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「精進する」の意味と使い方|例文や敬語表現・類語もあわせて紹介

更新日:2024年04月14日

敬語表現

ビジネスシーンでよく使われる「精進する」という言葉、何となく雰囲気で使っている方も多いのではないでしょうか。本記事では「精進する」の意味や使い方、言い換えなどを紹介しています。正しく使って、社会人として相手に失礼のない言い方ができるようになりましょう。

  • この度は、私のミスで大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。以後同じミスを二度と起こさないよう、精進いたします。
  • 今回の轍を踏まえてなお一層の精進に励み、お客様にご満足いただけるお店を目指してまいります。

年賀状を書く際に使う場合

年賀状では、新年を迎えての抱負や、今後の目標を書く際に「精進する」という言葉がよく使われます。ビジネスの相手に年賀状を出す時に使用することで、仕事に対する意気込みを伝えることもできるでしょう。

  • 昨年は大変お世話になりました。本年もご期待にそえるよう、精進してまいります。
  • 本年こそは目標達成できるよう、精進に励む所存です。
  • 本年も精進して参りますので、昨年同様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

履歴書を書く際に使う場合

履歴書では志望動機を書く際に「精進する」という言葉がよく使われます。提出する先の企業に対して、自分の経験や能力を活かしながら、仕事に一生懸命取り組む意思があると示すことを意識して使いましょう。

  • これまでに培ってきた〇〇のスキルを生かして、御社に貢献できるよう精進します。
  • 〇〇の経験はありませんが、いち早く仕事に順応するよう努め、御社のために精進してまいります。
  • 御社に入社した暁には、自分の長所を活かし仕事に精進を重ねてまいる所存です。

後輩や部下を紹介する際に使う場合

後輩や部下をビジネスで付き合いのある第三者に対して紹介する際にも、「精進する」が使われることがあります。後輩や部下が一生懸命努力する、ビジネスに取り組んでいく姿勢であることを、しっかりとアピールするようにしましょう。

  • 彼(彼女)も当社の優秀な社員です。今後も〇〇に貢献するために精進すると申しておりますまので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
  • ご指導いただいたことは、彼(彼女)にもしっかり伝えています。今後も精進してくれることでしょう。どうぞよろしくお願いいたします。

着任の挨拶をする際に使う場合

「精進します」は、口頭でもよく使われ、着任の際にメンバーの前に出て挨拶する際にも適しています。新しい環境で仕事に精一杯取り組んでいく意気込みを伝えるように、使ってみましょう。

  • 本日付で着任致しました。不慣れなところもありご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、一日も早く戦力となれるよう精進してまいります。
  • 本日〇〇より異動して参りました。〇〇での経験を活かしながら、精進に励み仕事に邁進して参りますので、よろしくお願いいたします。

「精進する」を使う際の注意点

「精進する」という言葉は、基本的に目上の人に対して使う言葉です。自分が、目上の人に対して、努力することや頑張っていくことを伝えるために使います。 しかし、もしも目上の人を主語にして使ってしまうと、尊大な印象を与えてしまう場合があります。例えば、「部長はゴルフに精進していますか」といった使い方は、ふさわしくありません。 目上の人に対して使う場合は、「打ち込んでいらっしゃる」や「ご活躍されている」といった他の言葉に言い換えて使うようにすると良いでしょう。

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初回公開日:2017年11月20日

記載されている内容は2022年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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