す

「つらつらと話す」という言葉は、先ほど紹介した「つらつらと述べる」に類似した言葉と言えます。「述べる」よりもカジュアルな言い方となるため、ビジネスシーンや目上の人との会話よりも、親しい間柄の相手との会話で登場することがあります。 意味は「つらつらと述べる」と同じように、「じっくり口に出して相手に伝える」という意味があります。「つらつらと述べる」でもお話ししたように、「単に長々と話す」という意味で捉えてしまうがちですが、「じっくり考えた上で相手に伝える」という意味です。間違えないようにしましょう。

「つらつらと」を正しく活用しよう!

いかがでしたでしょうか。「つらつらと」は一見、「長々と」という意味に捉えられがちですが、本来は「じっくり深く考える」という意味の言葉です。言葉の意味を間違えて用いないようにするためにも、しっかり「つらつらと」の意味を理解し、正しく使用しましょう。

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