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技術士の資格を取得するメリット|情報工学/電気/科学/生物

更新日:2020年08月14日

資格・検定

さまざまな技術分野で働く技術士の資格をご紹介します。それぞれ情報工学・金属・電気などの専門分野にわかれ、どのような資格がより仕事にメリットがあるのか解説します。社会人へ向けて資格試験にのコツやメリットのある勉強法もご紹介します。

腕と知識と経験が活きる技術職

古代エジプトやメソポタミア文明の時代からある職業の一つに技術屋があります。当時は大工や製鉄などのアナログな技術が主体で職業として成り立っていましたが、時代を超え、専門性が細分化されてきた現代では、技術職の分野もアナログからデジタルまで幅広く枝分かれしています。 特に生活に密着した技術職は、ライフラインとして重要な位置を占めており、ひとたび災害となれば救助班の次に被災地へ赴くのが技術職の役割です。 社会の生活の基盤として多くの期待と信頼が寄せられている技術職ですが、それぞれの分野でもより技術力の向上と保全を目指してさまざまな資格を設けています。 技術士が持つ資格によるメリットは技術士本人のスキルを表明するためだけではなく、所属企業など有望な技術士を雇用しているという信頼を得られるメリットが存在します。

技術資格を取得するとどんなメリットがあるのか

企業により、技術士への待遇はさまざまですが、技術分野に特化した会社であれば、会社に利益となる資格取得へのフォローや、場合によっては資格取得後に手当がつくなど技術士個人にも知識がつくだけではないメリットが望めます。 資格として技術士を目指すメリットに、業界への入りやすさがあります。もちろん専門分野に特化した高度な技術士枠には、ある程度の学力と就職競争を勝ち残らなけれなりませんが、中小企業枠の技術士ならば、高校卒業者も就職が期待できます。 本質的に技術士に大切なのは現場での判断力と、有している技能と知識です。多くの技術士の受験資格に学歴は関係ありません。学歴に関係なく資格試験が受けられるのは技能を優先している技術分野の大きなメリットです。 技術士の資格難易度は国家資格相当から、高校卒業程度の学力で取得できるものまで多数存在します。今回は各専門分野別の資格についてご紹介します。

各分野のメリットある資格

情報工学技術士の資格

情報工学とは、パソコン・スマートフォン・電子機器に備わっているコンピューター端末やアプリケーションなどを設計・制作・管理する分野の専門技術のことです。 比較的新しい分野である情報工学分野の主な資格は、代表的なもので【情報処理技術者試験】【ITパスポート】、そして非常に難関の【技術士・情報工学部門】があります。 【情報処理技術者試験】は情報工学の技術士を目指すならば初期に取得しておきたい資格です。内容は細分化されており、科目別に勉強内容が異なりますが、情報工学の専門に関わる上で必要な知識を得るのに非常にメリットの大きな資格と言えます。 【ITパスポート】は情報工学初心者や情報系以外の職業でITについて詳しくなりたい人にメリットのある資格です。本格的でなく、業界に少し携わる程度の知識が欲しい。情報工学は専門外だが管理者として知識を持ちたい人にとっても取得しやすいメリットの高い資格です

電気の技術士なら取っておきたい メリットのある資格

電気分野の技術士は生活のライフラインに密着した職業です。通信設備の工事、電力施設の運営・管理、電気工事など、ひとくちに電気技術士といっても幅広い作業工程に分かれているのが電気技術士の特徴です。 細分化されている電気工事業界ですが、その中でも必須ともいえるのが【電気工事士】資格です、またメリットが大きいのは電気工事士より上の【電気主任技術者】の資格です。 【電気工事士】は合格率が40~60パーセントと高い数字を持ち、比較的取得しやすい資格です。第一種と第二種に別れており、それぞれ実技と筆記が試験があります。 第二種は「一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事をおこなえる」資格であり、第一種は「二種の範囲及び最大電力500キロワット未満の工場、ビルなどの工事がおこなえる資格です。第二種よりも第一種の方がよりメリットがある資格と言えます。

システムの効率や向上を目指す経営工学

経営工学とは、工場や企業の生産工程を効率化し品質の向上をシステム化し、より生産性や快適さをより高めることをテーマにした分野です。 技術と関係がないのでは?と考えてしまいがちですが、経営工学は人・技術・都市計画と多岐に渡る仕事です。経営する側の視点から生産ラインや技術的な工学面を考え、進化させていくのが経営工学です。 対象となるシステムを理解していなければならないのが経営工学技術者です。 経営工学と名のつく資格は国家資格である【技術士】が存在しますが、その外にメリットのある資格を探す指標は、自分がどの分野の経営工学を仕事としていきたいかです。とにかく幅広い仕事がある経営工学です。人と関わり、大きな仕事をしていくこの分野ではやはり、マネジメント系の資格がメリットが高いと言えます。

生成から加工まで扱う金属技術士にメリットのある資格

金属技術の仕事は鉄やセラミック、アルミ鋳造や工業製品の製作はもちろん、金属そのものを生成する仕事までを範囲としています。そのため、金属技術士として取得したほうがメリットが高い資格も各分野によって違いがあります。 製鉄・鋳造・加工がメインの金属技術士であれば、資格としてメリットが高いのが【溶接技能者資格】や【鉄工技能士】です。溶接技能士はアーク溶接、プラスチック、ステンレス、チタンなど溶接の材料と技法により資格の区分が分かれています。 鉄鋼技能士は国家資格の位置づけとなっており、「製缶作業」「構造物鉄工作業」「曲げ成形・矯正作業」「構造物現図作業」となっています。1級2級に分かれています。 また、金属加工から少し離れますが、化学工業などに携わりたいと持っている人は【危険物取扱者】の資格もメリットが高い資格です

自然や人間の生活を守る 環境技術士にメリットのある資格

初回公開日:2018年02月12日

記載されている内容は2018年02月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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