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「私立」の場合の履歴書の学歴欄の書き方・都道府県名はつけるか

書類選考

履歴書に記入する「学歴」の書き方についてはさまざまなルールがありますが、正しい学歴を記入できている自信はありますか。公立・私立でもその記載に違いがあり、ややこしいルールも存在します。私立学校を中心に履歴書の学歴の書き方を、今一度確認してみてください。

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履歴書は最初のコンタクト

就職活動や転職の際にはいろいろな書類の提出を求められます。そんな中でもほとんどの会社が指定する「履歴書」多い人はもう書き飽きたなんてかたもいらっしゃるのではないでしょうか。しかも細かいルールが多く、書き直しなど時間がかかってしまいなかなか厄介なもので苦手と言う方も多いでしょう。 しかし企業側にとっては就職・転職希望者との初めてのコンタクトです。応募者が少なければじっくりと見てもらえるでしょうが、応募が多ければ履歴書の書き方ができていないだけで飛ばされてしまう可能性もあります。書き方だけで飛ばされてしまうなどということのないよう、間違いのない履歴書を提出しましょう。

履歴書の基本的な書き方

・和暦、西暦を統一する 記入日、誕生日をはじめ、学歴、職歴、資格の取得年月日にいたるまで、履歴書内の日付を記入するときはすべて和暦、または西暦で統一します。 ・記入はボールペン、修正液・二重線は使わない 履歴書は黒か青のボールペンを使って記入します。消せるボールペンはNGです。間違った場合は面倒ですが破棄して書き直しましょう。一般的に履歴書の書き直しはマナー違反で印象がよくありません。丁寧に読みやすい字で、 間違いなく記入しましょう。 ・空白を作らない 書きにくいことがあっても空欄にせず、相手にわかるように工夫して書きます。また資格など書けるものがない場合は「◯◯取得に向け勉強中」なども効果的です。

学歴の基本的な書き方

履歴書に学歴は記入が必須なのは「最終学歴卒業」だけでですが、一般的には大学卒者の場合は高校卒業年月から、高卒者の場合は中学卒業年月からを記入するのが良いとされていますが、義務教育からわかると良いという人事側の意見もありますので、中学卒業年月から記載してあるとわかりやすいです。 学校名は正式名称を記入、入学と卒業をセットで書く場合でも「同上」などと省略をすることはできません。面倒でも同じ学校名を記入します。

「私立」の場合の履歴書の学歴欄の書き方

私立中学の場合の書き方

中学校名は必ずしも履歴書に記入が必要であるわけではありませんが、有名中学であるなど有利に働くようであれば記入をしても良いでしょう。県市立の場合は「◯◯県立◯◯中学校」「◯◯県◯◯市(区町村)立◯◯中学校」と記載します。 私立の場合は、中学校名の前に「私立◯◯中学校」のように「私立」をつけます。国公立の場合とは違って、都道府県名は不要です。また「学校法人◯◯」や「◯◯学園」などは運営主体名なので書く必要はありません。

私立高校の場合の書き方

高校も記入の仕方は基本的に中学校と同じです。私立の場合、高校名の前に「私立◯◯高等学校」のように「私立」をつけ記入します。国公立の場合とは違って、都道府県名は不要です。「学校法人◯◯」や「◯◯学園」などの運営主体名も書く必要がありません。

私立大学の場合の書き方

大学からは公立の場合でも「都道府県」「市区町村」の記入の必要はなくなります。ただし横浜市立大学のような学校名は、「◯◯市立大学」がその学校の正式名称となりますので省略不可です。また国立大学の場合も「国立◯◯大学」とする必要はありません。外国の大学の場合は国名を記載してあげると丁寧です。 私立大学の場合は「私立」を付ける必要が大学以降は不要になりますので「◯◯◯◯大学」となります。

私立大学院の場合の書き方

大学院でも私立の場合は学校名の前に私立を付け「私立◯◯大学 大学院」と記載します。 大学院の場合は入学は「入学」で同じですが、卒業時は「修了」となりますので気を付けて記入しましょう。 大学院には「修士課程」と「博士課程」があります。修士課程のみで就職する方もいますが、そのまま博士課程へ進まれる方もいるでしょう。その場合は修士、博士それぞれに「入学」と「修了」を記載します。

