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「慰留」の読み方/意味/類語/用例|退職を慰留される など

社会人常識

相手を引き止めたいときやなだめたいときに使う「慰留」という言葉の読み方や意味、類語、使い方などをご紹介します。ビジネス上やプライベートでもでよく使う言葉です。「慰留」という言葉の使い方や、「慰留」したいときのポイントを紹介します。

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「慰留」はなんて読むの?

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「慰留」は「いりゅう」と読みます。「慰」を「い」と読み、「留」を「りゅう」と読みます。

「慰留」の意味はどういう意味?

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「慰留」の意味は、なだめて思いとどまらせることです。「慰」には慰めるという意味が、「留」には留まらせるという意味です。その二つを合わせることで、何かを辞めようとする人を慰めて思い留まってもらいたいときに使います。 つまり、何かを辞めるという意思表示を受けた時に、辞めてほしいくないと思い、引き止めたい人が相手の気持ちを変えるために話を聞いて辞めないように働きかけることを表しています。 少し硬い表現になりますが、ビジネスでもプライベートでもどんなときでも使うことが可能です。また、目上の人にも目下の人に使うことのできる表現です。

「慰留」の類語は何があるの?

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「慰留」に似た類語は何があるのでしょうか。ここでいくつか類語とその意味を紹介します。使い方を間違えると失礼な意味を含むことがあります。それぞれの言葉の意味を理解して、使う場面や相手に応じて使い分けていきましょう。

「引き止める」

「引き止める」も「慰留」と同じ意味です、相手に辞めてほしくないときに使います。「慰留」よりもくだけた言い方になります。ビジネスシーンでもプライべートでも使うことの表現です。

「思い留まらせること」

「思いと留まらせること」も相手を留めたいときに使う言葉ですが、「させる」という指示の表現を含むので少し上からの表現になります。相手が目上の人の場合は使うことを避けたほうが良いでしょう。また、相手が目下の人であっても相手が一緒にいる場では使うのを避けたほうが良いでしょう。

「考え直させる」

「考え直させる」も相手を留めたいときに使う言葉ですが、「させる」という言葉が入るのでとても上からの表現になります。とても直接的な表現で、受け取り方によっては相手が間違っているという表現も含みます。こちらも相手が目上の人の場合は使うことを避けましょう。また、相手が目下の人であっても相手が一緒にいる場合は使うのを避けたほうが良いでしょう。

「すがって止めること」

「すがって止める」も相手を留めたいときに使う言葉です。論理的に説得するのではなく情に訴えるという意味になります。相手の感情に働きかけるので親密な人には有効な手ですが、関係性のない人には効力がない場合もありますし、逆効果になる可能性もあります。 かなりくだけた表現ですので、ビジネスシーンで使うのは避けたほうが良いでしょう。プライベートで使うのに適した言葉です。

「慰留」の対義語は何があるの?

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「慰留」と反対の意味を持つ言葉としては、「勧告」「追い立てる」などがあります。 「勧告」はある行動をするよう説得をすることです。 例文:土砂崩れの危険があるので非難するよう勧告した。 「追い立てる」はある行動をとるよう急かすこと、その場から追い他へ向かわせることです。 例文:夕食を準備する時間になったので、帰るように来客を追い立てた。

「慰留」はどういうときに使うの?使うポイントは?

どういうシーンで「慰留」を使うのか例文と一緒に見ていきましょう。

「退職を慰留する」

ビジネスシーンで耳にしたことがある人も多いでしょう。本人が退職したい意思を表明したところ、上司・同僚・部下など周囲の人から引き止められている状況のことです。 似たような言い回しとして「退職を保留にする」という表現もあります。こちらは退職の決裁権を持った人間が、退職を受け入れるかどうかの決済を先延ばしにすることを意味します。 「慰留」は決裁権の有無に関わらず引き止めたい周囲の人すべてが行うことが可能です。

