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円高はいつまで続くのか|ドル安/ユーロ安・年別為替予測と実績

更新日:2020年08月14日

経済

2017年は、いつまで続くのか分からないトランプ政権による円高ドル安容認の米国の好景気に下支えられ、円高にも関わらず日経平均は20000円台を回復しました。この状態がいつまで続くのかは、中国経済や北朝鮮問題が現在の均衡を保っている間だと思われます。

日本の円高はいつまで続くのか

2017年は北朝鮮のミサイル実験・核実験の度に円高になりました。Xデーが来るという噂の度に円が買われ、北朝鮮に振り回された格好になりました。この状況はいつまで続くか先が見えない状況です。 更に、2017年はトランプ政権の円高ドル安容認により円高が進みました。 円高になると日本製品は、値上がりするので、海外で自社製品が売れなくなってしまうというシェア低下が起こり、ドル決済の海外売上のドルを円に両替したら雀の涙位しかならないという為替差損が生じます。日本企業は輸出企業が多いので、円高になると日経平均が下がるという事になってしまいます。つまり株安になってしまうという事です。 この状況はいつまで続くのでしょう。

ドル安

トランプ大統領のドル安容認

2017年1月20日にトランプ大統領が就任してから、公約の『強いアメリカを取り戻す』という公約を掲げ、実質、保護貿易主義を取っています。しかし、この政策はいつまでも続くとは考えられません。 2017年6月パリ協定を脱退、昨年の大統領選で自分は国の石油・石炭産業を助けると公約しており、協定離脱はその公約を果たすための措置としています。 トランプ米大統領は23日、環太平洋経済連携協定(TPP)から「永久に離脱する」とした大統領令に署名しました。それだけでは、関税の問題が解決しないので、各国と個別に関税の枠組みを交渉すると明言しています。

トランプ大統領の日本向け対策

日本に対しては、トランプ大統領は日本市場で米国車の売れ行きが悪いと公言してはばからず、せめて、日本の自動車メーカーが米国での生産を増やすよう求め、メキシコで日本の自動車メーカーの工場を作ることに強く反対し、日本はその要求に屈しました。「せめて、米国に輸出するなとは言わない。しかし、米国内での生産を増やして欲しい。その位ならいいだろう」と発言しました。 また、中国製品の輸入が多いことに、中国に対しては関税を上げると圧力をかけています。

いつまでドル安は続くのか

また、中国製品の輸入が多いことに、中国に対しては関税を上げると圧力をかけています。実際、NYダウは、トランプ大統領就任以来、20000ドルを超えてあげてきて現在は24000ドルです。 また、トランプ氏は連邦法人税率を15%まで引き下げ、米国企業を優遇することを宣言していましたが、基本、議会を通過しなければならず、議会共和党側は法人税収減による財政悪化を懸念し、最終的には税率は20%で決着しました。 この公約は先延ばしとなり、期待感に水を差してしまい、NYダウの上昇は減速しましたが、こうした背景とは別に、Apple、Google、Amazon、Facebook等のハイテク株や軍事株が買われています。

FRBの思惑

バブルを恐れ、好調なアメリカ経済を牽制するためFRBは利上げに踏み切りましたが、トランプ大統領はドル安を維持するための政策で、円高ドル安を維持しているのが現状です。この状況がいつまでも続いている状況です。

ユーロ安

ユーロの歴史

ユーロは、2010年のギリシャ危機、2015年のギリシャ危機より派生してイタリア、スペインやポルトガルの財政悪化が浮上し、ユーロは大きく下落しました。その後、ギリシャの財政再建により危機は脱しました。 しかし、シリア情勢で難民が移住してくることに対し、イギリスはEU離脱しましたが、それが、ポンド急落し、ユーロ下落を招きました。それは相対的に円高とドル高に向いています。つまり、ユーロが下っているので円高になっていると言えます。この状況がいつまで続くか先が見えないのが現状です。

ユーロ安になるわけ

初回公開日:2018年02月01日

記載されている内容は2018年02月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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