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更新日:2024年08月10日
「研修報告書」を書いたことがありますか。社会人になると、何かしらの研修を受けますが、その際に提出しなければならないのが研修報告書です。ここでは、研修報告書の書き方や例文、また研修報告書を書く際の注意点などをご紹介しますのでご参照ください。
所感や感想は、自分の思いを入れやすく、つい長くなってしまいがちです。なぜ長くなってしまうかは、そこで学んだことや感想全てを書こうとするからです。研修報告書において簡潔に所感や感想を書きたい場合には、自分がその研修を受けて何を学んだのか、何に課題を見出したのかについてを中心にした文章にするとまとまりやすくなります。 また、前述のように箇条書きしたものに肉付けして最小限の説明をつけ足していくという方法も簡潔にまとめるための手段としてはおすすめです。
研修報告書は、見た目にも見やすい段落分けをするようにしましょう。全体的に簡潔にまとめていても、だらだらと段落がない文章だと、どこで区切って読めば良いかわからなくなります。 一般的には、読みやすい文章というのは、3行ごとの区切りでスペースをとると良いとされています。だらだらと長い文章だと、何が言いたいのか伝わりづらい上に、読み手にも読みづらいものになってしまいます。一行の文章は、大体80文字程度におさめて、読みやすく伝わりやすい文章で研修報告書を書くようにしましょう。
良い文章にしようとか凝ったつくりにしようと考える人もいるでしょうが、研修報告書ではそういった工夫は必要ありません。研修報告書では、基本的に読みやすい、相手に伝わりやすい文章を書くことが重要です。読みやすい文章には、句読点が必須であるため、その点で研修報告書における句読点の位置や言葉遣いは重要な意味を持ちます。 「です、ます」調でまとめるのか「である」でまとめるのかは統一することと、句読点もなさ過ぎてもありすぎても読みにくいため、研修報告書を書く場合には、適切な箇所に句読点を打つなどして読みやすい文章にしましょう。
いかがでしたか。研修報告書は、論文やレポートと違って、ビジネス上の研修を報告するものであるため、簡潔に要点をまとめて最小限の長さで報告する必要があるということがわかっていただけたでしょう。 また、研修報告書は、自分が満足するために書くものではなく飽くまで読む人が読みやすいように理解しやすいように書く物ですので、その点をわすれないようにしましょう。ただし、テンプレートなどをみて、そのままの例文のような研修報告書では、あなた自身が研修で何を得たのかがわかりにくくなります。所感や感想などは、きちんと自分の言葉で表現するように心がけましょう。
記載されている内容は2018年02月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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