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LANコンセントを自作する方法・LANケーブルの取り付け方

更新日:2019年04月01日

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もし、1ギガの光回線を引いているのなら、有線LANで接続しないともったいない。とはいえ、家の中で有線LANが使える場所は限られてしまいます。それならLANコンセントを自作して、自分の好きな場所に高速のLAN回線を引いてみてはいかがでしょうか。

LANコンセントを自作する方法

以前のオフィスでは、LANケーブルを床に這わせるモールなどが使われていましたが、新築のオフィスでは、壁の電源用コンセントにLANコンセントが付いているが当たり前です。これで、LANケーブルが邪魔にならず、多くのOA機器をすっきり接続できます。 このような後継に見慣れていると、自宅でもこんなLANコンセントがあったら、と考える方もいるでしょう。このようなオフィスで使われるLANコンセントのパーツは、ホームセンターなどでも購入できるので、やろうと思えば自作することが可能です。 ただし、家電量販店で売っているLANケーブルをそのまま使うことはできません。簡単なケーブル工事が必要です。また、家の壁の中に配線用のパイプを準備していないと、ケーブルを這わせる経路に苦労することになります。

新築なら配管の準備を

LANコンセントは、無線LANルータやスイッチングHubから出たLANケーブルを繋ぐことが多いので、それらの電源もいっしょに取れるように、電源コンセントの隣りに付けるのがおすすめです。 とはいえ、最近の家の壁の中には断熱材が敷き詰められており、後から壁の中に配線経路を確保するには、壁を全て作りなおす必要があります。 そのため、新築やリフォームの設計段階で、LANケーブルの経路と電源配線とを検討し、コンセント間を繋ぐパイプを埋めておく必要があります。 こういった壁の中に埋め込むパイプには、オレンジ色のCD管、または、白などのFP管が使われます。工務店などに相談しておくと、電気の配線といっしょにCD管やFP管を準備してくれるので、お願いしておいてください。

後から増設するにはモールを活用

新築やリフォームはできないものの、LANコンセントがどうしても欲しい、という場合は見栄えはよくありませんが、モールとコンセントボックスを使う方法もあります。 これは、壁の天井際や床際など、生活の邪魔にならない場所にケーブルを通し、そのケーブルをモールで隠す方法です。そして、終端にLANケーブルを接続するためのLANコンセントを設置します。 終端にLANコンセント専用の終端を取り付けます。なお、ボックスコンセントボックスを活用すれば、ホームセンターなどで購入できるパーツでも作れます。 なお、扉があってどうしても太いケーブルを通せない場合もあります。そのような場合は、扉を通すための特別に薄く丈夫に作られたケーブルが販売されているので、こういったケーブルを活用してください。

LANコンセントの工事手順

LANコンセントを自作する場合、コネクタの付いていないLANケーブルを先に配線して、その終端をコンセントに圧着して固定します。なお、コネクタの付いていないLANケーブルは、家電量販店なども購入できます。 もし、壁の中に配線用のパイプを準備しているなら、そのコンセントのカバーを外して、中のパイプが見えるようにしてください。続いて、ネクタなどを付けない状態で、LANケーブルを通します。 次に、LANコンセントの端子を圧着します。LANケーブルの中には8本の細い電線が通っています。それぞれ色が付いているので、ストレートケーブルの配線方法に従って電線を通し、圧着してください。 LANケーブルの両端にLANコンセントを取り付け、パソコンなどを繋いで接続できるのを確認したら、壁に固定してカバーを閉めて完成です。

LANコンセントへのLANケーブルの取り付け方

一般的に使われるLANケーブルは、橙、緑、青、茶の4本と、同じ色のストライブ模様の4本の計8本の電線が入っています。そして、LANケーブルでは、どの色のケーブルが何番目に配置されるか決められており、そのとおりに作られています。 LANコンセントにLANケーブルを取り付ける場合も、これと同じ結線をします。LANコンセントのコネクタの裏側には、電線を挟む8個の溝が作られています。そして、それぞれの溝に何色の電線を挟むかがガイドで示されています。 LANケーブルの外側の被覆をむくと、8本の電線が入っているので、その色の溝に入れてください。8本の電線を溝に入れたら、専用の道具で圧着して完成です。

結線時の注意点

LANコンセントにLANケーブルを取り付ける際、外側の被覆がコンセントの中に入るくらいに電線を引き出してください。 これは、LANケーブルは、電線の中を通る信号のノイズを少なくするために、被覆の中でねじられて入っています。それがまっすぐに引き出されると、その分ノイズに弱くなります。 また、圧着する際には、強く押して電線と金属の端子とが密着するようにしてください。うまく密着できていないと、ここが原因でネットワークが不通になってしまいます。

LANコンセントを壁面に取り付ける時の配線の仕方

LANコンセントを使って、複数の部屋でインターネットに接続できるようにするためには、光回線の終端装置など外部と接続した機器から、各部屋までそれぞれLANケーブルを配線します。 有線LANで接続する場合、光回線の終端装置のLANポートと、パソコンのLANポートを1本のケーブルで接続しますがこれと同じです。各部屋のLANコンセントに接続したケーブルを、光回線の終端装置のLANポートに接続してください。 そのため、光回線の終端装置を設置する場所の近くに、複数のLANコンセントを設置するのがおすすめです。なお、邪魔にならなければ、壁のコンセントのカバー穴だけあけて、各部屋に繋がっているLANケーブルを引き出しておいても構いません。 後は、光回線の終端装置、または、スイッチングHubのLANポートに各ケーブルを接続すれば、各部屋でインターネットが利用できます。

壁のコンセントカバーの外し方

初回公開日:2018年03月05日

記載されている内容は2018年03月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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