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コスモスの花言葉と由来・オレンジ/黒/ピンクなど色別の花言葉

ガーデニング

色とりどりに咲いているコスモスは人目をひきます。そして同時にどこか切ない気持ちにさせられます。このような印象を与えるコスモスは種類がおおく、そして色によってさまざまな花言葉をもっています。コスモスの花言葉について述べて行きたいと思います。

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コスモスの花言葉

コスモスとは

コスモスはキク科コスモス属の総称になります。コスモスは1492年に、コロンブスがアメリカ大陸を発見した後にヨーロッパへ持ち込まれました。この際トウモロコシ、ヒマワリ、サボテン、カンナなどもヨーロッパへ渡りました。コスモスはスペインの植物園に持ち込まれ、この名をつけられました。 コスモスの原産地はメキシコです。標高2500メートルの高さにある高原に自生していたと言われています。コスモスが日本に渡って来たのは、明治20年頃のことです。それ以来、秋の季語の代表ともなっています。軽井沢などの高原にコスモスが多く咲いています。 なお、コスモスは水はけがよければどんな場所でも適応することができます。育てやすく丈夫な花でもあるので、観賞用として公共施設などでよく植えられる花でもあります。

コスモスの季節と開花時期

コスモスの季節と開花時期

コスモスが開花する時期は6月から10月の、夏から秋にかけてです。

コスモスの一般的な花言葉

コスモスの一般的な花言葉は「乙女の真心」、「調和」、「謙虚」です。

コスモスの由来

コスモスの名の由来

コスモスの学名は「cosmos」です。コスモスの名はギリシア語の「kosmos」が由来となっていると言われています。このギリシア語には、美しさ、調和、秩序、宇宙の意味があります。 このコスモスの学名はスペインのマドリード王立植物園に贈られた際、当時園長であったカバニレス神父により与えられました。「コスモス(cosmos)」は古代ラテン語で、「秩序だって整った美しいもの」と「完結された世界観」を意味する言葉でもあります。

コスモスの花言葉の由来

花言葉には先に述べたもの以外にも、「秩序」という意味もあります。これは名の由来となった「kosmos」のギリシア語が意味するところから来ています。そして「乙女の真心」の花言葉は、コスモス自体が持つ繊細さと清潔感のある様子からです。 「調和」という花言葉は、イメージが好まれて小売店の名前や施設名、さらに商品名にもコスモスの名前が利用されています。

日本でのコスモス

大春車菊

コスモスの和名は「大春車菊」といいます。「秋桜」の呼び方は俗称で、後になってつけられたものです。日本ではピンクや白の色のコスモスがよく見かけられ、これはコスモス・ビピンナタスという品種です。日本に咲くコスモスのほとんどがこの種類です。

イエローキャンパス

過去に玉川大学の研究室でピンクと白が主だったコスモスに突然変異で、黄色いコスモスが咲いたことがありニュースにもなりました。その後玉川大学が研究を続け、黄色いコスモスが安定して咲く品種を作り出しました。それに「イエローキャンパス」という名がつけられました。

キバナコスモス

「キバナコスモス」は濃い黄色やオレンジのコスモスのことです。元から自然界に存在している品種で、日本でよく見られる大春車菊とは別の品種になります。日本で見られる濃い黄色のコスモスは、キバナコスモスとその交配によるものです。なおキバナコスモスと大春車菊の交配はうまくはいきません。

チョコレートコスモス

ヨーロッパには多いですが、日本では少ない品種です。このコスモスの色は濃い黒紫で、薄っすらとチョコレートの香りがすることからこの名がつけられました。 チョコレートコスモスとキバナコスモスは別種同士での交配が可能で、この二種のコスモスの交配から「ストロベリーチョコレート」と名づけられたコスモスが生まれました。ストロベリーチョコレートはチョコレートコスモスよりも赤みが強く咲きます。

色別コスモスの花言葉

コスモスの花言葉の多くは古代ラテン語「cosmos」に由来するものばかりです。そしてコスモスは色別に花言葉を持っています。

白のコスモス

白いコスモスの花言葉は「優美」、「美麗」、「純潔」です。他の色が混じらない白さによく合った花言葉という印象を受けます。

言葉意味
優美上品でしとやかな美しさがあることを意味します。
美麗人の目にとまるほど、美しく立派な様子であることを意味します。
純潔心身に穢れがなく、清らかなことを意味します。

