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敢えての類語・対義語・例文・強いてとの違い|言う/しない

初回公開日:2017年11月30日

更新日:2020年03月13日

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書き方・例文

なんとなく意味は知ってるから、調べたことのない言葉はたくさんあります。「敢えて」もその一つではないでしょうか。しかし「敢えて」その言葉の意味を調べることで、知らなかった使い方を発見できるかもしれません。ここでは「敢えて」の意味や使い方についてご紹介します。

敢えての使い方・例文

敢えてとはやりにくいことを押し切ってする様子を表します。また「進んで」「思いっきり」という意味や、「わざわざ」など、する必要がないのにする時にも使われます。「敢えて電気をつけない」もしくは「つける」など動詞に対して意味がかかる言葉です。 また「敢えて」の敢という漢字には「勇ましい」「思い切って」という意味があり、「敢行」や「勇敢」にも使われていることから「(リスクがあっても)思い切ってする」などのニュアンスも感じられます。 古語になると意味が少し変わってきます。古語では「困難に活用に積極的に行うこと」や下に打ち消しの言葉を伴って、「少しも」「全く」という意味になります。 英語にすると「dare」という単語が相当します。この「dare」も「思いきって(敢えて)〜する」という意味です。(例)I dare say you are absolutely right.「敢えて言わせていただければ、全くあなたのいうとおりです」などと使われます。

敢えて言う

敢えて言う、は「言う必要もないけれど言う」もしくは「本来ならば言わない方が良いことだけれど、言う」など、必要性がない場合や、常識に反していたり、また普通に考えても言わない方が良いけれど口に出すときに使われます。また、その後に続く言葉をさらに強調するため前置きのように使われる場合もあります。 例)敢えて言わせていただきましょう。全くあなたのいうとおりです。 例)敢えて言おう、あなたは本当にいい加減な方だと。

敢えて言わない

こちらは逆に、言わない場合に使います。こちらはいう必要性があるのに言わない場合や、常識的に考えても普通は言った方がいいのだけれど、言わない、伝えない場合に使います。 例)彼の連絡先は知っていたが、彼女には敢えて言わなかった。 例)洋服のタグが襟元からのぞいていたが、敢えて言わなかった。 常識的に考えたら言ってもいいことを言わない場合に使用します。この時には、そこに言った本人の意思が必ず存在します。「本当は言った方が良い(普通、常識的)のだけれど、(私の)意思で言わない」と言った意味で使います。

敢えてしない

敢えて言わないと同じように使います。こちらは言わないのかわりに、敢えての次に動詞の打ち消しが続きます。教えない、しない、書かないなどです。 例)もう暗くなってきたが、敢えて電気はつけなかった。 例)授業は真面目に聞いていたが、板書は敢えてしなかった。 などその行動をした方がいいのが、理由や意思を持ってしない場合に使います。「普通ならその行動をすべきなのだけど、(私の意思やある理由から)その行動をしない」と言った意味で使います。

敢えてなかれなど

漢文での「敢えて」は、ここで紹介している「敢えて」とは違う意味になります。「敢えて〜なかれ」は「戦国策・楚」という書物にある「借虎威」(虎の威を借る狐の由来となった話)のなかの一節です。

敢えて〜なかれ

敢えて〜なかれは、「虎の威を借る狐」の元となった原文に出てくる言葉です。原文は漢文で「子無敢食我也」「あなたは決して私を食べようとしてはいけません」と訳します。漢文では「無」は〜ない・〜することがない、と言う意味ですので「子(あなた)は敢えて私を食べません」(あなたは私を食べてはいけません)となります。

敢えて走らざらんや

これも「虎の威を借る狐」に出てくる一節です。原文は「敢不走乎」です。これは「どうして逃げないことがあろうか、いや逃げる」という意味で、「敢不〜」は多くの場合、反語形に用いられます。 「虎の威を借る狐」では、「百獣我を見て、敢えて走りざらんやと」という一節で使われていて、「天命により、百獣の王の私(狐)の姿を見て、他の動物たちが逃げないことがあろうか、いや逃げるのだ」という意味で、まさに「虎の威を借る狐」の中核になっている場面で使われています。

敢えて当たらず

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