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定形外郵便のポストに投函していいもの・ポストに入らない場合

更新日:2024年10月05日

社会人常識

定形外郵便という配送方法はポスト投函できる荷物の発送方法になります。ポスト投函できる手軽さと重量で料金が決まるため軽い荷物であれば最適な発送方法だと言えるでしょう。しかし定形外郵便にも規定があるので注意が必要です。今回は『定形外郵便』について紹介します。

定形外郵便の重量ごとの料金『規格外サイズの場合』

定形外郵便の規格外扱いとなるサイズは規格内サイズを超えたもの、重量が1㎏以上を超えるもの、最長辺は60cmまで・長さ+幅+高さ=90cm、重さは4㎏までのものとなります。 ●規格外サイズの料金● ・50g以内⇒200円 ・100g以内⇒220円 ・150g以内⇒300円 ・250g以内⇒350円 ・500g以内⇒510円 ・1kg以内⇒710円 ・2kg以内⇒1,040円 ・4kg以内⇒1,350円

定形外郵便はポストに入れば投函できる?梱包はどうする?

上記でもご紹介してきたように、定形外郵便というのはあくまでも定形外郵便扱いになる規格内のものであること、そしてポストに入るサイズであればポスト投函にて発送しても良いということです。荷物によってはポスト投函を避けるべきなのか、と考えてしまうこともありますが、元々定形外で出す予定の荷物であればポストに入るものすべてポスト投函で問題ありません。 しかし、無理やり入れ込むのだけは辞めておきましょう。入らない場合は潔く窓口へ足を運ぶことをおすすめします。

定形外郵便物の梱包は?

レターパックなど指定された梱包資材があるものと違って定形外郵便において梱包資材の指定は特にありません。そのためゆうパックに使用する梱包資材であっても良いですし包装紙や袋、封筒、などでも大丈夫です。ただし中身が割れ物であればプチプチで包んでからしっかりと梱包してから発送するようにしましょう。 また、宛名や差出人名は梱包資材に直接書くか別の用紙に書いたものを貼るなどして対応します。ゆうパックのような伝票はないので自分で用意しましょう。

定形外郵便は追跡できる?土日の配達は可能?

定形外郵便はそのままポスト投函することがほとんどで、郵便窓口から発送した場合でも追跡番号がつくことがありません。そのため荷物が今どこにあるのか、というのを随時調べる事ができないということです。 定形外郵便の追跡ができないといつ届くのか、と不安になってしまうこともあるでしょう。一般的に定形外郵便とはいつ配達されるのでしょうか。ここではそんな疑問について解説していきましょう。

定形外郵便は追跡ができない

上記で紹介したように定形外郵便はどこで発送したとしても追跡することができません。もちろん発送履歴が郵便局に残るようなこともないので発送後にやはり返送してほしいといっても発送先住所の管轄郵便局で探すほか方法はないということなのです。 単に荷物の追跡がしたい場合はレターパックやゆうパックなどその他の配送方法を選択するようにしましょう。

条件を満たせば追跡も可能

定形外郵便にどうしても追跡を付けたい、そんな時はオプションサービスを付けることで追跡することが可能になります。サービス名称を『特定記録郵便』と言い、これを郵便窓口で頼むことでバーコードを貼ってもらえます。160円の料金が加算されますが、不安な場合はこういったサービスを利用することをオススメします。

配達は普通郵便と同じ曜日になる

定形外郵便の配達は普通郵便と同じ扱いになるので月曜日から土曜日まで、特定の祝日のみの配達になります。再配達のお願いをする場合以外での時間指定は特にできません。また、年末年始など特定の祝日の場合は配送がされるようになっています。 ヤマトや佐川急便などその他配送業者とはまた違った対応となるため混在されやすいですが、定形外は普通郵便扱いということを覚えておくと良いでしょう。

定形外郵便は紛失時の補償がない!

上記で少し触れたように定形外郵便には追跡番号がつきません。そのため紛失してしまう、郵便事故が起きないとは言い切れないのです。仮に定形外郵便で発送した荷物を紛失してしまったとしても郵便局側の責任は問われず損害賠償は一切発生しない仕組みになっています。 届くはずの荷物が届かない、そんな場合は郵便局に依頼することで荷物の調査をしてもらうことは可能ですが、紛失された荷物が見つかるというのは難しいと言えるでしょう。万が一のことを考えるのであれば書留をつけることをオススメします。

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初回公開日:2017年11月12日

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