ピンクのコスモス

ピンクのコスモスの花言葉は「乙女の純潔」です。乙女という言葉は、若々しく淑やかなイメージを持たせます。可憐な雰囲気を持つピンクのコスモスには、ぴったりな花言葉です。ピンク色のコスモスが風にそよいでいる姿は、若い女性が髪を風になびかせて立っている姿を想像させます。

言葉意味
乙女特に年齢的な制限はなく、未婚の女性をさすこともあります。

赤のコスモス

赤のコスモスの花言葉は「乙女の愛情」と「調和」です。赤色に「調和」という花言葉は、色のイメージとしては少し違和感がある気がします。赤い色には活発なイメージがつきやすく、戦いなどのイメージも受けます。 しかし赤色の心理効果には気持ちを前向きにさせ、さらには人目を引いて印象に残りやすいという効果があります。そのためコスモスというどことなく儚くて美しい花と結びつくことで、調和が花言葉としてつけられたのでしょう。「乙女の愛情」という花言葉は、違和感なく受け入れられます。

言葉意味
調和全体がつりあい、矛盾や衝突なくまとまっていることを意味します。

紫のコスモス

紫のコスモスの花言葉は、赤のコスモスの花言葉と同じで「乙女の愛情」です。紫のコスモスは濃いピンクのコスモスと表現することもできます。紫は高貴なイメージが強く、花言葉にある乙女も気高さがより増している印象があります。秋の風の中にたたずむ乙女は、想像しただけで素敵です。

オレンジのコスモス

オレンジのコスモスの花言葉は「野性的な美しさ」です。オレンジ色はどことなく太陽を想像させ、元気さの象徴のような印象を受けます。この花言葉をつけた人はどこかの南国で、太陽の下元気に走り回っている動物達のイメージを持ったのでしょう。何だか気分が塞いでいる時も、このオレンジのコスモスを見ると元気になれます。 ピンクや白のコスモスはどことなく切なさを感じさせますが、オレンジのコスモスは鑑賞する側の気持ちに温かさを与えてくれます。作られた美しさではない、自然な美しさという印象を「野性的」という言葉から受けることができます。

黄のコスモス

黄のコスモスの花言葉は「野性的な美しさ」、「自然美」、「幼い恋心」です。野性的な美しさは、オレンジのコスモスの花言葉と同じです。ただ黄という色は、オレンジよりも少し野性的な部分のイメージが薄れます。そして黄はどことなく子どもっぽさのイメージがありますので、「幼い恋心」という花言葉はしっくりきます。 しかし黄のコスモスは人の手によって安定して咲くことが可能になった花ですので、自然美という花言葉はおもしろく感じます。

茶のコスモス

茶のコスモスの花言葉は「恋の終わり」です。聞くだけで悲しくなる花言葉です。茶の色が持つイメージは、温もりや安らぎというポジティブなものがありますが、同時に退屈や陰気というネガティブなものもあります。コスモスの花が持つ儚さが茶と結びつくと、ネガティブなイメージが強くなってしまい、このような花言葉がついたのでしょう。

黒のコスモス

黒のコスモスの花言葉は「恋の終わり」「恋の思い出」「移り変わらぬ気持ち」です。黒のコスモスはチョコレートコスモスのことを意味し、茶のコスモスもチョコレートコスモスを意味します。見る人によって色の見方が変わるので、チョコレートコスモスは2つの色で表現されているのでしょう。 しかし茶よりも黒の方がよりネガティブなイメージがついてしまうので、「恋の思い出」という物悲しい花言葉がプラスされたのでしょう。ただ黒は何者にも染まらない色なので、「移り変わらぬ気持ち」という、硬い意思の花言葉が非常に色のイメージにあっています。

コスモスが持つ怖くもありつつ物悲しい花言葉

コスモスは美しさや愛情といったポジティブな花言葉が多い花ですが、同時に茶と黒の花言葉で紹介した「恋の終わり」という怖いような物悲しいような花言葉も持っています。美しい花にマイナスイメージが強い色が現れると、このような悲しい花言葉が生まれてしまうのでしょう。

品種改良のコスモス

コスモスはピンクや白が主で加えて黄色もあるとは言っても、品種改良により種類が多くて形状や色がまちまちです。どのような品種があり、色があるのかを以下に表で述べていきます。

