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円安はいつまで続くのか・年別の為替予測と実績・海外旅行の影響

更新日:2020年08月14日

経済

今は円安状態で景気も上向きになっています。円安がもたらしてくれる恩恵は大きくなっていますが、逆に不利になることがあるとも言われています。果たして円安はいつまで続くのでしょうか?そこで今回は円安がいつまで続くのか、考えてみました。

円安はいつまで続く!?

円安がいつまで続くかを探る前に、「円安」そのものについて説明します。円安とは外国通貨に対して、円が安くなることを言います。 例えば、1ドルが100円から110円に上昇したとしましょう。1ドルの価値が100円から110円になっているので、「ドル高」の状態になっています。逆に100円の価値が下がってしまったので、同時に「円安」の状態になりました。 円安になる要因は色々とありますが、大きな鍵を握っているのが「景気」です。つまり、いつまで円安が続くのかを探るには、「景気」の行く末を探る必要があります。

ドル高はいつまで続くの!?

2017年は1ドル113円と、正にドル高状態となっています。ではドル高状態は、一体いつまで続くのでしょうか。2008年に起きたリーマンショック、2011年に東日本大震災が起こりました。お陰で日本・アメリカ共々景気は信じられないほど悪くなり、1ドルが76円にまで円高ドル安が進みました。 しかし安倍首相がかかげるアベノミクスが功を奏し、円安ドル高が進行しました。またアメリカの景気も持ち直したことにより、一時は1ドル125円まで跳ね上がりました。そして現在、アメリカの景気は比較的良好な状態が続いており、日本の景気も少しずつ持ち直しています。

ユーロ高はいつまで続くの!?

2017年時点において1ユーロ133円と、驚異的なユーロ高となっています。ではユーロ高状態は、いつまで続くのでしょうか。1ユーロ95円とユーロ安状態になったことがありました。しかしユーロ圏の景気が持ち直したこともあってか、2017年には1ユーロ130円台にまで回復しています。 ユーロ高がいつまで続くかについては、イギリスの動向が鍵を握りそうです。イギリスは2016年にEU離脱を決定し、現在は離脱に向けた話し合いを行っています。報道では、2018年までには話し合いに決着をつけるとされています。ユーロ高になるかユーロ安になるかは、正直な所は分かりません。でも2018年には、ユーロが大きく変わることだけは確かです。

ウォン高はいつまで続くの!?

2017年時点において、1ウォンあたり0.104円となっています。かつて1ウォン0.08円と比べると、ウォン高状態となっています。ウォン高がいつまで続くのかは、北朝鮮情勢の行方にかかっています。 2017年に北朝鮮情勢は悪化し、一歩間違えば「戦争」になっていたという状況にまでなったこともありました。国が戦争を始めると、投資家達は関係している国の通貨を売り他の国の通貨を購入します。いわば「お金の避難」です。 「お金の避難先」は色々ありますが、中でも避難先として世界的に有名な通貨は「円」です。北朝鮮情勢が解決へ向かわない限り、ウォン高はいつまでも続くでしょう。

円安はいつまで続く!?年別の為替予測と実績から考える

円安がいつまで続くのかを探る上で、重要な手がかりになるのが過去の為替です。そこで2014年から2017年までの、為替予測と実績について取り上げます。

黒田バズーカで激変!2014年の為替予測と実績

2014年は、正に激動の年でした。1月には1ドル103円でしたが、12月には119円にまで円安が進みました。 円安が一気に進んだ理由が、日銀の金融緩和の拡大です。金融緩和の拡大とは、世の中に流れているお金の量を増やすことを指します。金融緩和の拡大は当時大きな話題となり、日銀の総裁の名前をもじって「黒田バズーカ」とも呼ばれました。 2014年に円安になった理由は、「黒田バズーカ」の他にもあります。でも円安がいつまで続くのかを考える上で、「黒田バズーカ」は無視できません。

世界情勢で大混乱!2015年の為替予測と実績

2014年初め頃に起こったウクライナ内戦は、2015年になっても一向に解決への道筋は見えない状況となっていました。ウクライナ内戦は円にも大きく影響を与ました。また2015年には、ギリシャが倒れてしまうという話も出ていた時期でもあります。借金が返せなくなってしまったギリシャは、このまま進めば国として成り立たなくなる所まで追い詰められていました。 国が危機になると、「避難先」として円が買われて円高になる傾向があります。国の情勢は良くない方向へと向かっていた頃だったので、2015年は円高になっても不思議ではありませんでした。しかし予測に反して、2015年はこれまでにもない円安となりました。2015年6月には、1ドル125円にまで上昇しました。過去5年を振り返っても、2015年が最も強い円安となりました。

ブレグジットで円高に!2016年の為替予想と実績

円安がいつまで続くのかを見極めるには、世界情勢も大きな鍵を握ります。2016年は世界情勢に大きくゆらぎ、円高へと突き進みました。円高の背景にあったのが、イギリスのEU離脱(ブレグジット)です。当初はEU離脱はないと見られていましたが、国民投票の結果EU離脱が決定されました。 イギリスがEUから抜け出すというニュースは、当時大きな話題になりました。今後イギリスだけでなく、ヨーロッパ経済そのものががどうなるのか分かりません。そこで「避難先」である円にお金を預け、円高を引き起こしました。円に流れた結果、円高になり1ドル120円台から99円まで動きました。

初回公開日:2017年12月12日

記載されている内容は2017年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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