「慰留を断る」

辞めたいという意思表示をし、周囲の人間にされを引き止められてもなお自分の意志を貫き通すことです。お世話になった人や慣れ親しんだ人からの慰留を断るのは、後ろめたさを感じることもありなかなか決意のいることです。 一度慰留を受け入れてしまうとますます辞めることが難しくなってしまいます。再度辞めたい意志を表明しても「また慰留できるだろう」と相手は思ってしまいます。辞めたい意志が固まっている時は慰留されたとしても一時的な感情に流されず、意思表示をしつづけることが重要です。

「慰留の交渉」

慰留の交渉とは、相手に辞めてほしくないとき条件などを変えることで、辞めたい理由を無くして辞めないように交渉するときに使います。意慰留の交渉をする側(辞めてほしくない側)と交渉を受ける側(辞めたい側)では交渉のポイントが異なります。それぞれの立場で見ていきましょう。

「慰留の交渉」をする側のポイント

「慰留を交渉する」ポイントは、相手がなぜ辞めたいのかをしっかりと聞くことです。その上で、辞めたい理由に引っかかっている条件を変えることで続けるように交渉します。 例えば退職したいと言われたときに、その理由がどこにあるのかを聞きます。「給料が低い」「休みが少ない」「仕事が面白くない」「人間関係」などいろんな理由があるでしょう。その辞めたい理由を解消することで、相手にとって辞める必要を無くします。 慰留の交渉をするときに難しいことは、相手が本心を言っているか見極めることです。なかなか目上の人には本心を言いにくいでしょう。給料の低さが理由でも卑しく感じて言いにくかったり、仕事が面白くなくても会社批判のようで言いにくかったり、人間関係が原因で辞めるまでが気まずいので言えなかったり。 本当ではない辞める理由をいくら解消したところで、辞めたい気持ちは変わりません。相手の本当の気持ちを聞くことが大切です。 こういうと「日ごろ信頼関係があるから大丈夫」と思いがちですが、信頼関係があると思っているときほど要注意です。辞めたい自分に後ろめたさを感じるので本心を言いにくい場合があります。 慰留を交渉するときは日ごろの関係性を過信せず、しっかり相手の話を聞いてあげてください。

「慰留の交渉」を受ける側のポイント

慰留を受け入れ残ることを決める場合は、自分の不満や辞めたいと思った理由をしっかりと伝えましょう。慰留を受けているときは、こちらが優位に立つことができるので条件を良くする絶好のチャンスです。ただし、辞める覚悟ができていないのに交渉目的で辞める意思を見せるのは、危険な賭けです。

「慰留の説得」

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慰留の説得とは、辞めてほしくないときに相手と話し合い納得してもらうことです。交渉と似たような意味合いですが、感情面の意味合いが大きいのが説得です。辞める理由を聞いたとき、条件ではない場合や具体的な理由が出ないときは、交渉ではなく説得となります。 本人が自分の気持ちを整理できていないことが多いのでまずがしっかり話を聞いてあげることが重要です。話を聞きながら相手に自分の整理してもらいましょう。そしいて話を聞くうえで重要なことは、相手の気持ちをしっかり聞いて今までの日々にねぎらいの言葉をかけ、これからの期待と残ってほしいという気持ちをちゃんと伝えることです。 説得するときに一番やってはいけないのは、相手の考えや気持ちを否定することです。否定をしてしまうとますます相手の気持ちは離れていきます。話を聞きながら肯定し、そのうえでこちらの言いたいことを伝えましょう。

「慰留」する側もされる側も大切なこと

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慰留する側も慰留される側も、大切なのことは2つあります。 一つは、日ごろの信頼関係です。信頼関係のない相手からの言葉はお互い心に響きません。ビジネスにおいては、何かを言える信頼関係を築くことをひごろから意識しておきましょう。 もう一つ大切なことは、本当の気持ちを相手に伝えることです。本当の気持ちを隠して交渉や説得を行っても相手には伝わりません。辞める辞めないがどちらの結果になったとしても、本当の気持ちを伝えることお互いにとって気づきのある有意義な経験となるでしょう。

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