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本人の場合の続柄の書き方・年末調整・願書|家族構成/子

更新日:2020年08月14日

書き方・例文

役所などに提出する書類にはいろいろ書くべき項目がありますが、中でもややこしいといわれるのが本人の続柄と呼ばれるものです。本人が書く場合ならまだよいにしても、本人以外のことを書くにはどうすればよいのでしょうか?今回は、一見ややこしい続柄の書き方を見ていきます。

そもそも続柄とは?

役所などに提出する公式な書類に「続柄」と呼ばれる欄があるのを見たことがあり、そこに記入したこともある方も少なくないのではないでしょうか。それでは、この続柄とはいったいどのようなものなのでしょうか? 続柄とは、一言でいえば「親族の間の血縁関係や婚姻関係」を指す用語を意味します。つまり、一目で見ればその人が家族や親族の中で本人がどのような関係にあり、その家族や親族の中心人物(戸籍主や世帯主など)から見てどのような位置にあるかがわかるようにするための用語です。 この記事でこの後見ていくように、本人にとっての続柄は書類の作成者の立場によってさまざまに変化してきます。役所などに提出する公式な書類の作成のときになるべく混乱しないようにするためにも、本人の続柄の書き方というものをここで見ていきましょう。

続柄で使用する「親族」は民法で規定されている

続柄で使用する「親族」についてですが、血縁関係でつながっていれば誰でも記載してよい、というわけではありません。 実は親族は民法の725条に「親族の範囲」があらかじめ規定されており、その規定された親族のことを「法定親族」といいます。 法定親族は民法の中では、「六親等内の血族」「配偶者」「三親等内の姻族」と規定されています。「血族」は自分の生れた家の中で、自分と直接血でつながりのある家族のこと、「姻族」は婚姻関係を仲立ちにして血縁関係になった人々(配偶者の両親など)のことを指します。 ちなみに養子関係にあっても法的に認められたものであれば法定親族として認められ、本人との続柄の中でも養子のことを「子」として記載することができます。

「続柄」の読み方は「ぞくがら」ではない?

みなさんは「続柄」のことをどう読むでしょうか?「ぞくがら」と読む方の方が実は多いように見えます。あるアンケートでも9割近くの人が「ぞくがら」と読むという結果が出ているほどですから。 実は、「続柄」の正式な読み方は「ぞくがら」ではなく、「つづきがら」です。本来は役所の中での用語でしたが、世間一般に広まった時にこの正式な読み方ではなく「ぞくがら」の方が広まったのが「つづきがら」と読まれにくい原因とされています。 なお、国語辞書の中でも続柄の読み方として「つづきがら」ときちんと記載されており、「ぞくがら」の方は説明つきの記載がある場合で「俗な言い方」がされるか、あるいは『「つづきがら」を参照するように』という書き方がされているかという場合がほとんどです。 特にビジネスでは漢字の読みについてもその人の常識を図るバロメーターの材料にもなるため、これを機会に正式な読み方を心がけるとよいでしょう。

本人の場合の続柄の書き方はどうすればいい?

続柄の概要について簡潔に触れたところで、ここからは本人の続柄の書き方についていろいろな例を出しながら見ていきましょう。

住民票に記載する場合

住民票で本人の続柄を記載する機会といえば、進学や就職、結婚を機に親元を離れて新しい生活を始める際に、戸籍を新しく作成する場合などが挙げられます。 ここで住民票に本人の続柄を書く場合は、一人暮らしであれば「本人」もしくは「世帯主」という書き方となります。 配偶者がいる場合は「妻」「夫」と書きますが、内縁である場合は「妻(未届)」「夫(未届)」と記載します(「未届」とは婚姻届を提出していないことを意味します)。子供がいれば「子」、兄弟姉妹がいる場合は「兄」「弟」「姉」「妹」と書きます。

年末調整の場合の本人の続柄はどう書く?

毎年暮れが近づくと、主に勤務先で年末調整の話が出てきて、年末調整関係の書類の必要事項を記入するように言われる場合が少なくありません。 実は年末調整の書類には何ヶ所か本人の続柄を記入する欄がありますが、最も多くの人が書く機会があるのが一番上の欄の「世帯主の指名」の下にある「あなたとの続柄」の欄です。 世帯主本人が提出する場合であれば「本人」、その配偶者や子供が提出する場合は「夫(妻)」「父(母)」というように書いていきます。 さて、年末調整の書類の下側には扶養家族(自分が養っている家族のこと)がいる場合に扶養控除を申請する場合に記載する欄となっています。この場合は、その扶養親族が本人とどのような関係にあるかを記載します。一番上の女の子であれば「長女」、おばあさんであれば「祖母」、2番目の男の子であれば「次男」という具合です。 ちなみにこの欄で記載できるのは16歳以上の家族で、16歳未満の場合は一番下の「住民税に関する事項」欄に記載します。

確定申告の場合はどのようにすれば?

年が明けると税金関係の申告の季節になり、最寄りの役所や税務署から申告のための書類が郵送されてきます。ここでは確定申告の場合の本人の続柄の書き方について見ていきましょう。 こちらについても「氏名(申告者のもの)」欄の下にある「世帯主の氏名」欄の隣に「世帯主との続柄」欄が設けられており、ここに申告者本人と世帯主との続柄を書いていきます。申告者が世帯主である場合は「本人」、申告者が世帯主の妻である場合は「妻」と記載します。

続柄は本人との関係を書けば良いもの?

ここまでは住民票や年末調整、確定申告の書類を例に本人の続柄の書き方について見ていきましたが、もちろんこれらの書類以外にも本人の続柄を書く必要のある書類はたくさんあります。 そこでここでは基本的な続柄の書き方について見ていきましょう。

初回公開日:2017年11月15日

記載されている内容は2017年11月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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