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会葬礼状の作り方とマナー・例文・日付の書き方の注意点

初回公開日:2017年12月02日

更新日:2017年12月02日

記載されている内容は2017年12月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ビジネスマナー

葬儀を執り行ったり参列したりすると必ずと言ってもいいほど耳にする「会葬礼状」。この記事では、会葬礼状の作成方法や、マナー例文をご紹介しています。会葬礼状を作成したいけど作り方がわからない・作成を外部に依頼したいという方におすすめの記事です。

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会葬礼状とは

お葬式の際に必ず耳にする会葬礼状ですが、会葬礼状とはどのようなものなのでしょうか。以下では会葬礼状の役割やマナーなどについてご紹介していきます。

会葬礼状の読み方と役割

会葬礼状は、「かいそうれいじょう」と読みます。会葬とは、葬儀や通夜に参列することを意味しており、会葬礼状は葬儀または通夜の際に、会葬者に渡すお礼状のことを指します。 会葬礼状は、葬儀または通夜の当日に会葬返礼品と一緒に受付で渡すことが多くなっています。社葬や比較的大きな葬儀では、葬儀後にあらためて会葬礼状を送付する場合もあります。また、葬儀当日に参列できなかった方や、弔電・供花などを頂いた方にも渡すのがマナーです。 内容は葬儀への参列と、香典・供物に対するお礼の文章を入れます。忌明けの頃に香典返しに添えて送る、忌明けの挨拶状とは別ものとなります。

忌明けの挨拶状とは

忌明けの挨拶状とは、葬儀・告別式に際しての心遣いに対する感謝と、忌明け法要をとどこおりなく終えたことの報告をする手紙やはがきのことを指します。既にお伝えしたとおり、忌明けの挨拶状と会葬礼状は別物になっているので注意しましょう。

会葬礼状の作り方

葬儀または通夜に出席してくれた人に渡すお礼状にあたる会葬礼状ですが、どのように作成すればいいのでしょうか。以下では、会葬礼状の作り方をご紹介していきます。

葬儀社

自作

会葬礼状は、年賀状のように自分で文面を作成して、プリンターで印刷することもできます。無料のテンプレートなどもインターネットにあるため、簡単に作成することができます。ただし、思いのほか会葬者が多かったという場合もあるため、会葬礼状は多めに作成しておいた方が無難です。 葬儀社に依頼するよりも自作したほうがコストがかからないという方にはおすすめの方法です。あらかじめ作成にかかる費用や枚数などを確認しておきましょう。

手書き

オリジナル

葬儀社に会葬礼状の作成を依頼する場合でも、葬儀社によってはオリジナルの文面で作成してもらえることがあります。オリジナルの文面は、手書き同様に堅苦しい言葉ではなく、自分の言葉でお礼の気持ちを伝えることができるため、堅苦しいものよりも自分の言葉で伝えたいという方はオリジナルで作成してもらいましょう。 また、最近では生前葬という形の葬儀があり、この場合はオリジナルの会葬礼状を作成する方が多くなっています。本人が好きな花をモチーフにしたり、本人の画像を入れて印刷するケースもあり、インターネット上で検索すると、アート系のものやカラー台紙のほかテンプレートもあります。 下記にオリジナルの会葬礼状を作成してくれるサイトをいくつかご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

無料の会葬礼状テンプレート

さまざまな作成方法がある会葬礼状ですが、無料で利用できるテンプレートをいくつかご紹介します。ぜひ参考にしてください。

会葬礼状の書き方とマナー

実際に、会葬礼状を自作することになった場合、どのような点に注意して会葬礼状を作成すればいいのでしょうか。以下では、会葬礼状の書き方とマナー、作成時の注意点をご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

会葬礼状は何枚作成する?

まず、会葬礼状を作成するにあたって確認したいのが、会葬礼状を作成する枚数です。基本的には、故人のおつきあいの範囲を考えて枚数を決定しますが、会葬者が予想よりも多かった場合を考慮して多少多めに印刷しておく必要があります。途中で足りなくなってしまわないように注意しましょう。

会葬礼状の基本構成

会葬礼状を作成する場合の基本的な構成は以下のとおりです。 1.故人の名前 まず冒頭に、故人(亡くなった方)の名前を書きます。 2.お礼の言葉 会葬者に向けて、忙しい中会葬してくれたことに対してのお礼の言葉を書きます。その後、故人が生前、お世話になったことに対しての感謝の言葉を書きます。 3.結びの言葉 会葬礼状はあくまでも略儀であり、本来なら直接お礼を申し上げるところ、書状でのご挨拶となった旨を書きます。その後、会葬のお礼を再度述べ、文を結びます。 4.差出人 最後に日付、住所、差出人の名前を書きます。その後ろに、親族一同と加えて書きます。住所は、個人情報保護の観点から、省略してもマナー違反にはならないと考えられています。状況に応じて工夫しましょう。

会葬礼状作成のポイント

会葬礼状を作成する場合、気を付けるべきポイントがいくつかあります。以下を参考にしてください。

文中に句読点は用いない

基本的に、会葬礼状を作成する場合は文中に「、」「。」などの句読点は用いません。専門の業者を通じて作成する場合は、サンプルをもとに作成するため問題ありませんが、自作する場合は誤って句読点を用いないように注意しましょう。

