IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

「モットー」の意味(語源/類語/対義語)・具体的な使い方

初回公開日:2017年12月15日

更新日:2020年08月07日

記載されている内容は2017年12月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

言葉の意味

「私のモットーは」と自己紹介でよく使われる「モットー」という言葉を日本語と誤解している人も多いですが、実は外来語です。「モットー」とは標語や座右の銘の意味ですが、他にもいくつかの意味があります。語源と類語、使用例などをご紹介します。

「モットー」の意味とは?

「私のモットーはとにかく頑張ることです」「我が社は安心・安全がモットーです」など、新入社員の自己紹介や企業のPRに「モットー」という言葉がよく使われています。「モットー」は随分昔から、自然と会話の中で広く使われているために、日本語と勘違いしている人も多いのですが実は外来語です。 モットーの意味はおもに「標語・座右の銘」ですが、企業などの団体では「全体の行動指針」のようにも使われているので意味が少し違ってきます。 モットーは英語で「motto」と書きます。元々はラテン語ですが、イタリア語に使われるようになり、さらに英語へと浸透していきました。 今ではすっかり日本語に馴染んだ「モットー」ですが、その語源や類語をご紹介します。

「モットー」の意味を漢字で表すとしたら?

「モットー」の意味を漢字で表現すると「標語」「座右の銘」「合言葉」「行動指針」「信条」「信念」などです。本人が信じる心の拠り所であるとか、目指すべき目標であるもの、日々心掛けることでより良く生きるための心掛けなどです。 「家訓」という意味もあります。イタリアでは家訓を盾に書いていたので、モットーの意味に「盾」という言葉も含まれています。

モットーの語源は?

「モットー」は、ラテン語で「muttum」と綴り、「ぶつぶつ呟く・ぶうぶう唸る」という意味です。この「muttum」が「言葉」という意味のイタリア語になり、さらに英語となりました。ドイツ語でも英語と同じ綴りで「motto」という言葉があり、同じ意味で使われています。ラテン語からヨーロッパ各地に広まった言葉といえます。 ヨーロッパの家紋とも言うべきエンブレムに「モットー」が刻まれています。モットーには「家訓」という意味もあるからです。エンブレムの中央には盾がありその両側には鷲やライオン、空想上の生き物がデザインされていて、その動物が足や嘴で持っているリボンなどに書かれている言葉がモットーです。 英語でのモットーは「標語」「合言葉」「座右の銘」などの意味で、日本でもそのままの意味で使われるようになりました。漢字では堅苦しい印象なので同じ意味の「モットー」が好まれて使われるようになりました。

モットーの意味の言葉(類語)

モットーの類語をご紹介します。企業や政治団体で使う場合と個人で使う場合では少し意味が違ってきますので、それぞれに分けて説明します。 「モットー」の意味を突き詰めて考えると「自分がより良く生きるためのもの」なので、類語も建設的な言葉が多く使われます。 これらの類語を多く知っていると表現も豊かになるので、思いもよらず人前で話す機会ができた時にも役に立ちます。例えば、自分の意思を表す時には「モットー」を使い、所属する団体の時は「政治理念」と使い分ければ単調になりません。

団体で使う場合

・企業で「モットー」の類語を使う場合 理念・方針・行動指針・社是・スローガン・姿勢・キャッチフレーズ・フロンティアスピリッツ・チャレンジスピリッツ・合ことば・基本認識・目標・宣伝文句・ポリシー・認識 (例) 我が社のポリシーは迅速かつ丁寧な対応でお客様を笑顔にすることです。 私たち○○保育園の合言葉は「毎日笑顔で元気」です。 ・政治団体で「モットー」の類語を使う場合は、さらに以下の言葉が加えられます。 政治思想・政治理念・政治概念・政治理論・政治哲学・旗印・金看板・お題目 (例) 我が党の政治哲学は何物にも、おもねらないことです。 我々は、消費税撤廃を金看板として今度の選挙に臨むことにします。 団体で「モットー」を使う場合は、全体の行動指針も含まれていることに加えて、外部へのPRも兼ねていることが多いです。

個人で使う場合

個人で使う時の「モットー」の類語の意味は「家訓・処世訓」などです。団体の「モットー」が宣伝広告の意味合いが強いのに対して、個人の場合は自分を戒めるものや、自分の志を表明する意味を指しています。 「モットー」を聞いた人はモットーの意味から、その人の印象を受け取ります。例えば「立ち直りが早いのがモットーです」と聞けば、前向きで建設的な思考の人なのかな、と感じます。 良い印象を与えようとして無理な「モットー」を言う人がいますが、あまり自分とかけ離れた「モットー」は言わない方が無難です。例えば遅刻をよくする人が「自分のモットーは時間を守ることです」と言っても誰も信用しません。 「モットー」は変えることはもちろんできるので、変えても差し支えはありませんが、自己紹介の度にコロコロ変えると「結局なにもやらない人」と思われ、不信感を抱かせる場合もあります。 (例) 我が家の家訓は嘘をつかないことです

モットーの対義語

「モットー」の対義語というものはありません。モットーの意味を漢字で置き換えた「標語」「座右の銘」などの対義語もありません。ただし、「モットーが無い人」と聞くと「ただ、なんとなく流されて生きているだけ」という印象を与えてしまいます。 自分が生きていく上で「こんなことをいつでも心掛けている」と常に認識している人は少ないですが、多くの人は何となくぼんやりと頭の隅で考えています。 これから面接の予定がある人は、果たして自分に「モットー」と言えるものがあるのか確認すると良いでしょう。面接官に「あなたのモットーは何ですか」と尋ねられて直ぐに返事ができないと、印象が悪くなる恐れがあります。今からよく考えて自分の「モットー」を見つけておくと良いでしょう。 自分の「モットー」は自分の長所と言っても良いでしょう。「モットー」を探しているうちに今まで気づかなかった自分の良さが発見できます。

「モットー」の具体的な使用例を紹介します

関連タグ

アクセスランキング