大春車菊

品種や色調が豊富です。

品種
センセーション濃い紅色、桃色、白色
ベルサイユ(センセーションの四倍体品種)スペシャル(濃い桃色)、ピンクベルサイユ(桃色)、ホワイトベルサイユ(白色)
レッドベルサイユレッドベルサイユ(濃い紅色)
ラジアンス(センセーションの品種改良)桃色で中心部が紫紅色。
フラッシングピンク淡いピンクに桃紅色のはけ目。
あかつき白色に鮮紅色の縦縞絞り。
日の丸白色で中心部に紅色の絞りで日の丸状。
サイケ半八重咲き。桃または白。
シーシェル花弁が筒状。桃赤色、桃色、白色など。
丁字咲き薄いピンク。一重の花弁に中心が八重咲き。
ピコティ白色に桃赤色の縁取りや紅色に白の絞り。
変わり咲きラジアンスの花びら2枚が白。センセーションの花びら2枚が赤。花びら1枚が白。
パイドパーホワイト白。花弁が筒状。
イエローガーデン明るい黄色で中心部に白の蛇の目模様。
イエローキャンパス明るい黄色で中心部に白の蛇の目模様。
オレンジキャンパスオレンジ色で中心部に白の蛇の目模様。

キバナコスモス

品種は豊富ですが、色調は似たり寄ったりです。

品種
サニーレッド濃いオレンジ色
サニーオレンジオレンジ色
サニーゴールド濃い黄色、オレンジ色
サニーイエロー黄色
ディアボロ濃いオレンジ色
クレストレッド赤オレンジ色
クレストオレンジオレンジ色
クレストイエロー黄色
オレンジロード黄オレンジ色の地にオレンジのふちどり。
イエローロード黄色
マンダリン黄オレンジ色
ブライトライト黄オレンジ色
ロードスカーレットオレンジ色の地に、黄色の縞模様。
サンライズ明るい黄色
サンセット濃いオレンジ色

チョコレートコスモス

チョコレートコスモスは品種も色も単一です。

花言葉はどのように決まるのか

定説はトルコが発祥

17世紀のオスマン帝国のイスタンブールが発祥の地とされています。これは現在のトルコ共和国になります。当時のトルコでは、それぞれの花に意味を持たせて人へ送るという習慣があったと言われています。この花言葉がヨーロッパに紹介されて、そこで人気を博しました。その後ヨーロッパから、世界各国へ伝わったと言われています。

それぞれの国でそれぞれの花言葉

各国へ伝わった花言葉は、それぞれの土地でまた変化を見せます。その地でのみ咲く花もあれば、花へのイメージも変わって来ますので、花言葉も多種多様なものが生まれました。例えばヨーロッパでは神話や伝説にちなんだ花言葉が多く見られ、日本では花独自が持つ雰囲気から花言葉が生み出されていると言えます。

現在は花卉業界が中心となって決めている

現在は新品種が生み出された場合は、花言葉は開発者が決めています。または一般から応募を募り決定する、あるいは販売会社が決めることもあります。

ロマンのある花言葉

可憐な花コスモス

夏の初めから秋の終わりにかけて、可憐な花を咲かせるコスモスは人目をひきます。実際は強い花なのですが、なぜか儚いイメージを持たせるコスモスは、優美で女性の象徴のような花言葉を多く持ちます。風に揺れている姿を見ると、より一層その花言葉の意味に深みが増してきさえします。

元々日本にはなかった花

コスモスは元々は日本にはなく、よその国より伝わってきました。伝わってきた時期も明治時代で、歴史の浅い花です。それにも関わらず、ずっと以前より日本に咲いていたかのような気持ちにさせる花です。コスモスは「秋桜」と書かれることがありますが、日本を代表する花である桜の文字を使われていることもそのような気持からつけられたのでしょう。 ただコスモスは桜と違い、すぐに散ってしまうことはなく長い間見る人の目を楽しませてくれる花です。桜のように美しくありながら、強くたくましい花です。

花言葉を思いながら鑑賞

コスモスは育てやすい花ですので、花を育てたいけど花を育てることが苦手という人にもお薦めの花です。庭に植えて、さまざまな色を愛でながら鑑賞するのは楽しいでしょう。植えないまでも、摘んできたコスモスを一輪挿しの花瓶にさして飾るのも楽しいです。日光に当たっている様子や、風にそよいでいる姿を見ると微笑ましい気持ちになります。 コスモスを鑑賞する時、花言葉を思いながら鑑賞するとより楽しさが増します。コスモスは色によってさまざまな花言葉を持っていますから、室内に飾る時は自分の気分にあった花言葉を持つコスモスを飾っても楽しいでしょう。 あるいは遠い時代のトルコで行われていたように、自分の気持ちをコスモスに託して大切な人に渡すのも素敵です。花に思いを託して渡すという行為は、非常にロマンチックで、同時にどこか切なさがあります。花を贈られた大切な人が、幸せになってくれるような花言葉を選んで渡しましょう。

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