故人との続柄の書き方

会葬礼状では、故人との続柄を記載する場合がほとんどです。その際は、喪主からみた関係を書きます。例えば、喪主の父親が亡くなった場合は、「亡父○○○○」と書きます。その他にも、故人の氏名の記載には以下の方法があります。 ・「故○○○○」のように氏名のみを書く ・「弊社取締役会長○○○○」と肩書を書く。

敬語を用いて書く

会葬礼状の文面は、敬語を用いて書くのがマナーです。以下で、会葬礼状でよく用いられる敬語表現をいくつかご紹介していきます。 ・拝眉(はいび) お会いする、お目にかかるという意味のへりくだった言い方。 ・拝趨(はいすう) 出向く、参上するという意味のへりくだった言い方。

頭語と結語、あいさつ文

「拝啓」「敬具」などの頭語と結語は、両方とも入れるもしくは書かないようにしましょう。季節の挨拶や時候の挨拶は、会葬礼状では用いないので注意しましょう。

忌み言葉、重ね言葉

忌み言葉や重ね言葉は、不幸ごとが重なることを連想させ、縁起が良くないため、会葬礼状では用いないようにしましょう。具体的には、以下のような言葉が挙げられます。 ・再三 ・死 ・しばしば ・また ・くれぐれも ・重ね重ね ・ようやく ・かさなる

はがき

はがきの場合は、通常の手紙と同様に縦書きで記載します。文字は、黒のインクのペンもしくは筆ペンを用います。筆ペンは薄墨のものを用いるようにしましょう。また、はがきは切手の枠がない私製はがきを用いるようにしましょう。

カード

会葬礼状で最も多い形式がカード形式のものです。カード形式ものは、単判のものや二つ折りなどさまざまな形のものがあり、デザインも豊富です。カード形式で作成する場合は、専門業者に依頼することがほとんどです。

封筒

会葬礼状を郵送する場合は、封書で出すのがマナーです。表書きは、薄墨の筆ペンか黒色のインクのペンを用いるようにしましょう。封筒は無地のものを使うのがマナーです。また、二重の封筒は、不幸ごとが重なることを連想させてしまうため、避けるようにしましょう。カード専用のデザイン封筒や、はがき専用の封筒などを取り扱っている業者もあります。参考にしてください

サイズ

会葬礼状のサイズは、はがきタイプのものは通常の洋書と同じサイズのもの、カードタイプは、縦長、二つ折り、三つ折りなどさまざまなサイズのものがあります。自作する場合は、はがきサイズのものが多くなっています。

会葬礼状の日付はどちらを書く?

既にお伝えしましたが、会葬礼状の文末には基本的に日付を記載することになっています。この場合の日付はいつのものを記載するのがいいのでしょうか。以下でご紹介していきます。

亡くなった日

会葬礼状の最後に記載する日付は、亡くなった日付けではなく、葬儀を執り行った日を記載するのが一般的です。亡くなった日を記載する場合は、会葬礼状の文中に記載するようにしましょう。

葬儀を行う日

先ほど述べたとおり、会葬礼状の最後に記載する日付は、一般的には葬儀を執り行った日を記載するようになっています。近年では、通夜の場合に会葬礼状を渡す場合もありますが、この場合、通夜と葬儀両日の日付を記載するのではなく、葬儀の日付のみを記載することがほとんどです。両日記載する場合は、下記のように記しましょう。 「平成○○年〇月〇日通夜 〇月〇日葬儀告別式」

ケース別会葬礼状の例文

ここまで、会葬礼状の作成方法や書き方、マナーなどをお伝えしてきましたが、以下では実際に会葬礼状を作成する場合の例文をいくつかご紹介していきます。作成の際はぜひ参考にしてください。

家族葬・一般的な葬儀

家族葬や、一般的に行われる葬儀に用いる会葬礼状の例文は以下のとおりです。 ・「拝啓 亡母○○○○儀葬儀に際しましてはご多忙中のところわざわざご会葬を賜りご芳情のほど誠に有難く厚くお礼申し上げます 早速拝趨の上お礼申し上げるところ略儀ながら書中をもちましてお礼申し上げます 敬具 平成○○年〇月〇日 〒xxx-xxxx ○○県○○市○○1-1-1 喪主○○○○ 親族一同」 ・「拝啓 亡父○○○○儀葬儀に際しましてはご多忙中にも関わらずわざわざご会葬を頂きご鄭重なご厚志を賜りまして有難うございました 早速拝眉の上お礼を申し上げるべきところではございますが略儀ながら書中をもちましてお礼かたがたご挨拶申し上げます 敬具 平成○○年〇月〇日 〒xxx-xxxx ○○県○○市○○1-1-1 喪主○○○○ 親族一同」 ・「拝啓 故○○○○儀葬儀に際しましてはご多用中にもかかわらずご会葬くださいましたうえご丁重なご厚志を賜り厚く御礼申し上げます 取り込み中のこととで十分なご挨拶もできませず不行き届きの点も多々あったかと存じますが何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます 早速拝眉のうえ御礼申し上げるべきところ略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます 敬具 平成○年○月○日 喪主 ○○○○ 親戚一同」

