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救急車出動にかかる費用・税金の使われてる額・保険適用か

更新日:2020年08月28日

車&バイク

5秒に1度の割合で出動している救急車は、毎年その回数を増やす傾向にあります。無料で利用できていた救急車も、費用は税金で賄われています。救急車は海外で利用すると費用は有料が当たり前です。日本でも有料化され費用がかかるとすればどうなるのかなど紹介します。

救急車が消防庁から出動して搬送するのにかかる費用は?

平成28年の救急車の出動件数は総務省の統計によると621万82件、搬送人員数は562万889人にのぼり、どちらも過去最高を記録したといいます。600万件の大台を超えたのは平成27年で、ここ数年は増加傾向にあり、今年も増えることが予想されます。 この数字は5秒に1回救急車が出動している計算になります。平成27年4月1日の時点で全国にある救急車の数は6184台、単純計算しても1年で1台1,000回以上、1日でいうと約3回は出動していることになります。いかに出動件数が多いかがわかると同時に、救急隊員の皆さんの苦労がわかります。 さてこのように毎日何度も出動している救急車ですが、費用はどれくらいかかるものなのでしょうか。今回はこの救急車が出動して搬送するのにかかる費用について、詳しくお伝えしていきます。

救急車の利用は無料なの?

救急車を利用するのに費用はかかるのでしょうか。我々が「119」へ電話をして来てもらう消防署からの救急車には、費用は一切かかりません。救急車は無料で利用できます。 ではその経費は一体どこからくるのかというと、各自治体が負担しています。つまり税金があてがわれているということです。 救急車の出動が年々増加しているということは、それだけ税金が使われているということで、自治体の負担も多くなってきていることから、今後は有料になる可能性も考えられるということです。

夜間にかかる費用について

日中でも夜間でも、我々の救急車利用は無料となっていますが、夜間など時間外に病院に運ばれた場合、病院側に支払う医療費は日中より割高になります。 これは救急車に限らず、タクシーや自家用車で病院に行った場合でも同じで、「時間外」「休日」「深夜」などの加算が含まれることがあるからです。その他に検査などにも同様な加算がかかる場合があるので、夜間に病院へ行くと、日中より割高になってしまうということになります。 今のところ、我々に直接は関係のない経費という面からみても、隊員の夜間における時間外などの人件費や手当などを考えると、日中より夜間の方が費用としても高くなっているのでしょう。

日本には民間の救急車があるの?

日本に民間の救急車があるのをご存知でしょうか。都市部では見かけられることもありますが、まだ全国的にはあまり浸透していないようで、知っている方も少ないのではないでしょうか。 救急車を呼ぶまでではないけれど、タクシーでは不安という場合に呼ぶことができる救急車のような設備が備わっている車を「民間救急車」といいます。 民間の救急車は消防署のとは違い、利用する場合はすべて有料です。走行距離や時間などで料金設定されていて、病院間の移転や、施設への移転などの医療に関することのほかに、身体が不自由な方の旅行などプライベートな用事のためにも使うことができます。 消防署の救急車のようにサイレンや赤色回転灯はついていないので、緊急走行などはできません。緊急性のあるものには対応していないので、万が一搬送中に緊急性が必要になった場合は、救急車を要請して乗せ換えるなどが行われます。 民間救急車には国土交通省の許可が必要で、「患者等搬送乗務員適任証」を持った乗務員が乗ることなどが義務付けられています。 事前に見積もりなども取れるようになっていて、料金を確認してから利用できるようになっています。

民間救急車にかかる費用は?

民間救急車を利用するには、あらかじめ設定されている料金を事前に確認することができます。民間のものということで、サービス内容や、車に搭載されている資機材もいろいろです。そのため、事業所によってかかる費用は違ってきます。

費用の一例

民間救急車は民間企業の運営となっているため、料金設定にはそれぞれ違いがあります。初乗り料金があるところもあれば、設けていない所もあったり、距離や時間は全く同じでも金額が異なったりとさまざまです。 一例を挙げてみると、おおよそかかる費用は次のようになります。走行時間は1時間、車は寝台タイプ(ストレッチャー)です。

あくまでも目安であり、そのほかに看護師が付き添ったりなど、スタッフの人数や車の種類、搭載している資機材などの使用の有無にもよっても料金は違ってきます。 料金設定は各事業所によってまちまちなので、実際に利用する場合は、サービス内容や料金などを直接事業所に連絡をして、確認するようにしてください。

運賃介護料(ケアチャージ)合計金額(円)
A社650031509650(税込み)
B社680030009800(税抜き)
C社7350324010590(税込み)

救急車で運ばれて入院した場合にかかる費用について

救急車で病院に運ばれそのまま入院ということになった場合、費用がどれくらいかかるのでしょうか。救急車で運ばれたことに対しての料金はかかりませんが、医療費として支払う金額は、どうして運ばれたのか、どのような状態でどんな診察が行われるかによっても違ってきます。 そのまま緊急手術ということもありますし、検査などでしばらく様子をみてからというものまでさまざまでしょう。 また運ばれたところが救命救急センターの場合は、1日当たりの入院費が約1万点かかるところもあるので、それだけでも金額にすれば10万円ということになります。個人負担額は3割負担だとすると、3万円はかかるということになります。 かかる費用はそれだけでなく、手術や検査をした場合はそれぞれの費用がかかり、その他に食事代や、寝具のレンタル料などがかかる場合もあります。

差額ベット代は払わなくていいケースがある!

救急車で運ばれて入院となった際、個室しか空いていないという場合に、差額ベット代は費用としてかかるのでしょうか。 基本的に病院側でそこしか空いていない場合は、差額ベット代は支払わなくてもいいことになっています。治療にどうしても必要な場合、常に監視が必要な場合なども請求されないことになっています。 入院する際に差額ベット代がかかる場合は、患者側から同意書にサインしてもらうことになっています。後でトラブルにならないためにも、自分から個室を希望していない場合は「個室は希望していません」という意思を、しっかり病院側に伝えることが大切です。 以前、差額ベット代が払えないということを伝えたら、別の病院に転送されたというケースがありましたが、これは病院側の間違いであって、その時に担当していた職員の教育不足だと、後日病院から謝罪の連絡があったということです。

初回公開日:2017年11月09日

記載されている内容は2017年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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