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「リリース」の意味・ビジネス/音楽/野球などでの意味

言葉の意味

「リリース」の意味を分かりやすく紹介しました。「リリース」はビジネスシーンでは発売や公開する意味でよく使われています。各スポーツ分野でも使われていて、「リリース」することが、特に物を放つ競技では重視されるポイントになっています。

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「リリース」の意味は

「リリース(release)」の国語上の意味は「解放」です。その意味からは釣った魚を持ち帰らず元の場所に離す時に「キャッチ&リリース」として使われます。野球で投手が球を投げる場合の、球を指から離すときの瞬間のことを、「リリースポイント」として使われます。CDを販売開始して、市場に流す時にも「リリースする」といっています。

ビジネスでの「リリース」・「ローンチ」の意味

「リリース」という言葉は、新商品発売やサービス開始、Webサイトの公開などに広く使われていますが、似た言葉に「ローンチ」という言葉があります。聞きなれない言葉ですが、日本語での「ローンチ」の由来は、英語の「launch」からで、船を進水させる、送り出す、そして発進させるという意味があります。 ですから「ローンチ」にも、その意味から転じて、日本語のビジネス用語として新商品や新サービスなどを世に送り出すことを意味しています。ただ、この言葉はビジネスシーンで困ったカタカナ言葉に選ばれているので、あまり使わずないで「発売」「開始」と日本語表記するほうが無難です。

「リリース」「ローンチ」の違い

「リリース」は発売や世に送り出す意味がありますが、「納品」の意味合いが含まれ、ビジネスシーンだけでなく一般的に使われます。対して「ローンチ」は新しい商品やサービスを世に送り出すこと、WebサイトやWebアプリケーションを新たに公開する場合に用いられて、新商品や新サービスの公開という意味で、ビジネスシーンを中心に用いられています。 似た言葉としてもう一つ、「カットオーバー」という言葉がありますので紹介しておきます。これは、新たにシステム稼動を開始すること、Webサイトがオープンすることを指す和製英語です。旧システムから新システムに移行するタイミングに使われることが多い業界用語です。「リリース」は汎用的に使える言葉です。

「リリース」と「ローンチ」の使い方

企業情報の公開、サービスのスタートや商品の販売開始に使われる言葉です。これといった決まりはないですが、一般的には「リリース」を使い、「ローンチ」はビジネス用語として使います。 使用例としては、どちらも使えるし場合として「先月末、半年かけて構築したWebサイトをリリースした(ローンチした)。」、ローンチがあまりなじまない例としては、「アイドルグループが新曲CDをローンチした。」となります。この場合は、一般的な言い方なので「リリース」を使う方が向いています。 企業情報やサービス、商品など幅広い定義での公開開始するときには、「プレスリリース」が使われ、「リリース」が含まれる表現が用いられます。

「プレスリリース」の意味とは

「プレスリリース《press release》」とは、行政機関や民間企業が報道機関向けに声明や資料を発表することです。「プレス」は「新聞」、「リリース」は「発表」や「公開」を意味します。報道機関向けに、記者会見・新聞発表を行い、他にテレビ広告、Web広告で一般に公開します。

「ローンチ」の使い方の例は

「ローンチ」には英語表記から、立ち上げる、打ち上げるなどの意味を持っています。そのため、新しい商品やサービスを世に送り出すこと、すなわち「立ち上げる」「公開開始する」「発進する」などの言葉としてビジネスシーン、特にIT業界で用います。 「ローンチ」の使い方としては、プロジェクトが「リリース」された状態よりも、プロジェクトが完了したときに「ローンチ」するとビジネスシーンで使っています。例文としては、「本日、プロジェクト終了のプレスリリースが、ホームページに掲載され各所に通達も終わり、ローンチになります。」として使います。 時系列として考えると、プロジェクトが「キックオフ」ではじまり、その成果として「リリース」され、完了して「ローンチ」するとなります。しかし、IT業界くらいしか、ビジネスシーンであまり見かけない「ローンチ」ですので、日本語で公開するとした方が無難です。

音楽用語の「リリース」の意味

音楽用語での「リリース」とは、音のおわりの意味になります。「アタック」が音の始まりで、「コア」が音の中身として、音をのばしている時になります。そして、「リリース」が音の終わりで、音楽での音は①アタック②コア③リリースという順で構成されています。 「リリースに気をつけて」と言われる意味は、終わりを丁寧にしてくださいとか、音のおわりまでしっかり演奏してくださいの意味です。ピアノ演奏では「リリースタイム」という用語があります。これは、ピアノ演奏時に鍵盤をたたいてから離しますが、鍵盤を離してから完全に音が消えるまでの時間のことを言います。