頭語と結語を省略する場合

キリスト教

キリスト教の形式で通夜や葬儀を行う場合、会葬礼状は宗教色の強いものか一般的な会葬礼状と同じ文を用います。宗教色の強いものは、聖書から抜粋した聖句を冒頭に記すことがほとんどです。好きな聖句を抜粋し、記載するようにしましょう。部隊的な例文は、以下のサイトを参考にしてください。

社葬

合同葬の場合

香典、供花、お供物のみを頂いた場合

弔電のみを頂いた場合

会葬礼状を印刷する場合のおすすめ

会葬礼状を作成し印刷することになった場合、どのように印刷をすればいいのでしょうか。おすすめの会葬礼状の印刷方法をいくつかご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

格安印刷

自作した会葬礼状を印刷する場合、なるべく低コストで印刷できるところが望ましいでしょう。なるべく低コストで会葬礼状を作成・印刷したい方におすすめなのが格安印刷の業者に依頼する方法です。格安印刷は、さまざまなジャンルの印刷に対応している場合が多く、自身で作成したデータをもとに印刷してもらえます。 そのため、オリジナルの会葬礼状を作成する場合などにもおすすめです。格安印刷を行っている業者をいくつかピックアップしました。ぜひ参考にしてください。

会葬礼状印刷専門店

会葬礼状を印刷する場合、最も安心感があるのが会葬礼状印刷専門店に依頼して印刷する方法です。会葬礼状に特化しているため、仕上がりもしっかりとしたものになります。会葬礼状印刷専門店のおすすめは以下のとおりです。

価格

会葬礼状の印刷を依頼する場合、印刷が何枚から対応してもらえるのかで金額が大きく変わってきます。会葬礼状の印刷にかかる価格の平均は格安印刷の場合おおよそ10枚で50円~、専門店の場合10枚3500円~となっています。はがきの種類やカードの種類などによって異なってくるので確認してみてください。

証明書としての会葬礼状

会葬者にお礼状として渡す会葬礼状ですが、忌引きなどの際に証明書として提出を求められるケースがあります。会葬礼状には、葬儀日程や故人名、喪主名などが記載されています。そのため、会葬礼状は会社や学校を忌引きした場合に、忌引きの内容を証明するための証明書としての役割も持っています。 家族葬で葬儀を行った場合や少人数で葬儀を行った場合、会葬礼状がないというケースがあります。その場合は、電報や埋葬証明書など、会葬礼状に代わる書類の提出を求められることがほとんどです。忌引きの際に会葬礼状を求められることは少なくないので、葬儀を行う際には、少人数の場合でも会葬者が忌引きすることを考慮して、なるべく作成するようにしましょう。

会葬礼状と香典返しの違い

冒頭でもお伝えしましたが、会葬礼状は葬儀への参列や供花などを頂いたことに対してのお礼状という役割を持っており、香典返しに沿える挨拶状とは別物になっています。以下では、香典返しと会葬礼状の違いや、香典返しの役割についてご紹介していきます。

香典返しとは

香典返しは半返しとも呼ばれており、忌明けの法要(四十九日)が終わった後、法要が無事に終了しましたという報告を兼ねたお礼の品を送ることを指します。 葬儀に参列していただいた人たちには、葬儀の際に渡すもしくは郵送するなどしてなるべく早く会葬礼状を渡しますが、この会葬礼状とは別に石鹸やお茶などのお礼の品と忌明けの挨拶状を送ります。 お礼の品は、不祝儀のお返しなので、縁起を担いで形が残らないものが多く選ばれています。形が残らないものの代表的なものが、石鹸やお茶などです。その他にも、タオルやハンカチなどが多く送られています。 香典返しは、忌明けの四十九日の頃から一か月以内に送るのがマナーで、一般的には香典で頂いた金額の半分から1/3程度の金額のものを送ります。また近年では、できるだけ早くお返しを済ませたいという考え方から、葬儀当日にお返しをしたり、初七日のタイミングで香典返しを行う場合もみられます。

会葬礼状と香典返しは全く別物!

既にお伝えしたとおり、会葬礼状は葬儀に参列していただいた・供花などを頂いたことに対してのお礼であるのに対し、香典返しは忌明けの法要(四十九日)が無事に終了したことを報告を兼ねたお礼のことを指します。この点から、会葬礼状と香典返しは全くの別物であり、どちらも葬儀を行った場合には重要な慣習といえます。

感謝の気持ちが伝わる会葬礼状を作ろう

これまで、会葬礼状の役割や作成方法、マナー、香典返しとの違いなどをご紹介してきました。近年では、葬儀の形式もさまざまなものがあり、会葬礼状もいろいろなデザインのものが存在します。故人が生前お世話になった方や、会葬してくれた人に感謝の気持ちが伝わるような会葬礼状を作成し、これまでのお礼をきちんと伝えましょう。

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