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精査の意味・監査/銀行用語の精査とは・健康診断の要精査とは

更新日:2020年08月07日

言葉の意味

精査とは、成果物や納品物、設計書などを詳しく調べることや、物事の判断をする材料を詳しく調べることであり、ビジネスの場面に用いられることが多い用語です。監査用の精査や銀行用語として精査、医療の現場における精査なども整理して、活用できるようになりましょう。

精査の意味

ビジネスの場でもよく見かける「精査」ですが、その意味を正しく理解しているでしょうか。上司から「精査しておくように」という指示を受けたり、健康診断などで「要精査」の結果を受けたりします。精査とは何か、その意味を正しく理解し、適切に利用することで、ビジネスを効率的に進めていくことができます。

精査の意味は?

精査とはどのような意味を持つのか調べる前に、それぞれの漢字の生い立ちや意味を確認します。「査」には、調べるという意味があります。「査」は、木が台上に積み重なるという意味から「いかだ」を表す漢字です。そこに「察」という同じ音をもつ文字の意味も併せ持つようになり「調べる」という意味が加わりました。 つまり、精査とは「詳しく調べる」という意味です。何を詳しく調べるかにより、詳細な意味が付け加わります。

チェックするという意味における精査

「完成したものの内容が正しいかどうか」という意味で精査を用いる場合があります。この場合の精査とは、内容が正しいかどうかを詳しく調査することを行うことです。

・納品された成果物を検収できるかどうか、しっかりと精査しておいてください。 ・お客さまに提出する前に、しっかりと精査し、誤字脱字に限らず内容全般を確認願います。 ・火災現場を精査し、火災発生原因をしっかりと突き止める必要があります。 ・食中毒の原因を詳しく調査し、原因となった細菌の感染経路を精査することで、再発を防止することができます。

判断材料として調査するという意味の精査

「物事に対して判断するためによく調べる」という意味で精査を用いる場合があります。この使い方の精査とは、正しく判断できるように詳しく調べるという意味になります。

・各支店から報告のあったレポートをよく精査して、来期の計画を策定しよう。 ・調査会社から提出された調査報告書を精査して、本プロジェクトの改善点を整理しよう。

精査と調査、検査との違い

「精査」に類似する意味をもつ用語として「調査」と「検査」があります。比較して整理することでもう一段精査の意味が明確になります。 調査 ⇒ ある物事の実態や、動向などを明らかにするために調べること 検査 ⇒ ある物事があらかじめ決められた範囲に入っているかどうかを、決められた方法で調べること 精査 ⇒ 細部まで事細かに調べること 精査とは、今以上に段階を深めて調べることを表すことがわかります。

政治の場面で使われる精査の例

国会における予算委員会などの大臣答弁などで、委員から質問があった際に「その件については、持ち帰り精査させていただく」といった答弁がなされる場合があります。この場合の精査とは、実際に詳しく調べるという意味に加え「時間を稼いですぐに答弁しない」という意味が追加されることになります。 この使い方は、政治の世界のみに限らずビジネスシーンでも見られる使い方であり、回答を留保して時間稼ぎするような場合に「精査させていただく」として持ち帰る場面で使われます。もちろん、精査すべき資料や結果がありますので、そちらは詳しく調べる必要があります。

初回公開日:2017年11月13日

記載されている内容は2017年11月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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