吹奏楽での「リリース」

吹奏楽での「リリース」とは音の処理のことを意味していて、その処理は柔らかいイメージで、響かせて消えるようにして余韻をもたせます。

曲を「リリース」する

曲を「リリース」するとは、発売するという意味で、レコード・CD・DVDが販売されだすことです。

釣り用語の「キャッチ&リリース」の意味

釣り用語の「キャッチ&リリース」とは、自分が釣った魚を元の住んでいた所に戻すこと、再放流する意味です。キャッチは手に入れる、釣ることです。その釣った魚を「リリース」して自然に戻すことで、水産資源保護や自然保護そして生態系保護を目的にしています。 「キャッチ&リリース」は、釣りの過程を楽しむフィッシングスタイルです。ゲームとしての釣りで、ルアーやフライフィッシングで行われます。ゲームとしての釣りでない場合でも、海釣りで小さい魚や欲しくない魚である外道は、「キャッチ&リリース」されます。

「キャッチ&リリース」の注意

釣られた魚は、釣られる過程で体力をかなり消耗しているので、「リリース」する際は魚が自然に泳ぎだすことを確認する必要があります。また、ブラックバスやブルーギル他の日本本来の生態系に悪影響を与える特定外来種は、「キャッチ&リリース」はしないようにします。「リリース」しないで自分や家族で食べるようにしてください。 なお、「リリース」をする場合は、手で直接触らないようにして放流してください。魚は人間が素手で触るとやけどと同じ状態になっていますので、死んでしまうことがあります。グローブなどをして、直接触らず、魚を保護しながら放流して、元の場所に反してください。

各スポーツでの「リリース」の意味

各スポーツでも「リリース」はプレスリリースと同じ意味で、情報を提供するときにも使われます。さらに、各競技別に違う意味の「リリース」の使われ方があります。

野球での「リリース」

野球では通常の「リリース」の意味よりも、投手が投球時にボールをはなすことをいいます。「リリースポイント」とはボールが手から離れる位置のことです。投手はボールをリリースする瞬間に、人差し指と中指で真っすぐボールに回転を与えます。 投手が変化球を投げる時は別ですが、直球では真っすぐ回転を与えることにより、伸びる速球を投げられます。この時には人差し指と中指に一番力がかかります。 「腕の振りの軌道」と「ボールに与えられた回転」が真っすぐになり、一致していることが強くて正確なボールを投げることに必要です。リリースは一瞬のため難しく、この両立ができないため、すっぽ抜けたボールになることがあります。また、リリースだけを意識しすぎると、ボールを投げるフォームがおかしくなってしまいます。

ゴルフでの「リリース」

ゴルフでの「リリース」の意味は、簡単に言うと、バックスイングで手首を曲げ(コック)たものを、ダウンスイングで手首を元に戻すことです。ここで「リリース」するタイミングをできるだけ遅くすることで、スイングにタメができてヘッドスピードが上がり、ゴルフの飛距離が伸びます。 コックさせることはゴルフスイングで、ヘッドスピードを上げ、飛距離を出すための重要な要素です。手首が蝶つがいのような役割をして、クラブヘッドが強い円運動になってクラブヘッドの加速が起こります。プロゴルファーは全員このスイングできていますが、一般のアマチュアゴルファーではリリースが早くなってしまい、タメができていません。 ゴルファーのフォームによって違いますが、リリースのポイントを遅らせることによって大きなタメを作ることができて、強い力をボールに伝えられます。

バスケでの「リリース」

バスケットボール競技での「リリース」とは、主にシュートを打つときに、投げてボールを手から離す瞬間です。この時にバスケットボールに上に向かうスピンをかける場合が多いです。

サッカーで使うのか

サッカーは手で投げるのはスローインとキーパーだけで、基本は足で蹴る競技ですので、競技の用語ではリリースは使いません。チームを移籍するアナウンスのプレスリリースくらいしかサッカーでは見当たりませんでした。

水泳での「リリース」

水泳での「リリース」は、水中での手のかきでプッシュ後に、かいていた手を水から引き抜く動きのことです。水泳の動作での順番的は、プッシュしてリリースしてからリカバリーという流れになります。クロール泳法では、ストロークの種類はエントリー、キャッチ、プル、プッシュ、リリース、リカバリーがあります。 クロール泳法のエントリーとは、手を水面につけたときのことで、さらに手を前方に向かって伸ばすのがキャッチになります。そこからプルは、水中に手を入れて水をかいて、自分の真下まで手を引き下げる動きです。 さらに手を水中で身体の中心線を通って腿の方に水をかく動きがプッシュです。この動きの後に手を水中から抜く動きがリリースの動作です。そして水面近くに手を持っていく動きがリカバリーとなり、最初のエントリーの戻り、この動きを繰り返しで泳いでいきます。

ボウリングでの「リリース」

スピンの掛け方によってリリースの仕方は変わります。普通のボウリングの投げ方でのリリースは、ボールを持って後ろにスイングしてから、前に円を描くようにボールを贈ります。足首の所でボールをリリースしますが、リリースでは最初に親指は抜けて、次に中指と薬指が抜けます。時計で言えば親指が10時の方向です。 このリリースのときボウリングボールの重さが、中指と薬指にかかり、抜けるまで指に引っかかるため、スピンがかかります。このスピンによりボウリングボールはフックという軌道を描くことになります。フックすることによりボウリングボールにはピンを倒す強い力が与えられています。 このリリースでは手首が外に折れていると、親指と中指と薬指が同時に外れてしまい、ドスンと落ちてボールに良い回転が付かなくなってしまいます。ボウリングでのリリースは良いボ-ルを放つために大事です。

