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「平素」の意味と使い方・ビジネスメールにおける挨拶例文

更新日:2022年06月21日

メール

「平素は」という言葉について、意味や使い方、頻繁に使用される挨拶文を紹介します。また、「平素は」の言い換え表現として使用できる、類語表現も合わせて紹介します。この記事を読んで、適切な挨拶文を使用できるようになりましょう。

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます

メールの挨拶文において定型文のように使用される表現の一つに「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」という一文があります。あまりにも頻繁に使用される一文のため、意味もわからずに聞き流している方も多いのではないでしょうか。 「格別」とは「普通の場合とは程度・事柄が違っていること。また、そのさま。格段の違いがあるさま。特別。」という意味を表わす言葉です。そして「ご高配」とは「ごこうはい」と読み、「相手の配慮や気遣いなどを敬って言う言い方」になります。そして、「賜り」とは「大切なものをいただく」という意味の言葉です。 つまり、「日ごろから特別なご配慮をいただいてありがとうございます。」といった挨拶文になります。これを機会にぜひ意味も合わせて覚えるようにしてください。

平素より格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます

続いてご紹介する一文は「平素より格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます」です。こちらも、手紙やメールにおける挨拶文として定型文のように、頻繁に使用される表現になります。目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。 「平素より」とは「普段から」という意味になり、「愛顧」とは「あいがん」と読み、「ひいきにすること」「目をかけること」という意味です。「ご愛顧」はその丁寧語になります。 つまり、「平素より格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます」とは「普段から特別なごひいきをいただきありがとうございます」といった意味合いになります。こちらも意味と合わせて覚えるようにしましょう。

平素よりお世話になっております

次に紹介する一文は、「平素よりお世話になっております」です。メールの冒頭の挨拶文で「いつもお世話になっております」という挨拶文を使用している方も多いのではないでしょうか。「平素よりお世話になっております」はそちらの挨拶文をより丁寧にした表現です。 より丁寧な言葉遣いを使用したい相手の場合には、いつもの挨拶文の代わりに「平素よりお世話になっております」を使用してみるのも良いでしょう。

「平素」の類語

「平素は」にはいくつもの類語があります。その例を紹介します。

日頃

「平素は」の類語表現として「日頃は」という表現があります。 ・日頃よりお世話になっております。 ・日頃のご愛願に感謝して特別セールのご案内です。 などのように使用することができます。

いつも

「平素」の類語表現として次に紹介するのは「いつも」です。 ・いつもお世話になっております。 などの文章でなじみ深い言葉なのではないでしょうか。口語の場合は「いつも」の方が使用しやすいのでおすすめです。また、親しい間柄の場合で「平素」だと硬い印象になってしまう場合も「いつも」の使用が好ましいでしょう。

毎度

次に紹介する「平素」の類語表現は「毎度」です。 ・毎度ありがとうございます。 ・毎度格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 などの文章で使用することが可能です。

先般は

「平素は」の類語表現として最後に紹介するのは「先般は」です。これは厳密に言うと「平素は」とは異なる意味になり、「先日は」「このあいだは」という意味を表わす言葉です。 ・先般はお世話になりました。 ・先般の件、承知いたしました。 などの文章で使用する事が可能です。「平素は」との意味の違いに注意して使用するようにしましょう。

「平素は」は初対面の相手には使用しない

ここまで紹介してきた「平素は」という表現は、「普段は」という意味を表します。したがって、これまで全く面識のなかった相手に対して「平素は」を使用することは不自然になりますので、使用しないようにしましょう。 たとえば、いつもご利用頂いているお客さまに対しては「平素より当社のサービスをご利用いただきありがとうございます。」といった一文をつけることが可能ですが、初めてご利用いただくお客さまに対しては「このたびは当社のサービスをご利用いただきありがとうございます。」といった一文を用いる方が好ましいでしょう。 頻繁に使用する挨拶文だからといって、意味も考えずに多用することは社会人としてあってはならないことです。一つ一つのメールにふさわしい挨拶文を使用するように心がけてください。

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初回公開日:2017年12月14日

記載されている内容は2017年12月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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