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円高はいつまで続くのか|ドル安/ユーロ安・年別為替予測と実績

更新日:2020年08月14日

経済

2017年は、いつまで続くのか分からないトランプ政権による円高ドル安容認の米国の好景気に下支えられ、円高にも関わらず日経平均は20000円台を回復しました。この状態がいつまで続くのかは、中国経済や北朝鮮問題が現在の均衡を保っている間だと思われます。

また、移民が仕事を奪っているとして、難民が経済を圧迫しているとして、フランスでも極右政党が台頭し、ドイツのメルケル首相の所属する党、キリスト教民主同盟の支持率を減らしました。 それでも、EUとしてはユーロ安は歓迎されているのです。欧州ユーロ圏の企業にとってはユーロ高ドル安になると輸出品の競争力が低下し、米国での売上高をユーロに替えた時の金額が少なくなります。ユーロ上昇は、ユーロ圏の株、特に大型株にとって明らかなリスクである、ユーロ高はユーロ圏経済にとってマイナスと考えられています。 インフレを考えた場合、貨幣の価値は下がりますから、マイナス金利でもインフレの心配がない円を買われます。これも円高を招いている原因です。この状態がいつまで続くかというと割高と言われているユーロが落ち着くまで、続くと思われます。

マイナス金利はいつまで続く?

しかし、マイナス金利が円高の原因を作っているのは皮肉なことです。マイナス金利はいつまで続くのでしょう。

ウォン安

韓国のウォン安は、ドル安、ユーロ安と立場が違います。韓国経済は1997年デフォルト危機にまで追い込まれ、IMFが介入する事態となりました。危機は脱したかのように思えましたが、2007年の世界同時不況が発端となって、2008年から2009年にかけて、ウォンは大幅に下落しました。これを韓国通貨危機と言います。 その後、いつまでも韓国経済は良くなることは無く、通貨スワップが基軸通貨のドルとは結べない、さらに日韓合意は反故になり日本との通貨スワップは中断し、外貨準備が不安定で、実質失業率は10%になっています。また、GDPも、1529.74(単位10億ドル)、4884.49(単位10億ドル)の日本に比較すれば、かなり低いと言えます。 つまり、韓国経済にとってウォン安は国力が低下していることを意味します。この状態がいつまで続くか先が見えない状態です。

韓国経済の見通し

また、高高度防衛ミサイル(THAAD)の在韓米軍配備により、中国からの制裁を受け、大打撃を受けています。中国との通貨スワップも危うい状態です。即ち、韓国のウォン安は国力事態を表していると言っても過言ではないでしょう。 更に2018年は平昌オリンピックが開催されます。予算は当初の2倍に膨れ上がり、オリンピックのインフラも整備されていない状況です。また、北朝鮮の脅威によって、各国が出場に二の足を踏んでいる状況です。ウォン安になれば、諸外国に対しての通貨の価値が下がることになります。 韓国は問題が山積みです。ウォン安が進むと、米国の利上げもあって、海外からの資金が流出し、大変苦しい立場になります。韓国の経済低迷はいつまで続くか分からない状態です。

円高株安はいつまで続くのか

日本は、円高株安と言っても、2017年10月中旬から20000円台を越えました。米国株の好調につられるのと同時にオリンピック景気に押されて上昇しています。しかし、5月には20000台を超えると言われていた日経平均の予想から考えるとやや遅い上昇だと言えます。つまり日本株は割安だと言えるのです。 また、トランプ政権は円高ドル安容認です。米国の輸出産業や雇用創出のためなりふり構いません。いつまで、この状態が続くかと言うことになりますが、FRBの利上げが3回以上続くか、トランプ政権が終了するまでは円高は続くと予想されます。ハザウェイのウォーレン・バフェットもトランプ政権が終わるまで様子を見るとの見解です。

年別の為替予測と実績

2014

2014年は1月1ドル103円という円高から始まり、いつまで続くかと思われましたが、10月まで1ドル102円位の円高で横ばい状態でした。その後、急激に円安が進み、12月に1ドル120円まで持ち直しました。いつまで続くかという外国人投資家の円買いもやって収まりました。

2015

いつまで続くかと思われていた円高も1ドル118円から始まり122円まで下がりました。資源安の影響で、主要資源各国及び各新興国が通貨の切り下げを行っていたからです。シェールガスにより石油の輸入が減り、また、サウジアラビアとイランが仲が悪くなり、OPECの会合が何度も持たれました。更に、鉄鉱石が余り、製鉄を続けていた国々がダンピングを行うという状況でした。 なので、それらの切り下げられた国々の通貨が買われ結果的に円安となりました。しかし、日銀の黒田総裁の発言を受けて、今度はいつまで下り続けるかと思われた円も1ドル124円止まりになりました。 そして、新興国はインフレが激しく、結局買った国々や個人投資家は損をしていたのです。そして、結局リーマンショックからいつまで景気低迷が続くかと思われた不況はアメリカによって回復しました。

2016

8月には101円まで急激に円高になりいつまで続くかと思われましたが、ようやく12月115円まで持ち直しました。 年末が近づくにつれ、トランプ次期米大統領の財政政策への期待や米連邦準備理事会(FRB)の利上げ回数見通しの引き上げを材料にした円売り・ドルの勢いは鈍りつつあり、どうやら16年は5年ぶりに「円高の年」に転じる可能性が高いことになります。 トランプが当選確実と言われたとき、いつまでも続くと思われていた円高が急に円安になったことは記憶に新しい事です。1ドル111円から数日で118円まで下がりました。

2017

さて、2017年に日経平均は20000台になり、当初の見込みでは5月に20000円台になると言われていましたが、結局は9月になって、20000円台より下がることも無くなりました。しかし、米国株の景気の好況を考えると、日本株はまだまだ、割安と言えそうです。この状況はいつまで続くのかというと米国株位割高になるまで続くと予想されます。 2017年は為替は113円台前後の円高を中心に小刻みに変動しています。

円高が繰り返されるわけ

初回公開日:2018年02月01日

記載されている内容は2018年02月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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