私立中高一貫校の場合の書き方

中高一貫校とは中学校から高等学校へから試験を受けることなく進学でき、6年間を一体のものとする中高一貫校では、前3年間を前期課程、後ろ三年を後期課程とし、前期課程修了で中学卒業、後期課程修了で高校卒業と同じ資格が与えられます。 履歴書の学歴欄における書き方は ・「私立 ◯◯中等教育学校 卒業 前期課程卒業」(中学卒業) ・「私立 ◯◯中等教育学校 卒業 後期課程入学」(高校入学) ・「私立 ◯◯中等教育学校 卒業 後期課程卒業」(高校卒業) となります。中高一貫校は1998年以降に生まれた新しいタイプの学校のため、一部の人事関係者を除き、履歴書を目にする人の中にはなじみのない人もいると思われますのでわかりやすい書き方を心がけましょう。

私立専門学校の場合の書き方

専門学校などを履歴書に記入していいのか迷う方もいらっしゃいますが認可を受けている専門学校は学歴となります。無認可の専門学校は学歴として記載することはできませんので記入前に確認をするようにしてください。 専門学校にも公立校がありますので効率の場合は中学高校と同じく「◯◯県立」「◯◯県◯◯市立」と記載します。私立の場合はわかるように ・「◯◯学校法人 ◯◯専門学校」 ・「私立 ◯◯専門学校」 とします。 また、専門学校は在籍期間が重なっていても問題ありませんので、学校名に限らず時系列順にすべて記載しましょう。

「学校法人」の書き方

先にもご説明したとおり、学校の運営母体である「学校法人」については特に履歴書には記載する必要はありません。学校法人ということは「私立」であるということですので、「私立◯◯中学(高等学)校」と記載しましょう。 しかし専門学校については「学校法人◯◯ ◯◯学園」と運営主体を記入する場合と「私立 ◯◯学園」とする場合と両方が推奨されています。書ききれないなどの理由がなければ学校法人名から記載しましょう

履歴書の学歴欄に書くもの書かないもの

「私立」の場合の都道府県名

基本的には履歴書の学歴欄で都道府県名や市区町村名が必要なのは公立のみで、私立の場合は必要ありません。「私立 金城学院大学(愛知県)」「私立 金城大学(石川県)」のように、もしも提出先の都道府県に紛らわしい学校名があることがわかっている場合は記載しても良いでしょう。

学科やコース

中学校・高校・中高一貫校

学校に「普通科」しかない場合、「普通科」を省略して記入しても問題ありません。学校内に複数の学科がある場合は、「◯◯高等学校○○科」のように「普通科」を含む科名を明記します。 また、高校では「全日制」「通信制」「定時制」の3つがあります。この場合「全日制」は明記する必要はありませんが、「通信制」「定時制」の場合は省略せずに記入したほうがよいでしょう。

大学

履歴書では、大学は学部名まででなく学科名まで書きましょう。専攻まである場合は学科だけでなく専攻やコースがある場合は、専攻名、コース名まで書きます。 【例】 ○○年◯月 ◯◯大学 ◯◯学部 ◯◯学科 入学 また、短期大学部も学部と同じ扱いです。「○○大学 短期大学部 ◯◯学科」と記入します。「○○短期大学」や「○○短大」のように省略したり、誤った学校名を書いてしまわないように気を付けましょう。

学校名が変更された時の履歴書の書き方

履歴書には正式な学校名を書くことがマナーとされています。しかし卒業した学校が合併などの理由により学校名などが変わってしまった場合はどうなのでしょうか。 学校名は基本的に在学していた時の名称を書きます。その後に現在の学校名を()で記入します。名称変更から長年が経っている場合でも、卒業証明書に記載されている、在学していた時のままの学校名を記入します。 【例】 ○○年◯月 私立○○○○高等学校 (現・私立○○高等学校)入学 在学中に学校名が変更となった場合は、新しい学校名での卒業生として証書になることもあるので、変更後の学校名で記入しても構いません。

学歴欄を見直して正しい履歴書に

人によっては何度も記入していて慣れたものと思っている履歴書の学歴欄ですが、私立学校を中心にその書き方についてご説明してまいりました。ご自身の、今までの履歴書の書き方はいかがでしたか。履歴書の記入例だけではわからないルールなどもあったのではないでしょうか。 学歴欄を見直して、自信をもって正しい履歴書を提出できるようにしましょう。

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