ソフトボールのリリース

ソフトボール投手の代表的な投法のウインドミルは、ボールを投球時に離すリリースポイントがとても大事です。リリースポイントが一定に安定しないとコントロールの良い投手になれません。そこで、リリースポイントを安定させるためには、人に見てもらいながら練習します。具体的にはピッチング練習をするときのキャッチャーに良く見てもらいましょう。 具体的な練習は、普通の投球練習で体が温まり、投球が安定して同じコースに投げられるようになってから、リリースポイントを意識しながら投球します。どの位置でボールを離すと、一定のコースに投げることができるのか確認しながら投球します。 この時に全力で投げてもぶれないようなリリースポイントを確認します。キャッチャーの構えたミットにしっかり強いボールになるようにしていきます。

弓道・和弓のリリース

弓道の和弓のリリースにも独特の意味があります。和弓は弓の右側に矢をつがえるため、何もしないで射ると矢はまっすぐ的に向かいません。矢が弓の真ん中を通らないので、まっすぐに弦が矢を押しても矢は右へ押し出されて行きます。 和弓を射るとき、つまりリリースのときに弓返りという方法を使います。弓返りはリリース時に弓に手首を返すことによる回転運動を与えることで、弦がまっすぐ矢を正面の的へ向かって押し出させます。 弓返りの技法によるリリースは、弓道の根幹となる技法です。弓返りをさせなければ本来、矢はまっすぐ飛ばないです。しかし、江戸時代前には弓返りをしないで、そのまま打つ打ち切りという技法が使われていました。 これは弓を放つ瞬間に弓を強く握り固定する技法を意味します。合戦が盛んだった時代に弓返りにより間違って弓を落とすと矢が放てなくなるのを防ぐ意味がありました。

アーチェリーのリリース

アーチェリーのリリースにも意味があります。アーチェリーのリリースのときは、精神を集中させて瞬間的に矢を放ちます。そのため、それまでの基本の動きの間違いが現れて、矢の的中に影響を与えます。リリースの仕方しだいで、バランスが崩れてしまうので注意が必要です。悪いリリースの仕方に、戻り離れというものがあります。 戻り離れの意味は、矢をリリースする瞬間に少し弦が戻る方向に引き手が戻ってしまうことで、下方向に矢が放たれてしまいまうことです。その原因は、引き手の指に力が入りすぎて、矢を放つことに時間がかかってしまうことです。指などの力を抜き、弓の引きつけを強くすることが大事です。 その他にも、弦に指が引っかかってしまうミスもあります。引き手の肘が右に出すぎているとなりやすくて、矢が右側に放たれてしまいます。右肘を体に引きつけることを意識すると防げます。アーチェリーでは、左右の力のバランスをとることが大事であることを意味しています。

射撃でのリリース

射撃でのリリースとは、トリガーに当てた指を引いて発射する意味です。銃のグリップを握り、トリガーに指をかけてリリースのタイミングを待ちますが、力が入っているとトリガーが戻りきらずに、第2射ができない事態になります。自分の銃のトリガーの重さを指が覚えるまで、練習を繰り返します。

各分野での「リリース」の意味

業界各分野での「リリース」の使い方ですが、コンサルタント業界では「リリース」はそのプロジェクトから外れることを意味します。逆にプロジェクトに加わることは「アサイン」と言っています。また、官庁・企業・団体他が広報のため,報道関係者に向けてする発表のことを「プレスリリース」といいます。

広告では

広報活動の一環として発表される文書や資料の総称として「プレスリリース」や「ニュースリリース」と言われます。企業が自社の情報を報道関係に配布する印刷物や写真のことも「プレスリリース」と呼ばれます。直接的に販売と結びつきませんが、広告と連動した販売促進活動に使われます。

ITでは

IT業界で「リリース」では、Web制作の現場においてWebサイトを公開することを指します。新しい作品や製品を公開し発売することも「リリース」と呼びます。公開し発売された新しい製品や作品自体のことを「リリース」ということもあります。ITの分野では特にソフトウェアの公開や発売のことをリリースということが多いです。

開発では

ISO9000(品質マネジメントシステム)の中では、「リリース」のことを「プロセスの次の段階に進めることを認めること」としています。ISO9000を行い品質管理の仕組みの中で、開発した製品を市場に出荷することをリリースすることに定めています。当然製品をリリースする場合は、品質チェックが完了していなければなりません。

「リリース」の意味は各分野でいろいろ使われています

「リリース」の意味は、多種ありビジネスシーンをはじめ、スポーツ分野でいろいろな意味で使われています。釣りではキャッチ&リリースは良く使われる言葉です。ボールを放つ競技では「リリース」は重要な意味を持っています。ボール競技では「リリースポイント」が重要で、このポイントが安定しないと投手は成功できません。 音楽の分野では「リリース」は、音の使い方で使われます。音の終わりや余韻を伸ばすことを意味しています。また、CD他の販売を始めることも「リリース」するといわれます。他にビジネスシーンでは業務から外れるといった意味にも使われることがあります。

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