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研修報告書の書き方や例文|介護/保育/ケアマネ・書くコツ|所感

更新日:2024年08月10日

書類の書き方

「研修報告書」を書いたことがありますか。社会人になると、何かしらの研修を受けますが、その際に提出しなければならないのが研修報告書です。ここでは、研修報告書の書き方や例文、また研修報告書を書く際の注意点などをご紹介しますのでご参照ください。

所感・感想

研修を受けた感想や所感は、その研修で学んだことの記録として重要です。研修で学んだことを今後どう生かしていくかという意見も合わせて書くようにすると良いでしょう。また、その研修を経て学んだことや意見を上司や会社と共有しておくことで、研修に参加した社員がどの程度成長することができたのか確認する材料となります。 研修報告書の所感や感想の内容が、今後の人事に影響を及ぼす可能性があるということを意識して書くようにしましょう。研修報告書の所感や感想では、その研修を受けて得た成果と感想を分けて書くと書きやすいです。例えば、以下のように分けて書きます。 【例文】 「今回の研修を受けて、机上の研修の他に実習も伴っていたため実践的ですぐに現場に役立つ実り多き研修だった。○○についての基本的な知識はわかったものの、まだ定着していないためさらに知識を深めていきたいと感じた。」

謝辞

研修によっては、研修を主催していただいた方への謝辞を報告書に書くことがあります。例えば以下のようになります。 【例文】 「今回の研修では、熱心なご指導をいただいた○○学部△△講座の○○教授、○○助手に感謝の意をひょうします。また、調査や分析では、○○センター長○○様にひとかたならぬお世話になりました。有難うございました。」

講師名

研修報告書で講師名を書く場合には、どこに所属しているか、会社名や部署名(大学であればどこの大学のどこの講座)と氏名を書きます。 【例文】「講師:株式会社○○ 営業部○○○○」

締め方

研修報告書の締め方としては、ビジネス文書の結びとしての「以上」を忘れずに書きます。

研修報告書の書き方のポイント

研修報告書を書く場合には、気を付けなければならない注意ポイントがいくつかあります。以下に研修報告書の書き方における注意ポイントをご説明いたします。

1.結論から書き、根拠は後で説明

研修報告書の場合には、文章の広がりや展開を楽しむものではないため、まずは結論を伝えましょう。結論を先に持ってきておいて、要点を伝えてから後でその根拠や経過を説明するようにします。

2.引用しすぎ、丸写しはダメ

研修報告書を書く場合に、その際に配布された資料などを丸写しする人がいますが、これはNGです。研修報告書は、その研修に参加してどんなことを感じたか、またどんな学びを得たかを報告するものです。何かを見て丸写ししてあっては、何の意味もありません。 また、場合によっては配布された資料などを添付しなければならないため、丸写しはすぐにバレてしまいますのでやめましょう。

3.引用するものは出典元や書籍名を記載

研修報告書で資料や文言を引用する際には、引用部分がどこであるかについて明記しましょう。引用部にはかぎかっこ(「」)で、出典名○○というようにURLなどを明記します。

4.読み手を意識する

研修報告書は、社内の上司に回覧されたりする文書です。確実に自分が意図することが伝わるようにわかりやすい言葉で書くように心がけましょう。

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初回公開日:2018年02月16日

記載されている内容は2018年02月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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